花王   AEM 基盤構築

数多のブランドの世界観を体現する
デジタルマーケティング基盤を構築

多様化する顧客とのコミュニケーションを、効率的かつ最適な方法で行うために、海外拠点も含めた花王グループ全体で利用する新たなプラットフォームとしてAdobe Experience Manager(以下、AEM)が導入されました。導入における基盤構築の一環として、主に情報設計、UI設計、フロントエンド実装を担当しました。

具体的には、AEMのコンテンツ配信機能であるWCM(Web Content Management。一般的なCMSと同様の機能)において、共通で使うことのできる汎用コンポーネントの要件定義、機能設計、オーサリング画面のUI設計、フロントエンド実装を行いました。加えて、コンポーネントを組み合わせたページテンプレートや、サイト構造を模したサイトテンプレートのパッケージも設計し、各ブランドのイメージ訴求を柔軟に実施できるように、ビジュアルデザインの基礎となるトーン&マナーのルールも定義しました。
  • Webサイト/Webサービス
  • Webガバナンス構築支援
  • クリエイティブ開発

[ プロジェクトのポイント ]

  • AEM が花王のデジタルマーケティングプラットフォームになり得るかの調査・検証
  • 「だれでも」「どの環境でも」アクセスできるWebサイトを実現するための新基準の設計
  • ブランドの世界観を十分に表現でき、制作コストの削減もできる制作環境の提供

提示された課題

花王株式会社様(以下、花王)からは、海外も含めた花王グループ全体が抱える数多のブランドの世界観づくりを、同一プラットフォームで実現できるようにしたいという要望がありました。それによって、旧基盤よりもサイト制作・運用にかかるコストを削減することも目的の一つです。また、顧客の閲覧環境に即したマルチスクリーンへの対応と、アクセシビリティへの対応レベルを引き上げることで、古びずに長く使える基盤とすることが求められました。

問題解決までのアプローチ

本プロジェクトは大きく3つのフェーズで進行しました。

1. 調査フェーズ
AEMの導入可否を判断するための調査を実施。AEMそのもののフィジビリティスタディ、導入によってどれだけ作業が効率化できるか、既存サイトを表現できるかなどを軸に、花王のプラットフォームとしての有用性を検証しました。

2. 構築フェーズ
WCMの基盤をデフォルト状態から花王専用にカスタマイズし、構築しました。コンテンツ表現の幅を担保しつつも、花王が掲げる「モバイルファーストの推進」「アクセシビリティへの対応」「業務の効率化」に配慮したシンプルな設計を心がけました。

3. 運用フェーズ
基本機能のローンチ後、実際のサイト制作で使われる中で出てきた要望や問い合わせをもとに、基盤改修やコンポーネントの更新・管理を行っています。問い合わせに対しては、開発パートナーと協力しながらサポートし、改修内容の周知など、制作者が機能を最大限に活かしてサイト制作ができるよう支援しています。

変わり続ける情報環境の変化に対応するために、現在も基盤の強化・改善を続けています。

プロジェクトの体制

  • スーパーバイザー:1名
  • テクニカルディレクター:1名
  • プロジェクトマネージャー:1名
  • インフォメーションアーキテクト:2名
  • ディレクター:3名
  • アートディレクター:1名
  • デザイナー:1名
  • システムエンジニア:4名
  • アカウントマネージャー:1名

[ プロジェクト概要 ]

クライアント名 花王株式会社 様

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