一人ひとりが社会課題に真剣に向き合う
環境・キャリア教育の具体化・実践支援
スポーツやアウトドア、ライフスタイルに向けたブランドを幅広く展開するアパレルメーカー、株式会社ゴールドウイン様(以下、ゴールドウイン)。コンセントでは、ゴールドウインが取り組む教育・研究活動「Goldwin Education and Research Activities」を包括的に支援しています。
多岐にわたる活動支援の中で、本記事では、小中学生から大学生を対象にした「環境教育」「キャリア教育」に関する授業プログラムの開発と広報活動支援について紹介します。
- ウェブサイト・サービス
- ドキュメント・スライド
- 映像
- 広報ツール
- 雑誌・書籍・教科書
- ブランディング支援
- メディア・コンテンツ開発
- クリエイティブ開発
[ プロジェクトのポイント ]
- 活動の理念を軸に、教材・映像・ウェブまでを一貫した世界観で設計
- 従業員が講師として授業を行う現場を支える、実用性の高い教材設計
- “共感を生む広報”を意識したストーリーテリングとビジュアル展開
プロジェクトの背景
「Goldwin Education and Research Activities」は、次世代に向けた環境・社会課題への気付きと行動を育む教育・研究活動です。ゴールドウインでは、「誰もが毎日着る服だからこそ、一人ひとりが環境問題に真剣に向き合い、次の世代へ行動をつなぐことが大切だ」という考えのもとに本活動を始めました。
小中学生から大学生までを対象にした授業プログラムの開発にあたっては、社会や環境課題の解決に向けた自社の取り組みを紹介するとともに、一方的な知識伝達に終わらないキャリア教育を目指していました。また、授業では従業員が講師となり、子どもたちと直接向き合いながら、互いに考え、学び合う“創発的な教育活動”にしたいという思いもありました。
問題解決までのアプローチ
本プロジェクトでは、子どもたちに届ける授業の体験の質を高めるため、さまざまな工夫を重ねました。まず、授業で使う教材そのもののクリエイティブ品質を向上させることで、学ぶ楽しさや理解の深まりを促しました。
また、従業員が講師として授業を行う際に、自分たちの教え方や生徒の状況に合わせて教材を柔軟にカスタマイズできるよう、独自の総合学習教材として開発しました。
授業教材の開発に加え、活動の意義や内容をより多くの人に知ってもらうための広報用メディアも制作しました。教材や広報メディアを個別に整えるだけでなく、全体を通して統一感のある世界観をもたせることで、活動のイメージが一貫して伝わるよう工夫しています。
クリエイティブのポイント
本プロジェクトは、次の5つのクリエイティブを制作しました。
- 1.学習教材①(授業用スライド)
- 2.学習教材②(カードゲーム)
- 3.広報資料
- 4.コンセプトムービー
- 5.活動紹介ウェブページ
1. 学習教材①(授業用スライド)
衣料産業が抱える環境課題に対し、自社としてどう向き合うかを伝える授業用スライド。自社製品のデザインアプローチを題材に、ゴールドウインの課題意識や取り組みをわかりやすく紹介しています。
「出前授業」と「企業訪問」の2つの活用シーンを想定して制作し、小学生(高学年)から大学生まで、それぞれの対象に合わせたイラストレーションやグラフィックを展開しました。
また、講師を務める社員の方々が直感的に操作・編集できるよう、PowerPoint形式のデザインフォーマットも設計しています。
制作したスライドの一例。授業のニーズや用途に合わせてアレンジが可能なデザインにし、従業員向けの制作ガイドラインも併せて提供した。
2. 学習教材②(カードゲーム)
衣服の原料や素材を学び、それらが引き起こす環境問題までをクイズ形式で理解できるカードゲーム。小学生を対象に、授業への集中力を高め、主体的に学べるよう設計しました。
カードは子どもの手になじむ形状・サイズとし、授業スライドと連動した色使いを採用。イラストレーションは親しみやすく、ひと目で内容を理解できるシルエットで表現しています。
3. 広報資料
ゴールドウインの教育・キャリア教育活動の全体像をまとめた広報資料。主に学校関係者への送付を想定し、活動の周知や授業前の事前インプットに活用されています。
授業風景や使用する学習教材などのビジュアルを中心に構成し、ゴールドウインらしいデザイントーンで、活動への理解と期待感を高めることを目指しました。
4. コンセプトムービー
教育活動を通じて子どもたちや学校、地域が共に学び合う姿を描いたコンセプトムービー。活動の紹介だけでなく、取り組みへの共感を生むことを目的に制作しました。
明暗や色の深みを豊かに描写できるシネマカメラを採用し、自然光の中で子どもたちの表情や授業の様子、先生の言葉を丁寧に撮影。現場の空気をそのまま感じられる映像に仕上げました。音楽は現場の環境音と調和しながら、映像の展開に寄り添い感情を支える役割を担っています。
創業の地・富山の風景を織り交ぜながら、ゴールドウインの原点と未来への思いを重ね合わせています。
映像ディレクション
環境教育事業の広報資料とは目的を分け、映像は活動に対する「共感を生む」ことを目的に制作しました。学校での授業風景を中心に、子どもたちの表情や先生たちの言葉、環境課題に真摯に向き合う姿を、ありのままのインタビュー映像で伝える形にしました。
撮影アプローチ
撮影にはシネマカメラを採用しました。明暗や色の深みを豊かに描写できる特性を生かし、教室に差し込む柔らかな光、温度を感じる肌の質感や表情を映像に収めています。現場の空気がそのまま伝わるような、自然で温かいトーンを目指しました。
自然風景の撮影には創業の地・富山のロケーションを選び、地元の協力を得て撮影を行いました。美しい自然と、どこか懐かしさを感じる校舎の佇まいを背景に、企業の原点と未来への思いを重ね合わせています。
学校で行われた授業風景。自然光を生かした柔らかなトーンで撮影。
創業の地・富山を訪れての撮影。豊かな自然風景とブランドの原点を重ねる。
音楽制作
音楽は映像の構成に合わせて設計しました。シーンの転換に合わせて音楽も流れるように切り替わり、映像に寄り添いながら感情を支える役割を担っています。また、風の音や子どもたちの声などの環境音をBGMと調和するよう取り入れることで、映像の臨場感を豊かにしています。
5. 活動紹介ウェブページ
コーポレートサイト内に「Goldwin Education and Research Activities」の特設ページを制作。ムービーを中心に、これまでの制作物で築いた世界観を展開しながら、授業プログラムの内容と意義を紹介しています。
プロジェクト初期としての短期的な告知効果と、中期的な認知拡大の両立を意識しました。代表メッセージでは、教育活動への真剣な姿勢と未来社会を見据えた企業ビジョンを伝えています。
[ プロジェクト概要 ]
| クライアント名 | 株式会社ゴールドウイン 様 |
|---|---|
| URL | |
| 公開日/発行日 | 2025/12/01 |
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