セミナー・イベント

開催日:2020.12.8(火)終了しました

Biz/Zine Academy「サービスデザインの現場から~サービスブループリントによる体験の実現・実装~【オンライン】」に赤羽太郎、岡本拓、長尾真実子が登壇

好評を受け、これまで数回開催している、Biz/Zine Academy(旧称:ビズジェネ・ワークショップ)「サービスデザインの現場から~カスタマージャーニーマップの役割とそのつくり方~」。そのシリーズセミナーとして、2020年12月8日に「サービスデザインの現場から~サービスブループリントによる体験の実現・実装~」のオンラインでの開催が決定。サービスデザインチームの赤羽太郎、岡本拓、長尾真実子の3名が登壇します。

顧客視点でサービスを提供できる組織にする「サービスブループリント」

ここ数年、顧客視点でサービスや事業を捉えることの重要性が高まっています。それに伴い、望ましい顧客体験を実現するためにデザイン思考などのマインドセットを持ち、カスタマージャーニーマップ、ペルソナ法など、顧客視点でビジネスや課題を捉える手法の活用は進んでいます。

顧客像をペルソナで捉え、顧客体験の文脈をカスタマージャーニーで可視化することはできた。そこから改善のアイデアも出た。次にすることは、「どう実行していくのか」ということです。実際にサービス・事業を実行に落とし込んでいくためには、自社組織の多様なステークホルダーとの組織間の壁を越えた連携が必要となってきます。また、近年のデジタル化やクラウド化の進む状況において、社外パートナーや、そこで提供されるシステムや、APIの利用が不可欠な場合も多くあります。

これらの組織や人々、システムとの連携をすることは、顧客の視点を捉えることとは違った困難さがあります。また、組織の連携や実装を重視するあまり、せっかく顧客中心の視点から生まれたアイデアや体験の構想が「インサイド-アウト(組織の内側からの)」の論理により吸収されてしまうことが多くあります。

サービスブループリントはこのような状況において特に活用すべきものです。

サービスブループリントの図

本講座では、講義形式とワークショップ形式の組み合わせでサービスブループリントの活用手法について学んで頂きます。講義ではサービスブループリントの生まれてきた背景、その活用のケーススタディなどをレクチャーします。その上で、ワークショップでは、実践的にサービスブループリントを活用するための課題を用意し、みなさんにサービスの分析から、組織を越えた連携遂行の設計をするまでの流れを体験していただきます。

<本講座で提供するもの>

当講座はZoom、及びMiro(オンラインホワイトボード)を利用したオンラインセミナーとなります。受講にあたりまして、以下環境を事前にご用意ください。
  • インターネット環境(必ずGoogle Chromeからアクセスをお願いします)
    ※他のブラウザからのアクセスは正常に動作しない場合があります。
    Google Chromeのダウンロードはこちら:Google Chromeのダウンロード
  • Zoomのダウンロード(ミーティング用Zoomクライアント)
    ※接続テストはこちら:Zoom接続テスト
  • 音声機器(ヘッドセットまたはマイク付きイヤホン)
  • Miroのアカウント作成
    ※ご参加までに、Miroのアカウント作成をお願いいたします。
  • 本講座で身につくこと

    • サービスデザインについての基礎的な理解
    • サービスブループリントの概要
    • サービスブループリントの活用ケーススタディ
    • 顧客視点とビジネス視点双方からサービス設計を行う体験
    • チームで合意形成を行いながらプロジェクトを進める体験

    本講座の受講対象者

    • 経営企画部門
    • 事業開発&研究開発部門
    • デザイン部門
    • デジタル部門

[ 開催概要 ]

セミナー名 サービスデザインの現場から~サービスブループリントによる体験の実現・実装~【オンライン】
日時 2020年12月8日(火) 10:00~17:40
会場 オンライン
定員 20名
参加費 60,000円+税
※講座テキスト(PDF)代含む
主催 株式会社翔泳社「Biz/Zine(ビズジン)」編集部
タイムテーブル等の詳細情報・
お申し込み
Biz/Zine Academyページにてご確認ください。
※お申し込み締め切りは12月4日(金)12:00です。
※お申し込みの前に、Biz/Zine Academyページに記載の留意事項をご確認お願いいたします。

スピーカープロフィール

赤羽 太郎(AKABANE Taro)

株式会社コンセント サービスデザイナー

赤羽太郎のプロフィール写真

国際基督教大学教養学部人文科学科卒。顧客視点での新規サービス事業開発や体験デザイン、またそれを生み出す組織やプロセスを作るコンサルティングに従事。Service Design Div.の大規模プロジェクトにおいて多数リードを務めている。UX/SD 関連セミナー登壇や国内外でのService Design Networkの活動のほか、UX Tokyo の Rosenfeld Media の UX 関連書籍の翻訳チームにも参加。飛び込み営業が社会人としての原体験であるため、泥臭いプロセスもわりと得意である。HCD-Net認定人間中心設計専門家。

岡本 拓(OKAMOTO Taku)

株式会社コンセント サービスデザイナー

Hochschule für Gestaltung und Kunst FHNW, The Basel School of Design(スイス)修士課程修了。近代美術とビジュアルコミュニケーションについての研究を行う。アムステルダムのデザイン事務所にて美術館や公共事業におけるブランディング制作に従事した後、香港のサービスデザインファームを経てコンセントに入社。サービスデザイン・UXデザインのプロジェクトに関わるほか、ワークショップのファシリテーションや講師活動を通してデザインのナレッジを伝えている。HCD-Net 認定 人間中心設計専門家。

長尾 真実子(NAGAO Mamiko)

株式会社コンセント サービスデザイナー

長尾真実子のプロフィール写真

京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科デザイン経営工学専攻博士前期課程修了(工学修士)。グローバルデザインプロジェクトの経験をもち、さまざまな文化・領域とのコラボレーションを通したデザインを学ぶ。グローバルデザイン戦略ファームを経て、2018年コンセントへ入社。コンセントではデザインアプローチによる事業/サービス開発の支援を行う。Service Design Network 日本支部の事務局としても活動。

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