セミナー・イベント

開催日:2017.8.3(木)終了しました

ビズジェネ・ワークショップ「サービスデザインの現場から ~カスタマージャーニーマップの役割とそのつくり方」登壇のお知らせ

過去数回開催している、ビズジェネ・ワークショップ「サービスデザインの現場から~カスタマージャーニーマップの役割とそのつくり方~」。2017年8月3日開催のワークショップに、サービスデザイン事業部の赤羽、大石、稲葉が登壇します。

カスタマージャーニーマップで、製品・サービスに顧客視点を導入する

ビジネスにおけるデザイン思考の活用や、新しい製品やサービスを考えるうえでの顧客視点とビジネス視点の双方からの価値創出は、共にその重要性が世の中で語られて久しいです。しかし、実際に自社の製品やサービスを考える際に、どのように顧客視点を取り入れたらいいのか、最初の一歩にとまどうことも多いのではないでしょうか。

そうした中で、顧客の体験を可視化し、企業がビジネス視点だけではなく顧客視点からも課題を発見して施策を検討するための手法のひとつに、「カスタマージャーニーマップ」があります。この手法は、顧客体験を基点として事業全体を再構築する「サービスデザイン」において、現状分析やプランニングのためによく用いられています。

ビズジェネ・ワークショップ「サービスデザインの現場から~カスタマージャーニーマップの役割とそのつくり方~」では、まずサービスデザインの概要から、その中でカスタマージャーニーの果たす役割、どのような観点で作成するとより良い結果に繋がるかといった、レクチャーを行います。その上で、実際にカスタマージャーニーマップを描き、サービスを設計するワークを行うことで、カスタマージャーニーマップについての実践的な理解を目指します。

講師はコンセントのサービスデザイナーの赤羽太郎、大石拓馬、稲葉志奈が務めます。

新規事業開発や製品開発のプロジェクトにおいて、サービスデザインを多数実践するなかで、クライアントの課題や目的に合わせてさまざまなカスタマージャーニーマップを作成してきた経験をもとに、顧客視点を取り入れることの重要性や、ビジネスの現場での実践方法をご紹介しながら、カスタマージャーニーマップの作成方法から活用方法まで解説いたします。

本講座で身につくこと
  • サービスデザインについての基礎的な理解
  • カスタマージャーニーマップについての基礎的な理解
  • カスタマージャーニーマップの作成方法と活用方法
  • 顧客視点とビジネス視点双方からサービス設計を行う体験
  • チームで合意形成を行いながらプロジェクトを進める体験

本講座の受講対象者
  • サービスデザインについて、より理解を深めたい方
  • カスタマージャーニーマップについて、より理解を深めたい方
  • 新規事業開発や商品企画などをお仕事にされている方
  • ビジネスにおいて、顧客視点を導入したいと考えている方
  • 組織内で人間中心設計のマインドを浸透させたいと考えている方
※カスタマージャーニーマップを作成した経験がない方への入門講座として特におすすめします。

事前に「サービスデザイン」についての理解を深めたい方へ
本講座の講師を務める赤羽、大石、稲葉が所属する、サービスデザインを専門とするコンセントのチーム、 Service Design Div. では、プロジェクトの事例や、イベント・勉強会などの取り組み、サービスデザインに関するトピックなどの情報を発信する 『Service Design Park』というメディアを運営しています。ぜひ気軽にご覧いただき、多方面からサービスデザインやカスタマージャーニーマップについて考察する場としてご活用ください。
http://sd-park.tumblr.com/

[ 開催概要 ]

セミナー名 サービスデザインの現場から~カスタマージャーニーマップの役割とそのつくり方
日時 2017年8月3日(木) 10:00~18:00(受付開始は9:30)
会場 株式会社翔泳社 セミナールーム
〒160-0006 東京都新宿区舟町5 (地図
受講料 54,000円(税抜価格50,000円)
主催 株式会社翔泳社「BizGene(ビズジェネ)」編集部
タイムテーブル等の詳細情報、お申し込み ビズジェネ・ワークショップページにてご確認ください。
http://event.shoeisha.jp/bizgenews/20170803/
※お申し込みの前に、ビズジェネ・ワークショップページに記載の留意事項をご確認お願いいたします。
赤羽太郎のプロフィール写真

スピーカープロフィール

赤羽太郎(あかばね・たろう)

株式会社コンセント サービスデザイナー

国際基督教大学教養学部人文科学科卒。顧客視点での新規サービス事業開発や体験デザイン、またそれを生み出す組織やプロセスを作るコンサルティングに従事。Service Design Div.の大規模プロジェクトにおいて多数リードを務めている。UX/SD 関連セミナー登壇や国内外でのService Design Networkの活動のほか、UX Tokyo の Rosenfeld Media の UX 関連書籍の翻訳チームにも参加。飛び込み営業が社会人としての原体験であるため、泥臭いプロセスもわりと得意である。 HCD-Net 認定人間中心設計専門家。
[執筆コラム・翻訳書]
Service Design Park|はたらける美術館ではたらいて、サービスデザイン的に考察してみる(前編)
ラボ|サービスデザインはビジネスを再設計し、問題を解きほぐすアプローチ
ブック|『サービスデザイン ユーザーエクスペリエンスから事業戦略をデザインする』(翻訳)
『SF映画で学ぶインタフェースデザイン – アイデアと想像力を鍛えあげるための141のレッスン』(翻訳)

スピーカープロフィール

大石拓馬(おおいし・たくま)

株式会社コンセント サービスデザイナー/ディレクター

京都工芸繊維大学デザイン経営工学課程卒。
大学ではプロダクトデザイン、UIデザインと同時に経営と工学を横断的に学び、ビジネスモデルの構築やマーケティングプランの設計など、幅広い視野からものづくりを手掛ける。コンセントでは、エスノグラフィ調査を用いた顧客視点での価値提案の探索や、ワークショップのファシリテーションなどを通じて、企業の新規事業開発や製品開発を手掛ける。WEBサイト/アプリ開発におけるUX戦略策定やUIデザイン、ディレクション業務も行う。
[執筆コラム]
Service Design Park|サービスデザインの実践 新入社員1年目レポート

スピーカープロフィール

稲葉志奈(いなば・しな)

株式会社コンセント サービスデザイナー

京都工芸繊維大学デザイン経営工学課程卒。
大学ではプロダクトデザインを専攻しながら、製造プロセスや工学的知識・マネジメントなどを幅広く学ぶ。コンセントではその経験を生かし、企業のサービス開発や製品開発の支援から、実制作のディレクションまで一貫して行う。仮説検証を繰り返しながら合意形成のスピードを上げるプロトタイピングも得意とする。

ページの先頭に戻る