人と組織の成長支援事業

デザインで伸ばす 人と組織の成長支援

人や組織の
創造性を
引き出す

社会や市場の変化はますます速くなり、働き方の価値観も多様化する中、「絶対的な正解」は存在しないと言われるような時代になりました。

今求められているのは、曖昧な状況の中でも判断し、行動し、状況を捉え直す力や意味をつくる思考力を持つ人材と、それを支える組織です。

「すぐに試してみる」「視点を変えてみる」「意味をつくり直す」「まず、行動してみる」――
そうした小さなふるまいの積み重ねが、組織における新しい価値や選択肢を生み出していきます。

本プログラムでは、私たちコンセントがデザイン実践の中で培ってきた創造的態度の習得を、あらゆる職種・現場にひらいていきます。

今後の事業を育てていくビジネスパーソンに対し、「不確実性の中でも立ち止まらず、前進し続ける力の育成」を私たちは支援します。

CONCENT DESIGN DOJOとは?

CONCENT DESIGN DOJO

変化を前向きに捉え乗りこなす人材を育てる、
創造的態度の実践プログラム

変化の激しい時代における事業活動の推進や個人のキャリア形成においては、
専門スキルの発揮とともに、状況に対し「どう向き合うか」という態度(スタンス)が問われます。

CONCENT DESGIN DOJOは、「働くこと」に対する自己肯定感や主体性を引き出し、
不確実な状況の中でも前進する力を育む人材育成プログラム
です。

単なる専門スキルの習得にとどまらず、「ココロとカラダを駆使して、物事を楽しみながら取り組む姿勢」
「人間中心の視点」「チームで思考を深め、共創する態度」などを実践的なワークを通じて引き出します。

個人やチームが自分ごととして事業に向き合えない、そんな状況から抜け出し、
チームの結束力と個の自律性を高めながら、新しい価値を生み出す力を身につけていきます。

よくある人材課題/
DOJOで身につく姿勢

よくある人材課題とDOJOで身につく姿勢についてまとめた図。よくある人材課題として、「事業活動に対して自分ごととして向き合えない」「新しいチャレンジに取り組む時の心理的ハードルや変化への抵抗がある」「事業者視点に偏り、生活者にとってより良い体験の設計ができていない」の3点が挙げられている。それに対し、DOJOで身につく姿勢として、「内発的な『やりたい!』や『面白い!』の発揮、ビジョンの立ち上がり」「厄介な問題に失敗を恐れずチャレンジする姿勢」「人間中心のサービス開発に必要なマインドセット・スキル」が挙げられている。

支援実績

学びの特徴

「DOJO」が提供するカリキュラムでは、
知識や技能の習得だけではなく、学ぶことへの内発的動機を醸成させる過程
を大事にしています。

そのため、カリキュラムの企画・設計では「探究心・好奇心を喚起する」「自分の創造性に自信を持つ」
「自分たちの視点をアップデートする」という三つの活動を重視します。
このような活動は、学びを一過性のものにとどめず個人の中にしっかりと内面化させることと、
個人を超えたチームとしての学びを最大化させることに対しても有効です。

  • 学びの特徴「探究心・好奇心を喚起する」をイメージした写真。街中で二人の人がデバイスを見ながら会話している様子。

    探究心・好奇心を喚起する

    学習を始めるにあたり、まず、机上を離れて普段と異なる視点で物事を観察したり、他者の思考や行動を理解する過程を踏むことで、一人ひとりの「知りたい」「学びたい」という探究心・好奇心の喚起を促します。

  • 学びの特徴「自分の創造性に自信を持つ」をイメージした写真。アイディアがノートや立体物での表現を通して形にされている様子。

    自分の創造性に自信を持つ

    自分が思っていることや考えていることを、臆せず発言したり、形にして表現したり、拙くても良いのでまず思考を外部化することを意識してみることで、自分の創造性に対して自信を持てるよう支援します。

  • 学びの特徴「自分たちの視点をアップデートする」をイメージした写真。様々な世代のメンバーが付箋の貼られたボードの前で意見を交換している様子。

    自分たちの視点をアップデートする

    普段の役職や力関係から離れた公平な場で、組織や個人の在り方を内省し、かつそれらについて対話する場を適宜設定することで、ものごとに対する自分たちの視点を積極的にアップデートし、新しいことを学ぶことに対する意欲を高めます。

