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開催日:2019.8.7(水)終了しました

「『包む』こととデザインについて、岡秀⾏が考えたこと〜書籍出版記念トークイベント〜」を開催

コンセントが出版した『包(つつむ):日本の伝統パッケージ、その原点とデザイン』(編著:岡秀行+目黒区美術館)の出版記念イベントを、2019年8月7日にATELIER MUJI GINZAにて開催します。

ご参考:書籍の概要(刊行のお知らせ)

本イベントには、本書の解説として 「岡秀⾏のデザイン」を執筆したデザイン史家、多摩美術⼤学准教授の佐賀⼀郎⽒、近代デザインと⼯芸に造詣が深い、森岡書店店主の森岡督⾏⽒、コンセントの本書担当編集の吉田知哉が登壇。またMUJI BOOKSの清⽔洋平氏が司会を務めます。地域社会と自然風土を色濃く反映し、生活に根付いていた伝統パッケージの価値を、現在までのデザイン史の⽂脈であらためて捉え直していきます。

なお、本書は8月初旬に刊行予定ですが、MUJI GINZAのオープンに合わせて制作・先行発売したMUJI BOOKS特装版を、4階のMUJI BOOKSコーナーにて販売しています。

[ 開催概要 ]

イベント名称 「包む」こととデザインについて、岡秀⾏が考えたこと
日時 2019年8月7日(水)19:00〜20:30(開場18:30)
※2019年8月6日:開催時間を訂正しました。
会場 6F ATELIER MUJI GINZA Lounge
定員 35名
主催 株式会社良品計画
詳細・お申し込み MUJIのイベント告知ページにてご確認をお願いいたします。

スピーカープロフィール

佐賀 一郎(Ichiro Saga)氏

デザイン史家、デザイナー。多摩美術大学グラフィックデザイン学科准教授。モダンデザインの歴史的意義、タイポグラフィの歴史と実践、デザインアーカイヴの構築を主軸に研究。慶應義塾大学・女子美術大学卒、美術博士。共著『活字印刷の文化史』(勉誠出版)、訳・解説書『ウィム・クロウエル:見果てぬ未来のデザイン』(ビー・エヌ・エヌ新社)、編著『言葉のかたちとデザイン記録集』(女子美術大学)、監訳・解題書にヨゼフ・ミューラー=ブロックマン『遊びある真剣、真剣な遊び、私の人生 解題:美学としてのグリッドシステム』(ビー・エヌ・エヌ新社)など。

森岡 督行(Yoshiyuki Morioka)氏

森岡書店代表。1998年神田神保町の一誠堂書店に入社。2006年に茅場町にて「森岡書店」として独立。2015年に銀座に移転。出展、企画協力した展覧会に『雑貨展』(21_21 DESIGN SIGHT)、『そばにいる工芸』(資生堂ギャラリー)などがある。2018年の山形ビエンナーレでは、市⺠研究員とともに「畏敬と工芸」をテーマに企画展示・特別講演を行った。主な著者として『荒野の古本屋』(晶文社)、『BOOKS ON JAPAN 1931‒1972 日本の対外宣伝グラフ誌』(ビー・エヌ・エヌ新社)など。新潮社「工芸⻘花」のサイトにて、森岡書店日記を公開中。

吉田 知哉(Tomoya Yoshida)

編集者、クリエイティブディレクター。株式会社コンセントで出版事業開発やデザインディレクションを行っている。ビー・エヌ・エヌ新社前編集長。『ブルーノ・ムナーリの本たち』、『Wabi‒Sabi わびさびを読み解く』、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン『遊びある真剣、真剣な遊び、私の人生 解題:美学としてのグリッドシステム』などを手がける。プロジェクトの入賞歴として、東京ADC賞、グッドデザイン賞、米・ニューヨークTDC、独・iFデザインアワード、英・D&AD賞など。「一冊の本を売る本屋」森岡書店銀座店のプロデューサーでもある。

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