「第7回Webマネジメントセミナー Go global! 日本企業のグローバルWebサイト戦略最前線」イベントレポート

  • 山中健一

2014年9月9日に開催された「第7回Webマネジメントセミナー Go global! 日本企業のグローバルWebサイト戦略最前線」にて、コンセントの取締役でインフォメーションアーキテクトの山中健一が登壇しました。


このセミナーは株式会社メンバーズ様主催にて、SDL Tridion株式会社様、コンセントの3社合同で開催しました。
グローバルWebサイトを設計・管理・運営していくためには、調査・プランニングやWebガバナンス、サイト構造設計・CMS導入、運用・翻訳といったことが必要になる。これらを一社で提供できる会社は日本には少なく、日頃プロジェクトで一緒に提案している3社で、参考となる有益な情報を提供したい、という考えから企画したものです。

セミナーには50名近くの方々からの申し込みがあり、グローバル視点でのWebサイト活用、運用といったことに興味をもつ方にご参加いただけました。

グローバル進出を果たし経済活動を行う日本企業にとって、各国・各地域のユーザー視点に合わせて最適化した上で、ブランドイメージやマーケティング活動を正しく伝えるために、グローバルWebサイトがどのようにあるべきかをテーマに、3部に分けて3社それぞれが講演。


コンセントの山中は、「企業WebサイトにおけるグローバルWebガバナンスパターン」と題し、第一部にて登壇。企業Webサイトの役割をご紹介した上で、グローバルに展開していく際には、たとえ日本で知名度があっても世界的には知られていないことが多い。多数のステークホルダーにとっては、Webサイトが企業全体のイメージとしてとらえられる。サイト群というかたまりでブランディングを考えていく必要があり、そのためにもWebガバナンスが重要となる、と示唆しました。続けて、グローバルにおけるWebガバナンスのキーとなる3つのポイント、Webガバナンスを実現するための手段として、エンタープライズ情報アーキテクチャのアプローチや構築プロセスをご紹介しました。

山中のスライド資料はSlideshareで公開していますので、詳細はぜひそちらをご一読ください。


第二部では、SDL Tridion株式会社 藤松良夫氏による講演「グローバルWebサイトを支えるソリューション最前線〜これが必要!CMS、翻訳、インフラ等その導入メリットと最新ソリューションをご紹介〜」、第三部では、株式会社メンバーズの神尾武志氏と枦山晃氏による講演「グローバルWebサイトを日本企業が円滑に運用するには? 〜言語、時差、拠点間のコミュニケーションの実際と、運用の理想形とは?〜」が行われました。

セミナー全体のプログラム詳細(株式会社メンバーズ様オフィシャルサイト内のセミナーページ)
http://www.members.co.jp/seminar/2014/0909.html

[ 執筆者 ]

コンセントは、企業と伴走し活動を支えるデザイン会社です。
事業開発やコーポレートコミュニケーション支援、クリエイティブ開発を、戦略から実行まで一貫してお手伝いします。

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