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成女高等学校の選択授業「表現プログラム」で開講されるデザインクラスを令和5年度もコンセントが担当

「表現プログラム」デザインクラスの授業の様子

成女高等学校(以下、成女)の自己表現を育む選択授業「表現プログラム」のデザインクラスを、令和4年度に続き令和5年度もコンセントが担当します。講師はサービスデザイナー/アートディレクターの高石有美子とコミュニケーションデザイナー/アートディレクターの青木由季が務めます。

成女の「表現プログラム」は「社会に出たときに必要な力を高校時代から磨いていく」という考えに基づき令和2年(2020年)に新規開設された学校設定科目(※1)です。年間を通し計7種のクラスが開講され、各分野の専門講師がカリキュラムを担当。2月に開催されるパフォーマンスフェスティバルでは、生徒たちによる学びの集大成が発表されます。

写真:PCに向かい作品を発表する生徒、それを聞くほかの生徒と講師

令和4年度 授業の様子

写真:ポスターや施策、ショップカード、教科書、CDジャケット、お菓子のパッケージなど個性豊かな作品が並べられている

令和4年度 パフォーマンスフェスティバル デザインクラスの作品一覧

コンセントの高石と青木が担当するデザインクラスでは、生徒たちが「伝えたいことが相手に伝わるよう、情報を整理しビジュアルで表現することができる」ことを目標にカリキュラムを設計しています。

グラフィックデザインの基本を伝える講座や、紙媒体の制作実習・発表・講評等を通して、制作意図やコンセプトを言語化し、デザインに落とし込む力をつける、全18回の授業を実施予定です。

※1 「学校設定科目」とは、高等学校学習指導要領に定められている「専門教育に関する各教科」に属する科目以外の科目です。「地域、学校及び生徒の実態、学科の特色等に応じ、特色ある教育課程の編成に資する」よう、学校独自で設けることができます。名称、目標、内容、単位数等については、その科目の属する教科の目標に基づき、各学校で定めることができます(出典:文部科学省.「高等学校学習指導要領(平成11年3月告示、14年5月、15年4月、15年12月一部改正)」. 第1章 総則(閲覧日:2023年4月19日)

[ 成女高等学校について ]

東京都新宿区にメインキャンパスを構える成女高等学校は、明治32年に建学された女子校です。「社会で活躍できる自律・自立した生徒の育成」を教育方針とし、「キャリア教育」「表現教育」「リーダー教育」の3つを教育指針として掲げています。


[ 株式会社コンセントについて ]

コンセントは「デザインでひらく、デザインをひらく」をミッションに、企業や行政と伴走し活動を支えるデザイン会社です。

デザイン経営や事業開発、マーケティングやブランディング、クリエイティブ開発等において、サービスデザインの視点と技術を生かして戦略策定から実行まで一貫して支援しています。また、誰もがデザインについて学べる「コンセントデザインスクール」の運営等を通して「デザインの知の活用」を広く共有しています。生活者一人ひとりがデザインの視点を身につけ、問題解決に役立てられる社会となることを目指して活動しています。

講師プロフィール

高石 有美子(TAKAISHI Yumiko)

株式会社コンセント サービスデザイナー/アートディレクター

高石有美子プロフィール写真

早稲田大学第一文学部卒業後、コンセントに入社。エディトリアルデザイナーとして雑誌・ギフトカタログ・教科書等、多岐にわたる媒体を手がけたのち、サービスデザイナーに転身。リサーチやワークショップ等を実施しながら、さまざまな事業開発支援プロジェクトに携わる。現在は、組織や商品・サービスがもつ価値の分析・言語化から、ロゴ・ウェブサイト・パッケージデザインなどのクリエイティブまでをつなぐような「ブランディング」の実践に力を入れている。中高生二児の母。

青木 由季(AOKI Yuki)

株式会社コンセント コミュニケーションデザイナー/アートディレクター

青木由季プロフィール写真

武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業後、アレフ·ゼロ(現コンセント)入社。企業、教育機関、出版等を中心に、エディトリアル及びコンテンツデザインの視点から、さまざまなコニュニケーションツールのディレクションとデザインに携わる。近年はノンデザイナーや若い世代に、デザインの考え方やスキルを伝える活動も行う。

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