ニュース

書籍『This is Service Design Doing サービスデザインの実践』刊行のお知らせ

2020.2.18

世界中のサービスデザイン実践者の叡智を結集したバイブルの日本語版『This is Service Design Doing サービスデザインの実践』が、株式会社ビー・エヌ・エヌ新社より2020年2月18日に刊行されました。

サービスデザイン思考の入門書の日本語版『THIS IS SERVICE DESIGN THINKING. Basics – Tools – Cases 領域横断的アプローチによるビジネスモデルの設計』が刊行されて約6年半。ビジネスはもちろん、政策や公共サービス領域においてもますます注目を集め、ニューノーマルになりつつあるサービスデザイン。

なぜサービスデザインなのか、サービスデザインとは何かといった概要から、サービスデザイン活動の全体像、リサーチやアイディエーション、プロトタイピング、実装といった手法や活動の詳細に加え、サービスデザインプロセスとマネジメント、ワークショップのファシリテーション、スペースの構築、組織へのサービスデザインの組み込みといった、組織全体に展開してくために必要な考え方や手続きを解説。サービスデザインの実践に必要なすべてがつまった一冊です。

日本語版刊行にあたり、コンセントの代表取締役社長／武蔵野美術大学造形構想学部教授でService Design Network（SDN）日本支部共同代表を務める長谷川敦士が監修を担当、序文も寄せています。またデザインリード／シニアサービスデザイナーでSDNのGlobal Chapter Teamメンバーでもある赤羽太郎が安藤昌也氏とともに制作協力を、サービスデザイナーの高石有美子がデザインを担当しています。

《書籍情報》

『This is Service Design Doing サービスデザインの実践』

■編著：マーク・スティックドーン、アダム・ローレンス、マーカス・ホーメス、ヤコブ・シュナイダー
■翻訳：安藤貴子、白川部君江
■監修：長谷川敦士
■制作協力：赤羽太郎、安藤昌也、株式会社コンセント
■デザイン：高石有美子
■出版社：ビー・エヌ・エヌ新社
■ISBN：978-4-8025-1124-7、ASIN:B0854JJZ55
■仕様：B5判変型／576ページ
■定価：単行本版 7,150円（本体 6,500円＋税）、Kindle版（電子書籍） 5,005円（本体 4,550＋税）
■刊行：2020年2月18日

出版元BNN新社のオフィシャルページ
『This is Service Design Doing サービスデザインの実践』のご購入（Amazonのサイトへリンクします）

監修者プロフィール

長谷川敦士（HASEGAWA Atsushi） Ph. D.

インフォメーションアーキテクト　株式会社コンセント代表取締役社長／武蔵野美術大学造形構想学部教授

「わかりやすさのデザイン」である情報アーキテクチャ分野の第一人者。2002年に株式会社コンセントを設立し、企業サイトやWebサービスなどのUXデザインを手がける。デザインの社会活用、デザインを通じた社会システムの構築を研究し、最近では日本企業や行政でのデザイン教育についても研究と実践を行う。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了（学術博士）。人間中心設計推進機構副理事長、Service Desing Network日本支部共同代表。『THIS IS SERVICE DESIGN THINKING. Basics – Tools – Cases 領域横断的アプローチによるビジネスモデルの設計』（ビー・エヌ・エヌ新社、2013年）、『デザイン組織のつくりかた』（ビー・エヌ・エヌ新社、2017年）をはじめ、著書や監訳書多数あり。

プロフィール

赤羽太郎（AKABANE Taro）

株式会社コンセントデザインリード／サービスデザイナー

国際基督教大学教養学部人文科学科卒。顧客視点での新規サービス事業開発や体験デザイン、またそれを生み出す組織やプロセスを作るコンサルティングに従事。Service Design Div.の大規模プロジェクトにおいて多数リードを務めている。UX/SD 関連セミナー登壇や国内外でのService Design Networkの活動のほか、UX Tokyo の Rosenfeld Media の UX 関連書籍の翻訳チームにも参加。飛び込み営業が社会人としての原体験であるため、泥臭いプロセスもわりと得意である。Service Design Network Global Chapter Team。HCD-Net認定人間中心設計専門家。