ベルマーク教育助成財団   活動理解促進パンフレット

実は知られていないベルマーク運動の
しくみと意義をわかりやすく紹介

ベルマーク運動50周年を機に、全国の小学校向けにベルマーク運動の仕組みや意義をより理解してもらうための冊子とe-bookを制作するプロジェクトです。企画・編集からデザインまで担当しています。

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[ プロジェクトのポイント ]

  • 目指したのは、小学生にお母さんがベルマーク運動を説明する(できる)パンフレット
  • 伝えたいことを整理し、ターゲットが読む最適な情報量に編集
  • 親子の共感を得られるトーン&マナーの設計

プロジェクトの背景

ベルマーク運動そのものは広く世間に知れ渡っているものの、その活動が被災地や僻地の学校、外国への支援などにつながっているということや、ベルマークによって学校の設備が整えられているということ、それを支える協賛/協力企業の存在などがほとんど伝わっていない、という課題をお持ちでした。

問題解決までのアプローチ

まずは「誰に」「どのように」このベルマーク運動を伝えるのかを定義するところから始めました。ベルマーク教育助成財団様(以下、ベルマーク財団)関係者に業務についてのヒアリングを重ね、このツールの目的を「小学生のお子さんに、お母さんがベルマーク運動について説明ができるパンフレット」と定義しました。
この方向性に沿って、「ベルマーク運動は教材や備品を買うだけでなく、世界の子どもたちの支援にもなっている」ことを伝えるにあたって、伝えたいことをまず一度棚卸ししてから、冊子の構成に整理し直しました。また、子どもにも伝わる切り口や説明に語り直すことで、結果的に子どもだけでなく、広いターゲットにメッセージが伝わる冊子になりました。

クリエイティブのポイント

今回の冊子は、あえて今までのベルマーク財団のつくってきたイメージにとらわれずに、パンフレットの目的から逆算してトーン&マナーを設定しました。絵本的な柔らかいテイストでありながら、情報を絞って整ったレイアウトにまとめることで、子どもっぽくなりすぎない、子どもにも大人にも共感の得られるバランスを注意してディレクションしています。イラストレーターも上記のトーンに合わせて検討を重ね、わたなべちいこさんのシンプルでキュートな世界観を活かしたデザインにまとめました。
冊子は初版で5万部を刷りましたがすぐに増刷がかかり、より広範囲に閲覧していただくために同時にe-Book化してWeb上に公開しました。

プロジェクトの体制

  • プロデューサー:1名
  • プロジェクトマネージャー:1名
  • ディレクター:1名
  • アートディレクター:1名
  • デザイナー:1名
  • 編集・ライター:2名
  • イラストレーター:1名

[ プロジェクト概要 ]

クライアント名 ベルマーク教育助成財団 様
URL(e-book) http://www.bellmark.or.jp/ebook2015/top.html
公開日/発行日 2010.3

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