株式会社コンセント(本社:東京都渋谷区、社長:長谷川敦士、以下「コンセント」)とコクヨ株式会社(本社:大阪市、社長:黒田英邦、以下「コクヨ」)は、リアル空間とバーチャル空間を掛け合わせた働き方を社会に提案していくための「ハイブリッドワークプレイスに向けた3D空間構築」の実証実験を行っています。
バーチャル空間とリアルの会議室をリンクさせ、オンラインを含めた会議体験を向上させるためのプロトタイプ。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大をきっかけに、組織的なテレワークの導入が急速に広がったことで、場所や時間を含めた働き方に対する価値観が変化してきました。デジタル技術を活用したオンラインベースの仕事の環境が整い、テレワークでの仕事が当たり前となっています。
今回、コンセントとコクヨで実証実験中の「ハイブリッドワークプレイスに向けた3D空間構築」は、こうした状況下における物理的なオフィスのあり方をあらためて考え直し、社会に提案していくためのものです。
コクヨがもつオフィス空間の構築やワークスタイル提案の実績や知見と、コンセントがもつ体験デザインやVR空間構築の実績や知見を掛け合わせて、リアル空間とバーチャル空間それぞれでしかできない体験価値を組み合わせた新しいオフィス空間を構築し、これからの新しいオフィスのあり方を提案していきます。
「2023 KOKUYO FAIR」でハイブリッドワークプレイスに向けた3D空間を体験できるプロトタイプを展示
このハイブリッドワークプレイスに向けた3D空間を体験いただけるプロトタイプを、2022年11月7日(月)~11月18日(金)にコクヨ東京品川オフィスで開催される「2023 KOKUYO FAIR」で展示いたします。以下のプロトタイプを体験いただける予定です。
デジタルツイン(※1):オンサイトとオンラインの参加者の体験の差を埋める
コクヨ東京品川オフィス「CAMPUS」10階の1フロアをVR上で再現し、リアルの参加者とバーチャルでの参加者によるひとつの空間でのコミュニケーションを体験いただけます。
※1 デジタルツインとは、物理空間(現実世界)に実在しているものと同様のデータを仮想空間(バーチャル)上で構築し、物理空間と仮想空間の双方向のインタラクションを目指すものです。
バーチャルならではの空間体験から得られる新たなコミュニケーション
バーチャル空間は設計の自由度が高く、レイアウト変更や別空間への移動も簡単に行うことができます。そのようなバーチャルならではの特性を生かした非日常なコミュニケーションを体験いただけます。雑談を促すような酒場を模したフロアやプロジェクトの経緯を理解するための巨大なホワイトボードに囲まれたフロアなど、従来の会議体験では得られないコミュニケーションを促進する効果が生まれることを狙っています。
コクヨ東京品川オフィス「CAMPUS」10階の1フロアをVR上で再現した空間と、現実のフロアを会議システムでリンクさせ、双方向のコミュニケーションを可能にしている。
VR空間上で描画可能なホワイトボードを用いて、オンライン上でも豊かなディスカッションを行えるようにしている(リアルアバター制作:青山3Dスキャンスタジオ)。
酒場のような雰囲気の空間で、カジュアルなコミュニケーションを円滑にしている。
「2023 KOKUYO FAIR」(東京会場)概要
開催日程:2022年11月7日(月)~11月18日(金)
会場:コクヨ東京品川オフィス(THE CAMPUS)
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