株式会社コンセントは、「UXD initiative」の趣旨に賛同し、各種実験的活動のコーディネートおよび会場を含むリソースの提供を通じ、協力していくことになりました。
UXD initiativeは、ユーザーエクスペリエンスデザインの研究と実践を行う目的で、千葉工業大学を拠点に5月20日に発足したユーザーエクスペリエンスデザインの研究会です。
発足の背景には、近年、より良いユーザー体験(UX: User Experience)を実現するデザイン(UXD)への関心が高まっている一方、UXやUXDを研究分野としてとらえた本質的な議論があまり行われてきていないということがあります。
UXD initiativeでは、部署や職種名としてのUXを超え、さまざまなバックグラウンドを持つSIG(Special Interest Group)リーダーが活動を牽引していきます。
具体的な活動としては、各SIGリーダーによる毎月開催の研究会や、研究内容の公開や情報提供が予定されており、コンセントからは、長谷川敦士(代表・インフォメーションアーキテクト)が、SIGリーダーとして参加します。
コンセントではこれまでも、業務や自主研究から得られた情報アーキテクチャやユーザーエクスペリエンスデザインに関するノウハウやプロセスを、Webサイトや国際カンファレンスなどで広く公開していますが、今後はそれらに加えUXD initiativeの活動を通じ、UXに関心を寄せる企業や個人のニーズに応えながら、日本全体のUXに関する知見の集積への寄与を目指し、また世界への発信も踏まえた活動を行っていきます。
UXD initiavie
- 目的: ユーザーエクスペリエンス分野の実用的な研究と実践
- 活動概要:
- 各SIGリーダーが毎月研究会を開催
- 研究会の内容や成果を広く公開・情報提供
- SIGリーダー: ◯ Pattern Language / Information Architecture
- 活動拠点:
- 千葉工業大学(津田沼キャンパス)
- クリエイティブスペース「amu」(恵比寿)
- 協力:
- 株式会社コンセント
- 人間中心設計推進機構(HCD-Net)
- ローカリゼーションマップ研究会(JIDA東日本ブロック・デザインプロセス委員会)
- 事務局: 千葉工業大学 安藤昌也、山崎和彦
- 公式ブログ:
長谷川敦士(株式会社コンセント 代表/インフォメーションアーキテクト)
◯ Culture / Business / Localization
安西洋之(モバイルクルーズ株式会社 代表取締役 ビジネスプランナー)
◯ Design / Platform
山崎和彦(千葉工業大学 教授)
◯ Ethnography / Evaluation
安藤昌也(千葉工業大学 准教授)