クリナップ   HIROMAブランド戦略支援

「HIROMA for new life style」のタイトルと、2人の男女が料理をしている写真。サイトのメインビジュアルにもなっている。

新しい暮らしの提案に向け
ブランドの在り方を創造する

家事の省力化や、住宅・LDK空間のコンパクト化が進む現代に、キッチンの要素を極力シンプルにしダイニングテーブルと融合することで、新しいLDKの在り方や暮らしを提案する「HIROMA」。その「HIROMA」を紹介するウェブサイト、カタログ、イメージムービーなど、プロモーションツール一式を制作しています。

  • ウェブサイト・サービス
  • 映像
  • 販促ツール
  • ブランディング支援
  • デジタルマーケティング支援
  • メディア・コンテンツ開発
  • クリエイティブ開発

[ プロジェクトのポイント ]

  • 商品の価値とトレンド感を投影したビジュアルとタグラインの提案
  • スチール・ムービーを同時に撮影し、ブランドの世界観を統一
  • ターゲットやキーワードを整理し各ツールのデザインやコピーに反映
5枚中1枚目:サイトのトップページのキャプチャ。2人の男女が料理をする写真を使用した、落ち着いた印象のビジュアル。
5枚中2枚目:サイト内の商品紹介のキャプチャ。HIROMA最大の特長であるテーブルに組み込まれたワークトップ&シンク。料理しない時はシンク内をトッププレート(オプション)で隠せることを説明している。
5枚中3枚目:カタログの表紙を撮影した画像。シンプルに、ロゴマークと写真だけで構成されている。すっきりとコンパクトなキッチンの写真が使用されている。
5枚中4枚目:カタログの中面を撮影した画像。ページ右上部に見出し「8つの特徴」。8枚の写真が並ぶ。シンクの機能の説明や、天然木を使用していること、同素材のダイニングチェアの紹介などを、ビジュアルとテキストでそれぞれ説明している。
5枚中5枚目:イメージムービーのキャプチャ。2人の男女が料理をする手元が映っている。

プロジェクトの背景

「HIROMA」は、創業70周年を迎えたキッチンメーカーのクリナップ株式会社様(以下、クリナップ)が老舗家具メーカーの飛驒産業株式会社様とコラボレーションし誕生した商品で、2019年12月に先行販売をスタートしました。コンセントは、「HIROMA」のデジタルマーケティングにおける「認知→理解・検討→顧客化」という仕組みをつくるところからプロジェクトに参画。汎⽤性のある商品特性から、ターゲットをBtoCからBtoBまで広げて再検討する必要があるなか、プロジェクト開始から1カ⽉半後にはモニター募集のLPを作成し募集を開始。2カ⽉半後にはウェブサイトのトップページおよびコンバージョンにつながる部分のみの改訂とカタログ、ムービーを先行リリース。さらにその半年後、トップページに合わせてサイト全体の情報整理とトーン&マナーを統一することにしました。

問題解決までのアプローチ

競合調査やアクセス解析から現状の課題を抽出し、流入からコンバージョンまでのあるべき姿を策定しました。そして、情緒的価値を高めるためのビジュアルを作成し、SNSからリアルな店舗での接客まで一貫したブランドイメージをつくることと、ユーザーがほしい情報に素早くたどり着けるようにすること、という2点に注力しました。
商品を売るのではなく、新たな暮らしの提案であることを意識し、朝、昼、夜のシーンを撮影しました。コンセントの自社スタジオに「HIROMA」を簡易設置し、スチールとムービーを同時に撮影することで、短期間の中で効率良く制作を進めました。また、クリナップ担当者様とワークショップを実施し、ターゲットと関連するキーワードの整理も行い、タグラインの改訂、コピー制作へとつなげました。

画像

クリエイティブのポイント

ペルソナをもとに具体的な人物像やライフスタイルの仮説を立て、ブランドの世界観を表現できるよう撮影シーンを提案しました。テレワークにも料理にも活用でき、家事参加がしやすく、狭小住宅でもゆとりある暮らしができるという商品の特長をわかりやすく伝えるためのシチュエーションを考えるとともに、トレンド感も取り入れながら、モデルの選定、インテリアや食器類、衣装のトーン&マナーを策定しました。

カタログの中面を撮影した画像。ページ右上部に見出し「8つの特徴」。8枚の写真が並ぶ。シンクの機能の説明や、天然木を使用していること、同素材のダイニングチェアの紹介などを、ビジュアルとテキストでそれぞれ説明している。
カタログの中面を撮影した画像。ページ右下部に見出し「おうち時間が楽しくなる」。大きく扱われている2枚の写真が並ぶ。1枚目は、女性がテーブルでノートパソコンを操作している間、男性は同じテーブルでコーヒーを入れている。2枚目は、女性がテーブルで花を生けているそばの椅子で、男性が読書をしている。

タグラインは、「LとDとKを、もっと自由に考えよう。」に決定し、ユーザーが「こんな暮らしがしたい」と共感できる仕上がりの写真と映像により、SNS、ムービー、ウェブサイト、カタログで一貫したブランドイメージを形成しました。

[ プロジェクト概要 ]

クライアント名 クリナップ株式会社 様
URL https://hiromastyle.jp/
公開日/発行日 2020/10/1(2020/3/1更新)
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