【レポート】明治学院大学 課外講座 「伝わる」ためのちょっとした表現力のコツ 〜 言葉とビジュアル・佇まいのデザイン ~

コラム

2014.01.22

こんにちは。ディレクターの山下です。

2013年12月20日、明治学院大学様「課外講座」にて、弊社AZグループの川崎紀弘(AZホールディングス 執行役員/amu総合研究所 主席研究員)が講師を務めました。

明治学院大学様では、様々な企業のCSR活動やサービスとのコラボレーションによる「課外講座」が行われています。そのテーマは幅広く、「『化粧』で人は救われる」講座(株式会社資生堂 様)、『家計管理』セミナー(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 様)など、授業や部活動、就職活動だけによらない視点で、学生生活が豊かになるきっかけが提供されています。

コンセントでは、明治学院大学の広報誌『白金通信』(⇒ 事例紹介ページへ)、交友会会報誌『Do for Others』などの制作を担当させていただいております。そのお付き合いから今回お声がけをいただき、講座を行いました。

コンセントがお届けしたテーマは、「編集デザイン」。
「編集」「デザイン」というと、ちょっとトガった一部の人が行うイメージがあるかもしれません。しかし、編集デザインの手法は、学生の方にとっても論文の論理構造の整理や、パワーポイントでの企画書づくり、SNSでの投稿など、日常の何気ないシーンに活きてきます。
ヒントは、「情報の受け手を意識する」こと。そんな、日々のコミュニケーションに役立てる視点で、編集デザインを体感してもらいました。

今回の講座では、特に身近な「文字」のデザインにフォーカス。弊社の制作事例から男性向けファッション誌や女性向けお料理雑誌の例、また、プロダクトやサービスの広告を紐解き、ターゲットや媒体・目的に沿って、言葉選びやフォント、ウェイト、細かな字間調整などが行われていること、そして、文字だけでも与えるイメージに違いがあることを実感してもらいました。

身近にある編集デザインの例の紹介。

 

ワークショップでは、巷で見かける “ちょっと伝わりにくい” 広告をサンプルに、学生さんにそのキャッチコピーやレイアウト案を考えてもらいました。ラフづくりから、フォントやウェイト選びまで、illustratorでの作業画面を見ながら体験。悩みながらも一人ひとりが、読み手の体験を想像し、それにふさわしい表現を考え、発表してくれました。
大胆なレイアウトや、韻を踏んだコピーなど、学生さんらしいみずみずしい発想がいくつも見られ、講座をする側でありながら、表現の未来が感じられる時間でもありました。

ワークショップの様子。楽しみながら和やかに進みました。

 

ワークショップを終えた後は、世の中の「伝え方の変化」の振り返りを。ここ数年の広告映像などを見てもらい、その表現のあり方や変遷を感じてもらいました。商品やサービスの特徴を列記するのではなく、暮らしの中でどう役立つか見せるCMが近頃多くみられますね。表現は、モノから体験へ。デザインには、時代の空気が反映されています。逆に、それを読み解くと、流行に乗ることのメリット、また別の方法を投じる意義も見えてくることでしょう。

限られた時間の中でしたが、「今度はビジュアルの講座をやってほしい!」という嬉しいお声や、「こういう仕事って、美大卒とか専門卒じゃなくてもできるんですか?」という質問も。日々の生活において、今後の社会生活に向けて、新たな視点をもってもらうことができ、とても嬉しく感じています。

ディレクターの私にとっても、自分自身の日々の仕事の棚卸しし、また、コンセントのCSRの形を考える、いいきっかけになりました。明治学院大学の皆様、ありがとうございました。

 

【関連リンク】
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