経済産業省および独立行政法人情報処理推進機構(以下、IPA)より、「デジタルスキル標準(DSS)」の改訂版(ver.2.0)が2026年4月に公開されました。本改訂にあたり、コンセント代表取締役の長谷川敦士は、「デザインマネジメント⼈材の育成に関するタスクフォース」や、改訂に関する有識者検討等に関する議論に参画しました。
「デジタルスキル標準(DSS)」は、個人の学習および企業のDX推進に必要な人材のスキルや役割を整理した指針であり、「DXリテラシー標準(DSS-L)」と「DX推進スキル標準(DSS-P)」で構成されています。2022年12月の策定後、継続的な見直しが行われており、今回の改訂では、AIやデータ活用の急速な進展を背景に、DX推進に求められる人材像やスキルの見直しが行われました。
主な改訂ポイントとして、DX推進スキル標準(DSS-P)におけるデザイナー類型の見直しが行われ、従来のグラフィックデザイナーに代わり「コミュニケーションデザイナー」が新たに位置づけられました。これは、価値の伝達や関係性の構築までを担う役割としてデザインの対象領域が拡張されたことを示すものです。あわせて、共通スキルリストの見直しの中で「デザインマネジメント実践」が明記され、DXリテラシー標準(DSS-L)およびDX推進スキル標準(DSS-P)の双方においてスキルとして整理されるなど、DXにおけるデザインの役割がより明確に位置づけられました。これらは、長谷川が参画したデザインマネジメント人材の育成に関する議論とも接続する重要な改訂点です。
また、DX推進におけるデータ利活用の重要性の高まりを受け、DX推進スキル標準の類型にデータマネジメントが新設され、従来の5類型から6類型へと再編されました。あわせて、ビジネスアーキテクト類型についてもロールが再定義され、個別プロジェクトにとどまらず、ビジネスモデル変革を主導する役割として位置づけが見直されています。
長谷川は、「DX推進スキル標準(DSS-P)」が2022年に策定された際、「デザイナー人材類型」の有識者ワーキンググループの主査を務め、これまでの改訂にも継続的に参画してきました。今回の改訂においても、デザインおよびデザインマネジメントの観点からの検討を中心に携わっています。
経済産業省・IPA「デジタルスキル標準(DSS)ver.2.0」関連リンク
- (公開日:2026年4月16日)
- (公開日:2026年4月16日)
- (更新日:2026年4月16日)
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