セミナー・イベント

開催期間:2025.7.4(金)〜 2025.7.6(日)

「ひらくデザインリサーチ展2025—未知の輪郭をたぐる」を開催

「ひらくデザインリサーチ展2025—未知の輪郭をたぐる」のメインバナー
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2025年7月4日(金)〜6日(日)の3日間にわたり、株式会社コンセントの有志メンバーによる展示イベント「ひらくデザインリサーチ展2025—未知の輪郭をたぐる」を開催します。

「ひらくデザインリサーチ」とは、メンバーが自らの関心に基づいた問いを立て、独自に進めるデザインリサーチプログラムです。「リサーチ・スルー・デザイン(RtD)」のアプローチを基盤に、「問題解決」ではなく「問題提起」を主眼においた実践を行うことで、デザインリサーチの視野を広げ、社会との関係性を新たに問い直すことを目指しています。

本展示「ひらくデザインリサーチ展2025—未知の輪郭をたぐる」では、明確なゴールや成果、要件、スコープといった外部の条件をいったん脇に置き、デザイナーたちが内発的な問いを起点に始めたデザインリサーチの実践を紹介します。それぞれのリサーチは、過程そのものを大切にしながら展開され、思考の軌跡や試行錯誤の中で生まれた成果を展示しています。来場者の皆さまにも、思いがけない視点や問いとの出会いを楽しんでいただける展示内容となっております。ぜひお気軽にお立ち寄りいただき、未知の輪郭に触れてみてください。

展示は、事前予約不要・入場無料にて、どなたでもご覧いただけます。
なお、7月5日(土)17:00〜20:00には「トークセッション」を開催します。トークセッションのみ事前予約が必要となります。

【出展リサーチテーマ】

  • 余裕がないから、ただ待つ。(石井宏樹)
  • 「えらんでる?えらばされてる?」AIは人の意思決定にどんなバイアスをかけるのか(岡村健史)
  • 工夫の研究:美・遊び・逸脱(小山田那由他)
  • 土着的なコ・デザイン(小橋真哉)
  • 山形へ漂う――計画的偶然性理論の実験(齊藤美咲)
  • 曖昧な身体(東海林慶祐)
  • 「推す」のスイッチ(杉岡真紀)
  • 当事者性の徴収者としてのデザイナー(中安 晶)

詳細は、下記note記事をご覧ください。
展示詳細ページ

[ 開催概要 ]

イベント名称 ひらくデザインリサーチ展2025—未知の輪郭をたぐる
日時 2025年7月4日(金)14:00〜20:00
2025年7月5日(土)10:00〜16:30 ※
2025年7月6日(日)10:00〜17:00

※7月5日(土)17:00〜20:00開催の「トークセッション」のみ事前予約が必要です。詳細・申し込みは、イベントページ(Peatix)にてご確認をお願いいたします。

会場 コミュニケーションスペース amu
(東京都渋谷区恵比寿西1-17-2)
JR恵比寿駅西口から徒歩4分、東京メトロ恵比寿駅2・4番出口から徒歩2分
参加費 無料

※トークセッションのみ事前予約が必要です。

主催 株式会社コンセント
詳細・お申し込み ひらくデザインリサーチ展についての詳細は、展示詳細ページをご覧ください。トークセッションのみ事前予約が必要です。イベントページ(Peatix)にてお申し込みください。

[ トークセッションプログラム ]

17:00〜
イントロダクション
17:10〜
ゲスト紹介
17:25〜
リサーチャーとゲストによる対話 Part1
18:10〜
リサーチャーとゲストによる対話 Part2
18:55〜
クロージング
19:00〜
交流会

トークセッションゲストプロフィール

上平崇仁(KAMIHIRA Takahito)

立命館大学

上平崇仁のプロフィール画像

デザイン研究者/立命館大学教授。鹿児島県阿久根市生まれ。筑波大学大学院芸術研究科デザイン専攻修了。草創期から情報デザインの教育と研究に取り組み、近年は人々が協働するデザインのアプローチや、人類学の視点を取り入れた代替的なデザイン理論について研究している。立命館大学デザイン・アート学部・研究科設置委員会委員。日本デザイン学会理事。著書に『コ・デザイン―デザインすることをみんなの手に』(NTT出版)、「見えないものをみる視点」(Xデザイン出版)など。

比嘉夏子(HIGA Natsuko)

合同会社メッシュワーク

比嘉夏子のプロフィール画像

人類学者/合同会社メッシュワーク共同創業者/山梨県立大学特任准教授/一般社団法人みつかる+わかる理事。「人類学者の目をインストールする」ことをミッションとし、変化を求める組織や知的好奇心を持つ個人などを対象に伴走を行う組織として合同会社メッシュワークを設立。多様な人々や現場のリアリティに寄り添いながら、その事象を精緻に捉え可視化することで、ボトムアップの社会変革を目指す。著書に『贈与とふるまいの人類学―トンガ王国の〈経済〉実践』(単著、京都大学学術出版会)、『地道に取り組むイノベーション―人類学者と制度経済学者がみた現場』(共編著、ナカニシヤ出版)など。

三好賢聖(MIYOSHI Kensho)

Studio POETIC CURIOSITY

三好賢聖のプロフィール画像

デザイナー、デザイン研究者。東京大学工学部航空宇宙工学科卒業、同専攻修士課程修了。英国ロイヤルカレッジオブアートにてPhDを取得、最優秀博士論文賞受賞(ドイツ・アンハルト大学)。身体、動き、デザイン、詩などをテーマに、研究と実践の両面において活動している。著書『動きそのもののデザイン:リサーチ・スルー・デザインによる運動共感の探究』、『Designing Objects in Motion: Exploring Kinaesthetic Empathy』(Birkhäuser)、他。現在は、日本学術振興会特別研究員RPD(慶應義塾大学)、スタジオ・ポエティック・キュリオシティ共同主宰。株式会社シンコキュウ創業者。

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