セミナー・イベント

開催日:2015.7.30(木)終了しました

日経コンピュータ主催「サービスデザイン思考」実践ワークショップ 登壇のお知らせ

7月30日に、ITエンジニアの方を対象としたサービスデザインを学ぶワークショップを開催。長谷川と大崎が登壇します。

講演と演習を通してサービスデザインを体系的、実践的に学ぶ「〜ITエンジニアのための“新提案力”強化プログラム 使いたくなるシステムを作るためのセオリーが分かる〜 サービスデザイン思考 実践ワークショップ」が日経コンピュータ主催にて7月30日に開催、コンセント代表/インフォメーションアーキテクトの長谷川敦士と、取締役/サービスデザイナーの大崎優が登壇します。

システムの設計・開発・構築には、要求を整理し、要件を定義し予算を確保した上で、実際のステークホルダーを管理しながらプロジェクトを進行する能力が求められます。

しかしながら本来はもっと源流にさかのぼり、「そもそもカスタマーは誰か」「どんなサービスなのか」「どのような価値提供をすべきか?」 といった部分から検討し、そこに最適化されたシステムやインタフェース、ユーザー・カスタマー体験を創り出す必要があるはずです。

一方、頭ではわかっていても、現実には「ではどうすればよいのか」といった具体策はなかなか思いつかないもの。従来のシステム開発の枠内で考えてしまうと、そこから飛躍したアイデアを創出するのは難しいのではないでしょうか。

「サービスデザイン思考」は、「設計(デザイン)とは何か」「考えられうる最高のサービスとは何か」といったことを考える過程において有効なものです。

本ワークショップはこの「サービスデザイン思考」を、半日をかけて学んでいただける内容となっています。

長谷川による講演「サービスデザインの基礎を学ぶ」では、サービスデザインの概論と、カスタマー体験価値の向上に必要な考え方をご紹介します。

その後、大崎による2つの演習、「カスタマー体験を可視化し、サービスを設計する」と「サービス基点で顧客接点となるアプリケーションをデザインする」にて、実際に手を動かしカスタマージャーニーマップの作成方法の基礎を学びながらカスタマー体験の設計思想を身につけていただき、体験価値を最大化するアプリケーションのアイデアを創出、ペーパープロトタイプを作成して、参加者間で相互評価をしていただきます。

さらに総括として、今後身につけるべきスキルとはなにかを議論します。

顧客から求められ、使われ続けるサービスを創出できるITエンジニアになるために、ぜひ本ワークショップにご参加ください。

[ 〜ITエンジニアのための“新提案力”強化プログラム 使いたくなるシステムを作るためのセオリーが分かる〜「サービスデザイン思考」実践ワークショップ ]

日時 2015年7月30日(木)13:00〜17:30(開場12:30)予定
会場 エッサム神田ホール 4階・大会議室[401](東京・神田)
受講対象者 システム構築に携わる若手・中堅ITエンジニア
定員 40名(先着順・満席となり次第締切となります)
※最少開催人数:20名
受講料 35,000円(税込)
※お申し込み後のキャンセル、ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
主催 日経コンピュータ
お申し込み・詳細情報 日経BP社の本ワークショップページにてご確認ください。
http://coin.nikkeibp.co.jp/coin/itpro-s/seminar/nc/150730/

[ プログラム ]

13:00〜13:05
開催挨拶
13:05〜14:10
(65分)
講演1「サービスデザインの基礎を学ぶ」(講師:長谷川 敦士)
14:10〜15:20
(70分)
演習1「カスタマー体験を可視化し、サービスを設計する」(講師:大崎 優)
15:20~15:30
(10分)
休憩
15:30~17:05
(95分)
演習2「サービス基点で顧客接点となるアプリケーションをデザインする」(講師:大崎 優)
17:05~17:30
(25分)
総括「本日のワークショップを通して学んだことの意見を交換する」(講師:大崎 優) ※プログラム内容・講師は予告なく変更となる場合があります。あらかじめご了承願います。

スピーカープロフィール

長谷川 敦士(はせがわ・あつし)

株式会社コンセント 代表取締役/インフォメーションアーキテクト

東北大学理学部物理学第二科卒業。東北大学大学院理学研究科物理学専攻博士前期課程修了(理学修士:素粒子物理学)。東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程修了(学術博士:認知科学)。
情報アーキテクチャ設計を専門分野としながら、サービスデザイン、ユーザー体験デザインを実践。著書に『IA100 ユーザーエクスペリエンスデザインのための情報アーキテクチャ設計』(BNN新社)、監訳書として『THIS IS SERVICE DESIGN THINKING. Basics – Tools – Cases 領域横断的アプローチによるビジネスモデルの設計』(BNN新社)、『デザイニング・ウェブナビゲーション』(オライリージャパン)などがある。
武蔵野美術大学、多摩美術大学、産業技術大学院大学非常勤講師。Service Design Network(SDN)National Chapter Boardおよび日本支部共同代表。NPO法人人間中心設計推進機構(HCD-Net)理事。情報アーキテクチャアソシエーションジャパン(IAAJ)主宰。

スピーカープロフィール

大崎 優(おおさき・ゆう)

株式会社コンセント 取締役/サービスデザイナー

武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。
ユーザーがさまざまなステップや接点を経て体験する一連のプロセスを「サービス」であると捉え、顧客体験(カスタマーエクスペリエンス)を基点として事業全体を再構築するサービスデザインを実践。コンセント Service Design division 担当役員、サービスデザイナーとして、大手企業をクライアントとした新規事業開発支援、製品・サービスのデザイン、開発フロー構築支援などを行う。また、武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジとの共同プロジェクトや、生活者・行政・企業・クリエイターが参画する共創型のプロジェクト「子育てママ*リビングラボ」をはじめ、講演やワークショップ、寄稿を通じ、サービスデザインの普及・啓蒙活動、デザインによる社会的問題の解決に取り組んでいる。

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