株式会社コンセント(本社:東京都渋谷区、代表:長谷川敦士、以下コンセント)は、シビックテックを推進する一般社団法人コード・フォー・ジャパン(代表:関治之、以下 Code for Japan)が立ち上げた、市民参加型スマートシティ・プロジェクト「Make our City」(以下、MoC)にパートナー企業として参画します。
MoCは、テクノロジーやデータの活用、コミュニケーションプロセスの構築を通して地域のステークホルダー全員が主体となったまちづくりを目指すスマートシティ・プロジェクトです。「テクノロジーに支配されるのではなく、地域に根ざした住民、企業、誰もがオープンに参加し、みんなで議論しながら一緒につくり上げるようなまちづくりのために、テクノロジーとデータをうまく使いこなす」という構想のもと、必要な仕組みやアイデアを、みんなで考えていくものです。下記3つのアプローチを通し、多様なステークホルダーが生活者としての「わたし」として多様な形で関わることができるまちづくりが目指されています。
- 1.「わたし」のエンパワーメント
「わたし」発で、なにか新しいことをやってみたいという意欲やアイデアのある方をサポートし共創を実現するためのツールや仕組みを開発します。
- 2.暮らしの質を捉える
都市の暮らしの豊かさを捉えて継続的に改善していくために、ウェルビーイング研究にもとづいた幸福度指標を研究します。
- 3.暮らしづくりの基盤整備
さまざまなデータを活用して暮らしをつくっていくためのインフラ基盤を開発します。
MoCには、現時点でコンセントを含めて、行政機関や企業、財団、地域の団体の計11組織がパートナーとして参画。 MoCの社会実装のためにパイロットプロジェクトとして開始された、静岡県浜松市(鈴木康友市長)とのデータ連携基盤を活用した実証実験「Hamamatsu ORI-Project」を契機に、今後他の地域にも市民参加型のスマートシティの拡大が予定されています。
コンセントは、これまで企業や行政、教育機関等のさまざまな課題をデザインの力で解決するとともに、社会課題解決に向けたサービスデザインの活用や推進についての調査研究・実践を行ってきました。今回、MoCの主旨に賛同しその活動にともに取り組んでいくことで、サービスデザインをはじめとするデザインの知見を社会に還元し、より豊かな未来社会を実現できるよう寄与してまいります。
Make our City協力パートナー
- 一般社団法人スマートシティ・インスティテュート
- 一般財団法人トヨタ・モビリティ基金
- インフォ・ラウンジ株式会社
- 株式会社コンセント
- 静岡県浜松市
- 日本電気株式会社
- 兵庫県加古川市
- 福島県西会津町
- Code for Nagareyama
- Code for Toyama City
- NPO法人公共デザインイニシアティブ(Code for Saga)