セミナー・イベント

開催日:2022.12.13(火)終了しました

[2022/12/13開催] Biz/Zine Academy「サービスデザインの現場から~サービスブループリントによる体験の実現・実装~【オンライン】」に赤羽太郎、猪瀬景子が登壇

2022年12月13日(火)に開催されるBiz/Zine Academy「サービスデザインの現場から~サービスブループリントによる体験の実現・実装~【オンライン】」に、コンセントのサービスデザイナーの赤羽太郎、サービスデザイナー/リサーチャーの猪瀬景子が登壇します。

顧客視点でサービスを提供できる組織にする「サービスブループリント」

ここ数年、顧客視点でサービスや事業を捉えることの重要性が高まっています。それに伴い、望ましい顧客体験を実現するためにデザイン思考などのマインドセットを持ち、カスタマージャーニーマップ、ペルソナ法など、顧客視点でビジネスや課題を捉える手法の活用は進んでいます。

顧客像をペルソナで捉え、顧客体験の文脈をカスタマージャーニーで可視化することはできた。そこから改善のアイデアも出た。次にすることは、「どう実行していくのか」ということです。実際にサービス・事業を実行に落とし込んでいくためには、自社組織の多様なステークホルダーとの組織間の壁を越えた連携が必要となってきます。また、近年のデジタル化やクラウド化の進む状況において、社外パートナーや、そこで提供されるシステムや、APIの利用が不可欠な場合も多くあります。

これらの組織や人々、システムとの連携をすることは、顧客の視点を捉えることとは違った困難さがあります。また、組織の連携や実装を重視するあまり、せっかく顧客中心の視点から生まれたアイデアや体験の構想が「インサイド-アウト(組織の内側からの)」の論理により吸収されてしまうことが多くあります。

サービスブループリントはこのような状況において特に活用すべきものです。

Miro(オンラインボード)上のサービスブループリントのイメージ。縦軸に、フロントステージとバックステージの項目が並ぶ。フロントステージとして、フロントステージスタッフ、タッチポイント、顧客の行動の3つの要素がある。バックステージには、サポートプロセスとバックステージスタッフの2つの要素がある。各要素の右に空欄の付箋が配置されている。

本講座では、講義形式とワークショップ形式の組み合わせでサービスブループリントの活用手法について学んで頂きます。講義ではサービスブループリントの生まれてきた背景、その活用のケーススタディなどをレクチャーします。その上で、ワークショップでは、実践的にサービスブループリントを活用するための課題を用意し、みなさんにサービスの分析から、組織を越えた連携遂行の設計をするまでの流れを体験していただきます。

<受講環境>

当講座はZoom及び、Miro(オンラインホワイトボード)を利用したオンラインセミナーとなります。受講にあたりまして、以下環境を事前にご用意ください。※パソコンからのご参加を推奨しております。
  • インターネット環境(必ずGoogle Chromeからアクセスをお願いします)

    ※他のブラウザからのアクセスは正常に動作しない場合があります。

    Google Chromeのダウンロードはこちら:Google Chromeのダウンロード
  • Zoomのダウンロード(ミーティング用Zoomクライアント)

    ※接続テストはこちら:Zoom接続テスト

  • 音声機器(ヘッドセットまたはマイク付きイヤホン)
  • Miroのアカウント作成

    ※ご参加までに、Miroのアカウント作成をお願いいたします。

  • <本講座で身につくこと>

    • サービスデザインの基礎的な理解
    • サービスブループリントの概要
    • サービスブループリントの活用ケーススタディ
    • 顧客視点とビジネス視点双方からサービス設計を行う体験
    • チームで合意形成を行いながらプロジェクトを進める体験

    <対象受講者(職種・お持ちの課題)>

    • 経営企画部門
    • 事業開発&研究開発部門
    • デザイン部門
    • デジタル部門

    <実際に受講したお客様の声>

    • サービスブループリントが生まれた歴史、背景から説明していただき、参加者が疑問に持ちそうな点がすべて盛り込まれていて、非常に良かった。
    • ワークで実感を伴いながら短時間で学べたので、具体的なイメージができるようになった気がします。非常に参考になりました。
    • オンライン受講は初めてで不安でしたが、ワークもスムーズで快適でした。リアルな場で集まるような体験ができていたと思います。

[ 開催概要 ]

セミナータイトル サービスデザインの現場から
~サービスブループリントによる体験の実現・実装~【オンライン】
日時 2022年12月13日(火) 10:00~17:40
会場 オンライン
定員 20名
参加費 66,000円(税込)
※講座テキスト(PDF)代含む
主催 株式会社翔泳社「Biz/Zine(ビズジン)」編集部
タイムテーブル等の詳細情報・
お申し込み
Biz/Zine Academyページにてご確認ください。
※お申し込み締め切りは12月9日(金)12:00です。
※お申し込みの前に、Biz/Zine Academyページに記載の留意事項をご確認お願いいたします。
※テキストは開催日より1週間後を目安に、PDF資料として事後ダウンロードにてご案内いたします。

スピーカープロフィール

赤羽 太郎(AKABANE Taro)

株式会社コンセント サービスデザイナー

赤羽太郎のプロフィール写真

国際基督教大学教養学部人文科学科卒。顧客視点での新規サービス事業開発や体験デザイン、またそれを生み出す組織やプロセスを作るコンサルティングに従事。Service Design Div.の大規模プロジェクトにおいて多数リードを務めている。UX/SD 関連セミナー登壇や国内外でのService Design Networkの活動のほか、UX Tokyo の Rosenfeld Media の UX 関連書籍の翻訳チームにも参加。飛び込み営業が社会人としての原体験であるため、泥臭いプロセスもわりと得意である。HCD-Net認定人間中心設計専門家。
コンセント Design Leadership メンバー。

猪瀬 景子(INOSE Keiko)

株式会社コンセント サービスデザイナー/リサーチャー

猪瀬 景子のプロフィール写真

横浜国立大学経済学部卒業。広告代理店にてCMプランナーとして就業。教育系アプリや専門チャンネルサービスのプロモーションに携わった後、コンセント入社。クライアントの新規事業開発に関わる調査・分析業務を中心に、コンセプト開発、サービス戦略策定など多様なプロジェクトに従事。Service Design Network事務局。

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