開催日:2025.9.7(日)
「RESEARCH Conference 2025」の公募ポスターセッションで小橋真哉、小山田那由他、石井宏樹が発表

2025年9月7日(日)に開催される「RESEARCH Conference 2025」で公募されたポスターセッションで、コンセントのサービスデザイナーの小橋真哉、小山田那由他、石井宏樹が発表します。
RESEARCH Conferenceは、リサーチをテーマとした日本発のカンファレンスです。よりよいサービスづくりの土壌を育むため、デザインリサーチやUXリサーチの実践知を共有し、リサーチの価値や可能性を広く伝えることを目的として、2022年から毎年開催されています。2025年は「POTENTIAL」をテーマに、ゲストスピーカーや公募スピーカー、スポンサーによる多彩なセッションが予定されています。
今回、小橋、小山田、石井が発表する「ポスターセッション」は、デザインリサーチ、UXリサーチ、マーケティングリサーチなど、さまざまなリサーチの取り組みを共有・交流するための展示企画で、今年で2回目を迎えます。
ポスターは、GMOインターネットグループ株式会社 グループ第2本社 渋谷フクラス16階と、オンライン会場のMiroそれぞれで掲示される予定です。現地会場のポスターセッションスペースではメンバーが発表を行いますので、カンファレンスにご参加される方はぜひお立ち寄りください。
ポスターセッション 発表概要
■ひらくデザインリサーチ ー内発的な問いを起点にしたデザインリサーチプログラムの実践ー[B-7]
【発表コアタイム】
15:20~16:20
【メンバー】
小橋真哉(サービスデザイナー)、小山田那由他(サービスデザイナー)、石井宏樹(サービスデザイナー)
【概要】
「デザインリサーチってなに?」と聞かれて、あなたなら何と答えますか?調査としてのリサーチ、研究としてのリサーチ、デザインするためのリサーチ、つくりながら考える営みとしてのリサーチなど、「デザインリサーチ」という言葉は、目的や文脈によってさまざまな意味をもちます。
本セッションでは、そんな「デザインリサーチ」の多面性を捉え直す実験として、コンセントで実施している「ひらくデザインリサーチ」というプログラムの実践を紹介します。
このプログラムで私たちが取り組むのは、「課題解決のためのデザイン」ではありません。輪郭の曖昧な興味や、日常で感じるちょっとした違和感に導かれながら、自分自身と対話し、世界との関係を見つめ直すための営みとしてのデザインです。外部から与えられたゴールや要件ではなく、個々人の内発的な問いを起点にし、デザインすることでデザイナー自身もまたデザイン仕返されるという省察的な過程も大切にしています。
私たちの多様な実践を通して、「デザインリサーチ」の可能性や意義について、参加者の皆さんと一緒に対話できれば幸いです。
[ 開催概要 ]
イベント名称 | RESEARCH Conference 2025 |
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日時 | 2025年9月7日(日)10:00〜17:30(9:30開場) |
会場 |
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定員 |
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参加費 | 無料 |
主催 | 一般社団法人リサーチアソシエーション |
詳細・お申し込み | にてご確認をお願いいたします。 |
スピーカープロフィール
小橋真哉(KOHASHI Shinya)
株式会社コンセント サービスデザイナー/プロジェクトマネージャー

新規事業開発支援、デザイン経営支援、UX構築等のプロジェクトリードを務める。公共におけるサービスデザインの可能性を探求する「PUBLIC DESIGN LAB.」という研究活動にも取り組んでいる。
小山田那由他(OYAMADA Nayuta)
株式会社コンセント サービスデザイナー/コンテンツデザイナー

2004年東京造形大学造形学部デザイン科卒業。同年株式会社コンセントに入社、現在に至る。Service Design div. Strategic Design Group マネージャー、サービスデザイナー/コンテンツデザイナーとして、企業・行政組織のサービス開発・改善支援、デザイン組織化支援に従事。武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所客員研究員。HCD-Net認定人間中心設計専門家。公共分野でのサービスデザインアプローチを研究・実践するコンセント『これからのデザイン思考』(MdN、2021年)がある。
責任編集。著書に石井宏樹(ISHII Hiroki)
株式会社コンセント サービスデザイナー/デザインリサーチャー

ミラノ工科大学修士課程修了後、コンセントに入社。サービスデザイナー兼リサーチャーとして、事業開発や組織開発、コンテンツ開発支援に携わる。特に、サービス改善やウェブ開発におけるリサーチや体験設計のプロジェクトを推進。また、ライティングスキルを活かしたコンテンツ制作も担当する。HCD-Net認定 人間中心設計専門家。