スガツネ工業   「Zwei L」ブランドサイトリニューアル

最上位ブランドがもつ
究極の質感を味わうWebサイト

建築金物や家具金物を扱う、創業89年の歴史を誇るスガツネ工業様(以下、スガツネ工業)。同社が展開するフラッグシップブランド「Zwei L(ツヴァイル)」のブランドサイトリニューアルに際し、企画・編集・デザイン・撮影ディレクションを担当しました。

  • ウェブサイト・サービス
  • ブランディング支援
  • メディア・コンテンツ開発
  • クリエイティブ開発

[ プロジェクトのポイント ]

  • 関係者全員の頭の中にある「世界観」を、「言葉」と「イメージ」で可視化するワークショップを実施
  • 写真、デザイン、インタラクションが一体となった最上位ブランドの世界観表現
成果物のスクリーンショット(1点目/全6点)
成果物のスクリーンショット(2点目/全6点)
成果物のスクリーンショット(3点目/全6点)
成果物のスクリーンショット(4点目/全6点)
成果物のスクリーンショット(5点目/全6点)
成果物のスクリーンショット(6点目/全6点)

プロジェクトの背景

前回のリニューアルから10年が経過していた既存のWebサイトには、スガツネ工業の最上位ブランドがもつ魅力をユーザーに正しく伝えられていないという課題がありました。このプロジェクトでは、最上位ブランドに相応しいWebサイトへのリニューアルを目的に、ブランドの世界観を関係者全員で再構築することから取り組みました。

問題解決までのアプローチ

まずは関係者へのヒアリングを重ね、高級建築金物ブランド「Zwei L」の魅力の棚卸しをしました。しかし理解は深まる一方、関係者間でもブランドの世界観について認識が異なることがわかってきました。そこで、抽象的なブランドの世界観について合意形成するために、意思決定者を含めた関係者全員参加のワークショップを実施。言葉によってブランドイメージの輪郭を浮き上がらせながら表現方法を絞り込んでいき、クリエイティブの方針を固めていきました。

ワークショップの目的を説明するために使用したスライドと、検討時に作成した付箋を張った模造紙の写真

言葉で表現するフェーズでは、どのイメージが近いか意見をもらい、ブランドの輪郭の認識を揃えた

サイト制作においては、リニューアル前よりも情報を精査してページ数を減らし、イメージと言葉、気持ちよい動きなどをポイントに、ブランドの世界観を再構築する方針を立てました。

クリエイティブの主役となるビジュアル撮影では、先立って行われたワークショップでまとめていたブランドイメージを写真上で表現できるように、照明や背景の素材、色味など、製品との組み合わせを精査し、入念な準備を行いました。実際の撮影時は、現場に関係者を集めることで意思決定のスピードを上げ、短期間ながらも精度の高いクリエイティブ制作を実現しました。

デザイナーの手描きラフ
撮影に使用した香盤表

デザイナーの手描きラフを元にスタジオで撮影

クリエイティブのポイント

一般的な価格帯の建築金物では「部屋に合う製品」などといったコーディネートで魅力を引き立てるプロモーションがよく用いられます。しかし「Zwei L」の場合、製品そのものの持つ仕上げや材質などの「非常に高い品質」それ自体を前面にアピールすることで、高級感を演出しました。そのため製品撮影では、背景も含めた質感を表現する写真にこだわっています。

また、ゆったりと写真をすべらせるようなスクロールや、微細な色やマテリアルの変化を実装し、全ての要素が「Zwei L」ブランドを体現するWebサイトとなっています。

トップページのスクリーンショット(その1)
トップページのスクリーンショット(その2)
トップページのスクリーンショット(その3)

[ プロジェクト概要 ]

クライアント名 スガツネ工業株式会社 様
URL https://www.zweil.com/
公開日 2018年5月18日

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