「Web担当者Forum」に佐野実生が寄稿した連載第3回が掲載

企業ホームページとネットマーケティングの実践情報サイト「Web担当者Forum」に、コンセントのデザイナーでディレクターの佐野実生による寄稿「『PDFなどの文書』や『画像だけの地図』もアクセシブルにできる［CSUNレポート］」が本日2019年7月17日に公開されました。

本記事は、アクセシビリティに関する連載企画の第3回です。今年3月11日から3月15日までカリフォリニア州アナハイムにて開催された、アクセシビリティをテーマにした世界最大級の国際会議「CSUN Assistive Technology Conference（通称CSUN）」の参加メンバーによる連載で、印象に残った参加セッションやテーマ等についてお伝えしています。

今回公開の第3回記事では、「Web/紙媒体を横断するアクセシビリティ」に取り組む佐野の視点から、「PDFをはじめとする文書のアクセシビリティ」と「地図のアクセシビリティ」の2つのセッションをご紹介。

アクセシブルなPDFとはなにか、日本の現状や海外におけるニーズの高さ等、PDFのアクセシビリティの概要を説明し、Deque Systems社のSachin Gupta氏とTom Wright氏によるセッション「Is Document Accessibility Really Cost Prohibitive？（アクセシブル文書の作成コストは本当に高すぎるのか？）」の内容を通して、アクセシブル文書作成におけるコストという万国共通の課題のヒントをご紹介しています。
また記事後半の、Minnesota IT Services社のJoAnn Rautio氏とKim Wee氏によるセッション「Map Accessibility（地図のアクセシビリティ）」の紹介では、Webや紙といった媒体を問わずに応用できる、具体的なデザインの工夫に触れています。ぜひご一読ください。

本連載は全4回を予定しており、最終回となる次回はディレクターの足立邦登が執筆予定です。