ビー・エヌ・エヌ新社   コーポレートサイトリニューアル・カタログデザイン

情報空間において “Publishing”をするための
しくみとデザインを構築

ビー・エヌ・エヌ新社は、デザイン・コンピュータ・クラフトなどのジャンルを扱う出版社です。
コーポレートサイトのリニューアルと、ブックカタログのデザインを担当しました。

  • ウェブサイト・サービス
  • メディア・コンテンツ開発
  • クリエイティブ開発

[ プロジェクトのポイント ]

  • 情報空間でも“出版活動”ができ、ビジュアル訴求力のあるサイト
  • Webサイト管理者が「編集者」なので、プレーンな器としてWebサイトを構築
  • 書籍紹介は、オブジェとしての書籍を撮り下ろし写真で表現

プロジェクトの背景

株式会社ビー・エヌ・エヌ新社様からは「他の出版社ではできないことをしたい。」というオーダーをいただき、編集部との対話を重ねて課題を洗い出していきました。

問題解決までのアプローチ

抽出した課題から要件をまとめ、「情報空間でも“Publishing”ができ、ビジュアル訴求力のあるサイト」を目標に制作しました。具体的には、

  • 物撮り写真を大きく使った、ショーウインドウとしての書籍ページデザイン。
  • 記事や書籍タイトルごとに、柔軟に編集できる自由度の高いテンプレート設計。
  • デザイン・コンピュータ・クラフトという、3ラインの出版コンセプトを強調。互いに重複するカテゴリー分けを簡潔に表現。
  • カテゴリーごとに異なるユーザー層に、領域を横断したかたちで書籍ラインナップをアピールできる一覧画面。

などといった方向性でリニューアルを進めていきました。
また、サイト全体の構造を単純にすることで、個々のページにさまざまなコンテンツを柔軟に入れることのできるCMSを構築しました。ビジュアル要素の比重を多く取り、項目立てから自由に設定のできるカスタム性を担保することで、記事や書籍タイトルごとに、ページを任意で「編集」できるしくみを採用しています。
軸となるナビゲーションやカテゴリーページのつくりを、書籍のメインカテゴリー・サブカテゴリーの持たせ方から考えることで、出版コンセプトを自然に表現することのできる動線を設計しています。
任意の「おすすめ枠」や「ステータスラベル」機能で、自動生成の一覧に編集性を持たせる、といったアプローチも加味しました。
Webサイト管理者が「編集者」であることを考慮し、あえてプレーンな器としてのWebサイトを構築することで、高い編集・カスタム性を担保しています。

クリエイティブのポイント

オブジェとしての書籍の魅力を伝えるため、撮り下ろし写真を象徴的にあしらう構成の書籍紹介ページに。どんなコンテンツが入ってもゆらぎのないトーン&マナーにするため、情報構造を明確にし、配色ルールを厳密に設定しています。
シーズンビジュアルのグラフィックデザイン、フォントの選定、インタラクションのチューニングなど細かなブラッシュアップを重ね、各コンテンツの魅力がシンプルかつ明るい印象で伝わる表現を試みています。

[ プロジェクト概要 ]

クライアント名 株式会社ビー・エヌ・エヌ新社 様
URL http://www.bnn.co.jp/
公開日 2013. 10. 17

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