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開催期間:2021.6.25(金)〜 2021.6.27(日)終了しました

第68回「日本デザイン学会 春季研究発表大会」に長谷川敦士が登壇

2021年6月25日(金)から27日(日)に開催される第68回「日本デザイン学会 春季研究発表大会」に、コンセントの代表取締役社長の長谷川敦士が登壇します。

日本デザイン学会は「会員相互の協力によってデザインに関する学術的研究の進歩発展に寄与する」ことを目的とする学術団体です。「デザインを基軸にした社会と文化の健全な発展」を目指し、国際学会の運営への参画を通して国際的な学術連携の推進や、国内において研究発表大会、シンポジウム等の企画大会を毎年開催するほか、学会誌などの出版活動を行っています。

68回目を迎える本研究発表大会は、日常の生活を基点としたデザイン活動によって困難な状況を乗り越え、柔軟に適応する人々や社会を振り返ることでデザインの可能性を探るべく「地にいきるレジリエンス・デザイン」をテーマにオンラインで開催されます。3日間を通して総会、複数の特別公演、オーガナイズドセッション、事前申し込み制による口頭やポスターによる研究発表のほか、学生ワークショップが予定されています。

コンセントの長谷川はXデザイン研究所/武蔵野美術大学の山崎和彦氏とともに、オーガナイズドセッション「政策・行政とデザイン」のオーガナイザー兼パネリストの一人として登壇し、「行政とサービスデザイン」をテーマにお話しする予定です。


長谷川のセッション概要

日時:2021年6月27日(日)15:00〜17:00

【テーマ】
政策・行政とデザイン

【オーガナイザー】
山崎和彦氏(Xデザイン研究所/武蔵野美術大学)
長谷川敦士(コンセント/武蔵野美術大学)

【パネリスト(所属)】
(前半)政策とデザイン
山﨑和彦氏(Xデザイン研究所/武蔵野美術大学)
外山雅暁氏(特許庁)
市川文子氏(リ・パブリック)
橋本直樹氏(経産省/一般社団法人STUDIO POLICY DESIGN)

(後半)行政とサービスデザイン
長谷川敦士(コンセント/武蔵野美術大学)
座間敏如氏(内閣官房政府CIO上席補佐官)
砂川洋輝氏(Code for Japan)
増田睦子氏(行政情報システム研究所)

【概要】
日本や地域をよくするための政策や公共のデザインが期待されています。これからの政策や公共の実現にむけてなにが必要なのか、デザインに何ができるのかを議論していきます。背景としては、行政でのデザイン活用やデジタル化の進展、災害問題、地域活性化、環境問題、など多様な社会の問題に対して、どのようにデザインが貢献できるのでしょうか? また、日本にはどのようなデザインアプローチが必要でしょうか? 前半セッションでは、政策デザインの事例、地域の事例、文化のデザインなど多様なアプローチと事例を講演者に提供してもらい「政策のデザイン」というあたらしいデザイン対象に関して、実践の論点を明らかにする。
また、サービスデザインという視点では、内閣府が提示したデジタル・ガバメント実行計画においてもその実践が明言されるなど、公共サービス全般においての活用が期待されている。特にデジタル庁開設に呼応して、よりいっそう包括的なサービスデザインの導入が期待されている。後半セッションでは、行政・自治体のサービスデザインに関わる実践者、研究者からの話題提供に基づき、日本におけるこれからのサービスデザインが組織文化となっていくための、実践の論点を明らかにする。

[ 開催概要 ]

イベント名称 第68回 日本デザイン学会 春季研究発表大会
日時 2021年6月25日(金)13:00〜16:00
2021年6月26日(土)9:00〜17:30

※18:00からオンラインで懇親会が予定されています。

2021年6月27日(日)9:00〜18:00
会場 オンライン(Zoom)
参加費 無料

※研究発表のない参加者のみ。

主催 日本デザイン学会(JSSD)
開催校 長岡造形大学
詳細・お申し込み 第68回 日本デザイン学会 春季研究発表大会お知らせページ(長岡造形大学サイト内)にてご確認をお願いいたします。

※お申し込み締切は6月9日(水)です。

スピーカープロフィール

長谷川 敦士(HASEGAWA Atsushi)

株式会社コンセント代表取締役社長/武蔵野美術大学 大学院造形構想学科教授

「わかりやすさのデザイン」であるインフォメーションアーキテクチャ分野の第一人者。2002年に株式会社コンセントを設立。企業ウェブサイトの設計やサービス開発などを通じ、デザインの社会活用、デザイン自体の可能性の探索とともに、企業や行政でのデザイン教育の研究と実践を行う。経済産業省「高度デザイン人材育成研究会」、政府CIO「デジタル・ガバメント技術検討会議」デザインタスクフォースをはじめとした各種委員や革新的イノベーション創出プログラムビジョナリーメンバー等を務める。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。Service Design Network 日本支部共同代表。人間中心設計推進機構(HCD-Net)副理事長。

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