慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(以下、KGRI)が立ち上げた「2040独立自尊プロジェクト」の客員所員に、コンセント代表取締役社長/武蔵野美術大学教授の長谷川敦士が2021年9月1日に就任しました。
「2040独立自尊プロジェクト」は、労働人口の急減をはじめとした高齢者の人口がピークを迎えることで起こりうるさまざまな問題群である「2040年問題」を背景に、個人や国家の独立自尊を守り健全な社会を形成していくための取り組みとして、KGRIにより2021年5月に設立されたプロジェクトです。
今回、長谷川が客員所員として参画するのは、2040独立自尊プロジェクトの3つのプロジェクトの内の1つ「<安全>プラットフォームと『2040年問題』:ネットワーク空間の新秩序形成」です。「2040年問題」の解決に向けたプラットフォームの機能に着目し、海外の研究者や実務家等との協力のもと、ネットワーク空間における新たな秩序の形成が目指されています。
長谷川は、2021年6月に開催された「プラットフォームと『2040年問題』第1回研究会」に、プラットフォームの適切な発展を検証する上で不可欠なダークパターンの研究における第一人者として招かれ、「『ダークパタン』の技術と倫理的課題」と題した講演も行っています。
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KGRI「2040独立自尊プロジェクト」に長谷川敦士が客員所員として参画
プロフィール
長谷川 敦士(HASEGAWA Atsushi)
株式会社コンセント代表取締役社長/武蔵野美術大学 大学院造形構想学科教授
「わかりやすさのデザイン」であるインフォメーションアーキテクチャ分野の第一人者。2002年に株式会社コンセントを設立。企業ウェブサイトの設計やサービス開発などを通じ、デザインの社会活用、デザイン自体の可能性の探索とともに、企業や行政でのデザイン教育の研究と実践を行う。経済産業省「高度デザイン人材育成研究会」、政府CIO「デジタル・ガバメント技術検討会議」デザインタスクフォース、文部科学省「中央教育審議会 臨時委員(生涯学習分科会)」をはじめとした各種委員や革新的イノベーション創出プログラムビジョナリーメンバー等を務める。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。Service Design Network 日本支部共同代表。人間中心設計推進機構(HCD-Net)副理事長。