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千葉工業大学の授業「情報デザイン演習3」を、サービスデザイン事業部が支援

コンセントのサービスデザイン事業部(Service Design division)では、サービスデザインアプローチでの課題解決を通して実践的な情報デザインのスキルを磨くことを目的とした、千葉工業大学 先進工学部 知能メディア工学科(教授:山崎和彦氏、安藤昌也氏)の2017年度の3年次専門科目授業の1つ「情報デザイン演習3」を支援しています。

写真:千葉工業大学授業支援の様子(その1)

「情報デザイン演習3」は、企業が提示するテーマに対し、サービスデザインの視点やプロセスを活用して、モノ(プロダクト、グラフィック、情報等)とコト(サービス、しくみ、構造等)をデザインすることで、以下のプロフェッショナルな人材に必要な「実践的な、情報デザインのスキル」を磨いていくことを目的として千葉工業大学にて実施されている授業です。2017年度は2017年9月から2018年1月の期間、行われます。

    《実践的な、情報デザインのスキル》
  1. 1. インフォメーションデザイン=IA、インストラクションデザイナー
  2. 2. クリエイティブデザイン=デザイナー(空間、プロダクト、デジタル、グラフィック)
  3. 3. 人間中心設計=ユーザビリティエンジニア、UXデザイナー
  4. 4. サービスの実装=サービスに関連する設計者、技術者、プログラマー
  5. 5. サービスの企画=サービス企画担当、デザインディレクター

写真:千葉工業大学授業支援の様子(その2)

本授業において、コンセントのサービスデザイン事業部は、千葉工業大学 先進工学部 知能メディア工学科の山崎教授、安藤教授とともにテーマを検討し、株式会社LIXIL様と株式会社イトーキ様に協力を依頼。両社にご協力いただきながら具体的な課題を設定し、オリエンテーションを実施。現状調査、コンセプトメイキング、ユーザー評価、コンセプトの具体化という一連のプロセスを回しながら、「ヒト」「モノ」の視点だけではなく「ビジネスとして成立するか」という視点で課題に取り組む学生に対し、サービスデザインの専門家・実践者としてアドバイスやレビューを行っていきます。


コンセントでは2015年度から協力しており(過去の科目名称は異なります)、授業支援を通し、顧客とビジネスの双方の視点をもち、人や組織、社会の文脈に沿ったよりよい体験価値を提案できる人材を育成したいと考えています。

[ 株式会社コンセント サービスデザイン事業部(Service Design division)について ]

コンセントのサービスデザイン事業部は、企業の新規事業開発やサービス開発に対して、サービスデザインアプローチでの支援を行う専門チームです。 エスノグラフィ調査による、事業・サービスにおけるユーザーへの価値提案(バリュー・プロポジション)の探索から、サービス・事業戦略立案、UXデザイン、プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、コンテンツ制作まで支援しています。

また、日本におけるサービスデザインの普及・啓蒙のため、以下の活動を行っています。
  • サービスデザインの可能性をさまざまな角度から考えるメディア『Service Design Park』の運営
  • サービスデザイン関連書籍の監訳、監修、翻訳
  • メディアへのサービスデザイン関連原稿の寄稿
  • オープンな勉強会「Service Design Salon」の運営
  • サービスデザインの国際組織Service Design Networkの日本支部が主催する「Service Design Japan Conference」の運営支援
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