日本デザイン学会「第70回春季研究発表大会」で、長谷川敦士、青木由季、荒尾彩子、内田絢斗、川岸亮平、高石有美子、山本泰子が研究内容を発表

2023年6月23日（金）から25日（日）の3日間、芝浦工業大学豊洲キャンパスで開催される日本デザイン学会「第70回 春季研究発表大会」で、コンセントの長谷川敦士、青木由季、荒尾彩子、内田絢斗、川岸亮平、高石有美子、山本泰子が、「サービスデザイナーによるデザイン教育の実践」をテーマにしたポスター発表を行います。

日本デザイン学会は、会員相互の協力によってデザインに関する学術的研究の進歩発展に寄与することを目的として、1953年に設立された日本学術会議登録・認定の学術団体です。毎年開催され70回目を迎える今年の春季研究発表大会では、「これからの学びはどうデザインするのがよいか？」をテーマに、3日間にわたり基調講演や口頭発表、オーガナイズドセッション、ポスターセッションなどが予定されています。

長谷川以下7名によるポスターセッションでは、サービスデザイナーがデザインの実務を通して得た知見をもとに児童向けのワークショップ「おしごと体験」として企画・実施した研究内容とそこから得られた成果について発表予定です。この研究は、デザイン教育が必要不可欠になっている一方で、高校までの課程の中でデザインを学べる機会はほとんどないという現在の日本の背景を受け、デザインの体系的な知識や経験が十分ではなくともワークに取り組み、デザイン態度を学べることを目的としたものです。

また長谷川は、オーガナイズドセッション「サービスデザインの未来と人材像」にパネリストの一人として登壇し、武蔵野美術大学 岩嵜博論教授とともに「トランジションデザインによる参加意識の形成」をテーマにした口頭発表も行う予定です。