パーソルテンプスタッフ   採用向けnoteの立ち上げ支援

メインビジュアル。パーソルテンプスタッフ公式noteの画面

採用に特化したnoteの立ち上げと
クライアント内部での自走を支援

パーソルテンプスタッフ株式会社様(以下、パーソルテンプスタッフ)では、採用効果の向上を目的としたメディア立ち上げの計画がありました。コンセントはプラットフォームとしてnote*の活用提案と、立ち上げ・継続のための支援を実施しました。

*誰でも文章や画像、動画を発信できるプラットフォーム。インフラ保守が不要ですぐにコンテンツ運用が始められることや、書き手の温度感が伝わりやすいことから、近年、企業による活用も進んでいます。
https://note.com/

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[ プロジェクトのポイント ]

  • メディアの要件に最適なプラットフォームとしてnoteを選択し、世界観を構築
  • プロジェクトメンバーでワークショップを実施し、メディアの在り方とコンテンツ案を検討
  • 記事のバナー制作を編集部で完結できるよう、PowerPointで使えるフォーマットを作成

プロジェクトの背景

パーソルテンプスタッフでは、採用サイトを通じて求職者に向けた募集要項や仕事内容に関する基本的な情報を発信しています。他方で、実際に働いている社員の魅力やカルチャーを発信する場がなかったため、採用サイトとは別に新たなメディアの立ち上げを計画していました。

問題解決までのアプローチ

メディアの立ち上げに当たり大きなポイントになったのは、以下の3点でした。

  1. 1.プロジェクトの要件を踏まえた、最適なプラットフォームの選定を行うこと
  2. 2.求職者に対してどのような情報を届けるのか、メディアの役割を定義すること
  3. 3.パーソルテンプスタッフ内部の編集部が、継続的に自走できる仕組みを実現すること

コンセントではポイント1に対して、新規サイトの構築とnote活用の2パターンを提案。低コストでコンテンツを制作・公開できることや、新規サイトと比べて外部流入を期待できることからnoteを活用する方針に決まりました。

ポイント2、3へのアプローチとしては、どのようなメディアを目指すかを検討するワークショップを編集部とコンセントで実施しました。noteの特性やリーチできるユーザー属性を明らかにした上で、メディアの読者ペルソナやUXフローを整理。理想のユーザー体験を実現する上で必要な情報や、発信できると効果的なコンテンツのアイデアを発散しました。

パーソルテンプスタッフとコンセントのメンバーが、ホワイトボードに向かってアイデアを書いたフセンを並べている様子。

ワークショップには計7名が参加。理想のユーザー体験に関する目線合わせをした結果、99ものコンテンツ案が生まれるなど活発な議論が交わされた。

コンテンツのアイデアをエクセルにまとめたもの。各アイデアを制度、業務、人などのカテゴリ、対象とする読者(ペルソナ)などの軸で整理している。

コンテンツ案は今後のメディア運用のヒントになるよう、エクセルにまとめて納品した。

クリエイティブのポイント

発信するコンテンツ案が見えたところで、メディアとしてのトーン&マナーの方向性を定義しました。企業としてのオフィシャル感が強い採用サイトとのすみ分けを意識して、カジュアルな方向性に決定。また、さまざまな派遣スタッフの方々や受け入れ先の企業と丁寧に向き合い、サポートする社員の姿勢が伝わるよう、優しい印象のビジュアルを目指しました。

また、noteというプラットフォームの中でサムネイルが与える印象や、メディアのページ内部での動線など機能性も考慮して色味を検討。メインビジュアルはパーソルテンプスタッフのブランディングに寄与するよう、コーポレートカラーを想起させるピンクを採用し、多様性のある社風が伝わるイラストでまとめました。

公式noteのヘッダー。社員のイラストと「リアルを知ると、もっと身近に。」というコピーが記載されている。

ヘッダーのデザインは、「個人の魅力」や「等身大のリアルな話」を発信するメディアであることが伝わるように、さまざまな社員がカジュアルに話し合うイメージをビジュアルにした。

公式noteの記事一覧ページ。採用関連記事のバナーは黄緑、会社のカルチャー関連記事のバナーは水色など色分けがされている。

記事の識別性を高めるためコンテンツのカテゴリーごとにバナーの色を分け、機能性を高めた。

noteでユーザーからの関心を得るためには記事のバナーが重要ですが、バナー制作はデザイナーが不在の体制では大きな負担がかかります。

そこで、バナー制作のためのツールとして編集部メンバーが使い慣れたPowerPointを選定。スライドマスターを活用し、画像の種別や入れ方、記事タイトルの文字数など、多くの変動要素に耐えられるフォーマットを作成しました。タイトルやインタビュー話者の写真など、記事固有の要素を流し込むだけでバナー制作ができるよう設計し、編集部の運用負荷を低減しました。

バナー作成のフォーマットデータ。写真の入れ方や文字数の制限など制作に必要なルールが記載されている。

制作したPowerPointデータの一部。編集部メンバーの誰もがバナーを作成できるよう、解説付きフォーマットとして納品。

バナーのフォーマットの一覧。バナーの全面写真を使うパターン、テキストとイラストを使うパターンなど、約20点のパターンがある。

社員個人にフォーカスするインタビュー記事、複数人の社員が登場する座談会記事、写真がない記事など、さまざまなコンテンツに対応できるフォーマットのパターンを用意した。

[ プロジェクト概要 ]

クライアント名 パーソルテンプスタッフ株式会社 様
URL https://note.persol.tempstaff.co.jp
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