統一感と使いやすさを両立した
ブランド整備と浸透支援
国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、産総研)は、「産総研らしさ・あるべき姿」を視覚的に伝えるため、ブランドガイドラインを新たに定義しました。コンセントはその導入・浸透支援と、ブランドガイドラインに準拠した各種コミュニケーションツールの制作を担当しました。
- ドキュメント・スライド
- 映像
- VI・CI
- 広報ツール
- トレーニング・研修
- ブランディング支援
- デザインガバナンス構築支援
- メディア・コンテンツ開発
- クリエイティブ開発
[ プロジェクトのポイント ]
- 制作経験が少ない職員でも活用できるようブランドガイドラインを再構成
- 職員一人ひとりがブランドの一貫性の目的と効果を理解し、浸透につなげる
- 全ての制作物に対してアクセシビリティチェックを行い、誰にとっても見やすく使いやすいものにアップデート
プロジェクトの背景
産総研は「社会課題の解決と我が国の産業競争力強化に貢献するイノベーションの連続的創出」をミッションに掲げています。これらを訴求していくために、「多様性・スマートさ・力強さ」を表現する一貫したビジュアル展開が求められていました。
所内には以前に作成したCIマニュアルやブランドガイドラインが存在していましたが、資料が多岐にわたるため、制作経験が少ない職員が理解して活用するのは難しいという課題がありました。そのため、制作物のビジュアルに統一感がなく、ブランドイメージの一貫性が保たれていない状況にありました。
問題解決までのアプローチ
ブランドガイドラインの再構成と整理
産総研が作成した新しいブランドガイドラインの素案をもとに、コンセントが連携して内容の拡充・更新を行いました。
構成面では冒頭に産総研が目指す姿やブランドストーリー、ブランドを意識するメリットを掲載。職員全員がブランド表現に対する共通理解をもつことで、一貫性のある情報発信の実現を目指しました。また、アクセシビリティを重視し、誰もが平等に情報を正しく受け取れるようコントラスト比の調整や、色覚特性への対応を強化しました。
所内浸透施策の実施
新しいブランドガイドラインに対する職員の理解促進と活用を後押しするため、オンライン説明会とアニメーション動画制作の2つの施策を実施しました。
オンライン説明会
職員の理解促進と「自分ごと化」を目的に、1時間半のオンライン説明会を実施。事前アンケートで不明点を収集し講義に反映することで、実務に直結する形で所内浸透を図りました。
アニメーション動画
日常業務で起こりがちな課題をテーマに、ブランドガイドラインの活用方法を描いたアニメを3本制作。所内のデジタルサイネージで配信し、親しみやすいビジュアルを通じてブランドガイドラインの認知向上と内容の理解を促進しました。
アニメーションは、が制作。
各種コミュニケーションツールの刷新
ブランドの一貫性と業務効率を高めるため、各種コミュニケーションツールを全面的に刷新しました。日常業務で使用する説明資料から所内掲示用ポスター、研究所の紹介動画まで、表現の一貫性担保と運用のしやすさの両面から最適化を行いました。
パワーポイントのフォーマット
提案書や学会発表など多様な用途に対応できるよう、職員の使用状況をヒアリングし、使いやすさに配慮した複数のテンプレートを作成。文字サイズや色のコントラストを最適化し、アクセシビリティにも対応することで、視認性と運用性のバランスに優れたフォーマットを整備しています。
パンフレット
従来は全国の職員が担当領域・地域のパンフレットを各自で更新していました。今回のプロジェクトでは全職員が参照できるルールブックを作成し、記載内容やトーン&マナーを標準化。制作効率の向上を目指しました。
ルールブックに基づき、全国の研究所に設置されているパンフレットをそれぞれ刷新。スマートさや力強さを感じられる表現と、統一感のあるデザインを実現しています。
ポスター
所内の掲示用にビジョン・行動規範のポスター(2種類 × 日本語版・英語版)を制作しました。他の制作物と一体感をもたせながら、「価値観」「使命」「文化」の3つのアイコンを刷新し視認性を高めています。
産総研の紹介資料(パワーポイント)
所内外で使用する産総研の紹介資料(30ページ × 日本語版・英語版)を更新。図版やアイコンなどのビジュアル要素を活用して「理解しやすい・伝わる」内容に改善しました。
クレドカード
産総研のビジョンや行動規範を簡潔にまとめたクレドカード。社員証と一緒にネームホルダーに収納することで、日常的に参照することができます。
公式紹介動画
ビジネスパートナーや研修者、学生が見ることを想定した産総研を紹介する3分程度の動画。ブランドガイドラインに記載したカラーやビジュアル要素を反映し、産総研らしさを印象付ける映像表現にアップデートしました。アニメーション制作はが担当。
お客様の声
- アクセシビリティへの対応など、専門的な視点が加わったことで実用性が増した。
- 研修や動画の工夫で、現場にもスムーズに浸透していった。
- 所内では手が回らなかった膨大な制作物を整備できた。
[ プロジェクト概要 ]
| クライアント名 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 様 |
|---|---|
| 公開日/発行日 | 2025/3/31 |
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