開催日:2026.8.28(金)
これからの時代に企業が備えるべきデザインマネジメントとは?── DX推進スキル標準(DSS-P)の改訂から読み解くシンポジウムを開催
株式会社コンセント(本社:東京都渋谷区 代表取締役:長谷川敦士 以下、コンセント)は、「DX推進スキル標準」のデザイン人材類型の改訂内容を読み解き、これからの時代に企業が備えるべき「デザインマネジメント」について考えるシンポジウムを、2026年8月28日(金)に開催します。東京・恵比寿の会場とオンライン配信とのハイブリッド形式での開催です。
開催の背景
デザイナーの役割の見直しと、すべてのビジネスパーソンに求められる「デザインマネジメント実践」の追加
DXを推進する人材の役割や習得すべきスキルなどを定義した、経済産業省・独立行政法人情報処理推進機構(以下、IPA)による「DX推進スキル標準(以下、DSS-P)」が、2026年4月に改訂されました。
主な役割として定義された6つの類型のうち、「デザイナー」についても活躍する領域やロールが見直されました。さらに、組織変革においてさまざまな関係者の連携・共創をデザインのアプローチを用いて促すスキルとして、「デザインマネジメント実践」が新たに追加されました。
この「デザインマネジメント実践」は、DSS-Pだけではなく、すべてのビジネスパーソンが身につけるべき能力・スキルの標準である「DXリテラシー標準(DSS-L)」にもその考え方が反映されています。今回の改訂により、マインドやスタンスを含めたデザインの素養が、デザイナーに限らず幅広いビジネスパーソンに求められるものとして位置づけられたと言えます。
一方、企業におけるデザイン活用はまだ途上にあります。色や形等の視覚表現もデザインの重要な側面ですが、そこに限定して捉えられ、戦略段階からデザイナーが関与する機会が十分に広がっていないといった課題もよく聞かれます。
また、デザイン組織を設け、組織全体でデザイン活用を推進している企業においても、AIの活用による業務や価値創出のあり方の変化を受け、デザイン人材の役割やスキルの定義、採用・育成、組織全体の共創体制、成果の捉え方などについて、試行錯誤している方も多いのではないでしょうか。
イベント内容
3者の視点を交差させ、これからの時代のデザインのあり方と役割を考える
本イベントでは、DSS-Pのデザイナーワーキンググループの主査でありコンセント代表取締役の長谷川敦士、同ワーキンググループ委員でNTTドコモビジネス株式会社「KOEL Design Studio by NTT docomo Business(以下、KOEL Design Studio)」の Head of Experience Design の田中友美子氏、経済産業省・IPA「デザインマネジメント人材の育成に関するタスクフォース」の主査で立命館大学デザイン・アート学部教授の八重樫文氏の3名の登壇者が、デザイナー類型の改訂の要点や、時代の変化に伴うデザインの役割の変容、デザインマネジメント実践スキルが定義された背景と意義についてご紹介します。
後半ではパネルディスカッションを行い、デザインエージェンシー・事業会社・アカデミアの3つの視点を交差させながら、これからの企業におけるデザインやその役割のあり方について、参加者の皆さまとともに議論を深めていきます。
【こんな方におすすめです】
- デザイン組織・デザイン部門のマネジメントを担う方
- DX推進、事業・サービス開発、組織変革を担う方
- デザイン人材の役割・スキルの定義、人材育成を担う方
- デザイン経営、デザインマネジメントに関心のある経営企画・人事・事業部門の方
- デザインを事業や組織の変革にどのように活用していくかに関心のある方
セッション概要、スピーカープロフィール ※敬称略
■セッション1
「デザインを専門職から企業のケイパビリティへ — DSS-P改訂とデザインマネジメントの思想」
今回のDSS-P改訂では、従来の「サービスデザイナー」、「UX/UIデザイナー」に加え、新たに「コミュニケーションデザイナー」を定義するとともに、「デザインマネジメント実践」をデザイナーだけでなく、すべてのビジネスパーソンに求められる能力として位置づけました。また、サービスデザイナーについても、デザインに閉じたものでなく、ビジネスアーキテクト(プロダクトマネージャー)との役割の関係性の定義も行いました。これらの更新の背景と、その意義、組織での役立て方について考えます。
スピーカー|長谷川 敦士(HASEGAWA Atsushi)
経済産業省・IPA「DX推進スキル標準(DSS-P)」デザイナーワーキンググループ主査
経済産業省・IPA「デザインマネジメント人材の育成に関するタスクフォース」委員
株式会社コンセント 代表取締役
武蔵野美術大学造形構想学部 教授

