2018年8月22日にビー・エヌ・エヌ新社より書籍『UX・情報設計から学ぶ計画づくりの道しるべ』が刊行されます。
本書は米国のインフォメーションアーキテクト/UXコンサルタントであるPeter Morville氏による『Planning for Everything: The Design of Paths and Goals』(2018年発行)の翻訳書です。 同氏はベストセラーとなった書籍『Information Architecture(邦題|情報アーキテクチャ 第4版、オライリージャパン、2016年発行)』の共著者の1人でもあります。
本書において、「計画づくり=プランニング」はプロジェクトを成功に導くため「パス(道のり)とゴール(目標)をデザインすること」と定義され、その指針となる手法としてSTAR FINDERという枠組みが解説されます。
STARとは「共有しながら(Social)、具体的に(Tangible)、すばやく(Agile)、振り返りながら(Reflective)」であり、各ステップにおいて常に意識すべき4つの原則を表しています。またFINDERとは「枠組みを決める(Framing)、想像する(Imagining)、絞り込む(Narrowing)、決断する(Deciding)、実行する(Executing)、振り返る(Reflecting)」であり、ゴールに至るまでの6つの実践の手法を意味します。
UI/UXに携わる方はもちろん、プロダクトやサービス開発の場面など、あらゆるプロジェクトにおける計画づくりに役立てられる1冊です。
日本語版刊行にあたり、コンセント代表取締役社長/インフォメーションアーキテクトの長谷川敦士が本書巻末に解説を寄稿しています。
《書籍情報》
『UX・情報設計から学ぶ計画づくりの道しるべ』
- ■著者:ピーター・モービル
- ■翻訳:高崎拓哉
- ■解説:長谷川敦士[Concent, Inc.]
- ■日本語版ブックデザイン:中澤耕平[STUDIO PT.]、寺脇裕子
- ■仕様:B5版変型/208ページ
- ■出版社:ビー・エヌ・エヌ新社
- ■ISBN:978-4-8025-1110-0
- ■発売日:2018年8月22日
- ■定価:本体2,200円+税