コンセント、マネーフォワード社とのパートナーシップを開始
~Fintech分野におけるUX戦略策定に向けた共同プロジェクトチームを発足~
株式会社コンセント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:籔内康一、以下「コンセント」)は、デザインを通じてサービスの提供価値やユーザー体験の向上を支援するため、お金のプラットフォームを提供する株式会社マネーフォワード(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:辻庸介、以下「マネーフォワード社」)とのパートナーシップを開始いたしましたことをお知らせいたします。
コンセントは、ユーザーに対していかに価値を提供できるか、に重きを置き、「ユーザー体験」を軸にビジネス視点とユーザー視点の両方から事業全体をリフレームするサービスデザインを実践しています。マネーフォワード社は、多様化するユーザーニーズに的確に応え、「お金の課題を解決する」サービスの開発・提供を進めるために、すでに組織的にUX意識の浸透、実践に取り組んでいます。Fintech(※1)分野に注目が集まるなか、より一層の強化を迅速に図る必要性があることから、今後は、UXの知見が豊富で国内外のサービスデザイン事例に精通しているコンセントが、マネーフォワード社のUXおよびコミュニケーション全体の戦略策定パートナーとしてサポートしてまいります。
なお、取り組みの具体例としては、以下を予定しています。
- 事業におけるユーザー体験の課題共有と施策検討
- 課題に対する解決指針策定のための短期ワークショップの開催
- UX改善の取り組みプロセスと結果のレビュー
コンセントは、企業や組織がデザインを活用して提供サービスの価値向上を実現できるよう、クライアント支援のほか、社会へのデザインの普及にも取り組んでまいります。
※1「Fintech」:Finance(ファイナンス)とTechnology(テクノロジー)を組み合わせた造語であり、金融サービスのあり方を、テクノロジーの力で利用者志向の効率的な仕組みへと変えていく取り組みです。
代表取締役/インフォメーションアーキテクト 長谷川敦士のコメント
このたび、マネーフォワード社とコンセントは、マネーフォワード社のUX領域における活動に対して、パートナーシップを結ぶこととなりました。
昨今のFintech領域の発展は、我々の生活に対して大きな変化をもたらそうとしています。この生活の変化は、今後我々のお金というものに対しての価値観すら変えてしまうポテンシャルを秘めています。そういったなか、生活者とFintechのタッチポイント(接点)となるマネーフォワード社は、新しい体験の可能性に満ちています。
今回、マネーフォワード社とのパートナーシップを通じて、コンセントではこういった新しい生活者体験の可能性を探索し、新しいサービス開発の方法論と、それを支えるための組織デザインについて、モデルをつくっていきたいと考えています。これからの両社の取り組みに、どうぞご期待ください。
マネーフォワード社 代表取締役社長CEO 辻庸介氏のコメント
「デザインで企業や社会の問題を解決する会社」として著名なコンセント様と素晴らしいパートナーシップをスタートすることができ、大変光栄です。当社は創業以来、「お金の課題を解決する」をミッションとしてサービス創りを進めてまいりました。自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」は350万人の方に、ビジネス向けクラウドサービス「MFクラウドシリーズ」は50万ユーザーの方にご利用いただけるサービスへと成長いたしました。
今後、さらに多くの方にご利用いただくにあたり、再度原点に立ち返り「ユーザーの皆様が本当の課題を解決できるサービスとは何か?」「心に残る、心を動かす体験とは何か?」ということに対して、更に真摯に取り組んでいく必要があると考えております。ユーザーの皆様に伝えるための“体験”のデザインや、継続した関係作りのための"しくみ"のデザインを提供されているコンセント様と共同でサービスデザインに関するアプローチを検討することによって、より利便性が高く、より楽しくご利用いただけるサービスへと育てていけると考えております。引き続き、より多くの方がお金の悩みから解放され、より充実した時間を過ごせるような最高のサービスをご提供できるよう、邁進してまいります。