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開催日:2020.11.27(金), 2020.11.28(土)終了しました

「HCD-Netフォーラム2020」で長谷川敦士が倫理規定検討ワーキンググループのオープンディスカッションを担当

コンセントの代表取締役社長でインフォメーションアーキテクトの長谷川敦士が副理事長を務める特定非営利活動法人人間中心設計推進機構(以下、HCD-Net)による「HCD-Netフォーラム2020」が今年も開催されます。

今年のテーマは「ニューノーマル ~誰も取り残さない未来へ~」。2020年11月27日(金)、28日(土)の2日間にわたりフルオンライン形式で開催され、初日には基調講演や特別セッション、学術奨励賞やHCD-Net AWARD2020の表彰式が、2日目にはパラレルセッション、2020年度冬季HCD研究発表会やスペシャルセッション等が予定されています。

長谷川は2日目の11月28日(土)のパラレルセッションの1つ「S3.HCDと倫理」を担当。2020年4月に設立したHCD-Net 倫理規定検討ワーキンググループの活動報告や、篠原稔和理事長とワーキングメンバーのパネルディスカッション、参加者の皆さまとのオープンディスカッションを通し、HCD-Netが考えるべき倫理トピックの紹介やその内容についての議論を行う予定です。

長谷川の担当セッション概要

■2020年11月28日(土)10:00〜12:00 パラレルセッション
S3.HCDと倫理(倫理規定検討WG)

【概要】
HCD/UXは社会において重要な役割を占めるようになり、ビジネスにおいても主要なトピックになってきました。HCDはすでに「あったらいい」ものではなく、「なければならない」ものとなっています。
また、HCDをめぐる活動においても、正しさや配慮、いわゆる「倫理」が求められる社会的な要請もあります。
こういった「倫理」は、われわれHCD実践者にとってみるとさまざまな意味をもっています。HCD、そしてHCD-Netとこの倫理を考えるにあたって、HCD-Netでは2020年4月にワーキンググループ(WG)を設立しこの半年検討を行ってきました。
そこからは、いわゆる調査・研究の際にもとめられる倫理的視点、あるいはわれわれが生み出すプロダクトやサービス自体が持つべき倫理的観点といったものまで幅広い観点があることが見えてきました。
また、WGで見いだした視点は、潜在的に社会で求められているものでありながら、まだ顕在化していないものも多く、HCD-Netのようなコミュニティであり業界団体が率先して社会に提言を行っていくべきであるという意義も見えてきました。
本セッションでは、WG活動から見いだされた、HCD実践者、そしてHCD-Netが考えるべき倫理トピックを紹介し、その内容について議論を行います。
HCD-Net会員のみなさん、HCD専門家のみなさんといっしょに議論をしていきたいと思っております。みなさんのご参加をお待ちしております。

【プログラム】

  • 課題意義とWGの活動報告:長谷川敦士

  • アンケート結果の共有:飯尾淳

  • パネルディスカッション:篠原理事長+WGメンバー

  • オープンディスカッション:参加のみなさまと

【こんな方におすすめ】

  • HCD専門家、HCDスペシャリスト

  • HCD/UX実践者

  • 組織でのUX実践を推進する方

  • HCDの倫理に関心のある方

【企画・ファシリテーター】

HCD-Net 倫理規定検討ワーキンググループ
(長谷川敦士、早川誠二、飯尾淳、飯塚重善、辻岡啓司)

【参加者への注意事項、事前準備等】

HCD-Net会員のみなさんは、事前に配布したアンケートにご協力ください。
当日はオープンディスカッションにてみなさまと今後のHCD-Netとしての倫理規定等について議論をしたいと考えております。

※敬称略

[ 開催概要 ]

イベント名称 HCD-Netフォーラム2020「ニューノーマル ~誰も取り残さない未来へ~」
日時 2020年11月27日(金)、28日(土)
  • 27日(金)9:20~Zoom開始
  • 28日(土)9:45~Zoom開始
形式 フルオンライン開催
参加費 種別により異なります。詳細はHCD-Netフォーラム2020ページ(Peatix)にてご確認をお願いいたします。
主催 特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構
詳細・お申し込み HCD-Netサイト内ページにてご確認をお願いいたします。

スピーカープロフィール

長谷川 敦士(HASEGAWA Atsushi)Ph. D.

株式会社コンセント 代表取締役社長/武蔵野美術大学造形構想学部/大学院造形構想研究科 教授 Service Design Network 日本支部共同代表/人間中心設計推進機構(HCD-Net)副理事長

東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。「わかりやすさのデザイン」であるインフォメーションアーキテクチャ分野の第一人者。2002年に株式会社コンセントを設立。企業ウェブサイトの設計やサービス開発などを通じて、デザインの社会活用、デザイン自体の可能性の探索を行っている。2019年、武蔵野美術大学造形構想学部/大学院造形構想研究科教授に就任。サービスデザインやインフォメーションアーキテクチャの専門家として、経済産業省「高度デザイン人材育成研究会」(座長)をはじめとした各種委員や革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)ビジョナリーメンバーなどを務める。2020年8月より、政府CIO「デジタル・ガバメント技術検討会議」デザインタスクフォースメンバー。
『This is Service Design Doing サービスデザインの実践』(ビー・エヌ・エヌ新社)をはじめ、著書や監訳書多数。

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