「わかりやすさのデザイン」であるインフォメーションアーキテクチャ分野の第一人者。
デザインの社会活用や可能性の探索とともに、企業や行政でのデザイン教育の研究・実践、デザイン倫理の研究、デザインの民主化に取り組んでいる。
Service Design Network日本支部共同代表、人間中心設計推進機構(HCD-Net)副理事長。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。
■セッション2
「変化し続けるデザインに求められる役割」
かつて「色」や「形」をはじめとする意匠領域を専門としていたデザインの役割は、時代とともに大きく変化・拡大してきました。それに伴い、企業内でデザイン人材に求められる関わり方やスキルも変容しています。本セッションでは、こうしたデザインを巡る一連の変化を振り返りながら、その現在地とこれからのデザインのあり方について考えていきます。
スピーカー|田中 友美子(TANAKA Yumiko)
経済産業省・IPA「DX推進スキル標準(DSS-P)」デザイナーワーキンググループ委員
NTTドコモビジネス株式会社 KOEL Design Studio, Head of Experience Design

Royal College of Art, Interaction Design科修了。米英の大企業でデバイス・サービス・プロダクトのデザインに、デザインファームでデザイン戦略設計に携わる。2021年よりNTTドコモビジネス株式会社のKOEL Design Studioへ参画。デザインの組織づくり、ビジョンデザインを始め、社内全体でのデザイン浸透、事業戦略からデザイン実装まで支援し、社会課題解決に取り組んでいる。
■セッション3
「誰もがデザインする時代のデザインマネジメント実践」
DSS(デジタルスキル標準)の改訂により、すべてのビジネスパーソンに求められる素養の中に、デザインマネジメント実践スキルが位置づけられました。これは、デザインを専門人材の活動にとどめず、業務や組織の変革に関わる実践として位置づけるものです。この背景と意義について「デザインプロセスのマネジメント」と「デザインの考え方を用いた組織のマネジメント」という2つの視点から考えます。
スピーカー|八重樫 文(YAEGASHI Kazaru)
経済産業省・IPA「デザインマネジメント人材の育成に関するタスクフォース」主査
立命館大学デザイン・アート学部 教授
立命館大学デザイン科学研究所 DML(Design Management Lab)チーフ・プロデューサー

1973年北海道江別市生まれ。専門はデザイン学、デザインマネジメント論。
国内外の企業や研究組織との共同研究・産学連携に積極的に取り組み、理論と実践を往還した研究・教育・コンサルティング・ネットワーキングの創発的統合を推進している。デザインによって、ビジネスや社会生活の場で人々のできることが増え、個人の思い描くビジョンが実現される社会の形成を目指す。
※「DX推進スキル標準(DSS-P)」「デザインマネジメント人材の育成に関するタスクフォース」の詳細は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の以下のページをご参照ください。
- DX推進スキル標準(DSS-P)概要
- デザインマネジメント人材の育成に関するタスクフォース
[ 開催概要 ]
| イベント名称 | これからの時代に企業が備えるべきデザインマネジメント ― DSS-P改訂から読み解く ― |
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| 日時 | 2026年8月28日(金)16:00〜18:00 (15:30〜会場受付、Zoom入室受付開始) イベント終了後、リアル会場にて19:00頃まで交流会を予定。ご参加は自由です。 |
| 会場/視聴方法 |
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| 定員 |
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| 参加費 | 無料(事前申し込み制) |
| お申し込み期限 | 2026年8月28日(金)12:00 |
| タイムテーブル等の 詳細・お申し込み |
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