体系的で実践的な学びのステップを
等身大のエピソードで自分ごと化
立教大学様(以下、立教大学)の経済学部を紹介するパンフレットを編集・デザインしました。入学を検討している受験生が、大学入学後のキャンパスライフだけでなく、大学卒業後のキャリアまでイメージできるような誌面づくりを行いました。
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- メディア・コンテンツ開発
- クリエイティブ開発
[ プロジェクトのポイント ]
- 学生の顔が見える・映える構成とデザイン
- 将来の目標に向けて経験できる学びを、順序立てて解説し理解を促す構成
- 各学科で身につくスキルを明確に打ち出し、学科の違いをわかりやすく表現
プロジェクトの背景
立教大学の課題として、在学中の4年間で体系的かつ実践的に学べることを、よりわかりやすく伝えるにはどのように表現すればよいのか、さらには、4年間で身につけた力が、卒業後、どのように役立つのか等、卒業生にインタビューするだけでは表現しきれないことも多く、異なる切り口で見せたいということがありました。
問題解決までのアプローチ
学生が、将来の目標に向け、どのような授業を受け、どのように成長したのかを視覚的に見せる巻頭特集を設けました。制作にあたっては、経済学部の教授陣と直接やり取りをし、企画内容をつめたり細かいスケジュールを組んでいます。また、経済学部内にある3学科は、学科間での垣根が低いため、3学科の違いを説明する方法が例年、編集的課題になっていました。4年間の体系的な学びで身につくスキルが、卒業後にどのように役に立つかを読み手が連動して考えることができるよう、各学科において重点的に身につくスキルを項目立てて掲載し、それらのスキルが具体的にどのような将来像につながるのかを明示することで、3学科の違いをわかりやすくしました。
目標に向けて4年間どう学んでいくかを俯瞰して理解できる巻頭特集
各学科で得られるスキルを端的にまとめた誌面構成
クリエイティブのポイント
例年、学部長のメッセージは巻頭に配置していましたが、巻末に配置するなど、「大学の主役は学生」であることをコンセプトに、学生の顔が見える・映える学部案内になるよう、構成・デザインに落とし込みました。等身大の学生像を伝えるため、各自の学びの過程において起こったターニングポイントやそのときの感想を、学生自身のまっすぐな言葉でまとめています。立教大学らしい、品格があって洗練された雰囲気を、キャンパスの緑を活かした四季折々の写真を掲載し、書体は明朝体を中心に使用、細目の罫線を施すなどして、デザイン全体で表現しました。
それぞれの目標が書かれたホワイトボードをつかって等身大の学生の姿を印象付ける
四季折々のキャンパスの写真で立教大学の品格を表現
プロジェクトの体制
- ディレクター:2名
- デザイナー:1名
[ プロジェクト概要 ]
クライアント名 | 立教大学 経済学部 様 |
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URL | |
公開日/発行日 | 2017/5 |
[ 関連リンク ]
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