  • 受講者の声

    • 今まで気にしていなかった事象を観察したことで、新たな視点で課題を見つけることができました。(品質管理部門)
    • 会議室から離れることでアイデアが浮かぶことを実感できました。(プロダクト開発職)
    • 自分の思考のクセが、身の回りの経験や延長線上でしか見えてないことを知れました。(トヨタ自動車/研修参加者)
  • 受講者の声

    • デザインは特別なセンスがないといけないという思い込みがあったのですが、自分でもこのような考え方・手法を取り入れられることを理解できました。(一般職)
    • モヤっとした状態でもいざ手を動かすと、続きの考えが思い浮かんでなんとか形になりました。貴重な経験でした。(プロダクト開発職)
  • 受講者の声

    • 自分の思考パターンや偏見に気付くことで、無意識に陥るバイアスを認知し、より客観的な判断が可能になると感じました。(トヨタ自動車/研修参加者)
    • 普段の業務で問題が発生した場合、単に解決策を探すだけでなく、「問題の本質は何か?」「別の角度ではどのような課題が隠れているか?」といった探索は、より根本の原因特定や、改善策で活かしていけそうです。(研究開発職)

プログラム実施までの流れ

個人と組織の2つの視点で経過を捉えながら
大きく3つのSTEPで人材開発・組織実装プロセスのサイクルを回します。

  • ステップ1、プランニング。まず現状を把握する。次にゴールを設定する。次にロードマップを描く。

    ヒアリングやワークを通じて組織や人材開発の課題を特定。その上で人材開発観点でのゴール・組織実装を見据えたゴールなど、中長期的かつ段階的なロードマップを策定し、活動内容をプランニングします。

  • ステップ2、トレーニング。まず実践する。次に理論化する。次に探究する。

    座学や演習、ワークショップなどさまざまな形式を織り混ぜながら、プランに沿ったプログラムを実施します。組織内コミュニケーションを行う推進担当者のフォローアップも行います。

  • ステップ3、レビュー。まず振り返る。次に評価・分析する。次にアップデートする。

    体得状況の効果測定を行い、次のアクションを検討します。受講者のスキル向上や行動変容の経過を見つつ、人材開発プランのアップデートから、組織実装に向けた啓発・制度導入など、ステップアップしながらサイクルを回していきます。

POINT

目指すゴールや成果を可視化

コンセントで独自開発した「人材開発キャンバス」や「技術マトリクス」などのツールを活用し、組織や人材開発の現状を可視化。課題や目的に即したゴールとプランを策定します。

人材開発キャンバス
技術マトリクス

※各ツールの詳細は、本ページよりダウンロードいただけるサービス説明資料でご覧いただけます。

カリキュラム例

CASE.1

自社サービスに
顧客視点や体験を起点に考える
デザインの手法を
取り入れたい。

課題

提案・実施内容

  • ● サービスデザイン実践ワークショップ
    • ● サービスデザイン概論講義&デザインリサーチ講義(1日目)
    • ● リサーチツールの講義・テーマ設定・リサーチ設計(2日目)
    • ● 観察&インタビュー(3・4日目)
    • ● 観察ログの分析とアイディエーション(5日目)

対象

自社サービス開発担当者のうち希望者(20名)

CASE.2

組織内でUXデザインの
理解度にバラつきがあるため、
知識レベルを揃え共通言語をつくりたい。

課題

提案・実施内容

  • ● 実プロジェクトに対するUXデザイン観点でのレビュー
    • ● UXデザイン体験ワークショップ
    • ● UXデザイン概論(1時間)
    • ● UXデザイン体験ワーク(3時間)

対象

企画職・ディレクター職(25名)

CASE.3

インハウスデザインチームの
プロジェクトリードスキルを強化したい。
同時に、組織内でデザイン人材を
開発する体制を構築したい。

課題

提案・実施内容

  • ● 実プロジェクトにコンセントメンバーが参画
    • ● 業務システム改修支援(3ヵ月)
    • ● 新規事業のブランド構築支援(2ヵ月)
    • ● サービスサイト開発支援(1.5ヵ月)
  • ● デザインチームのミッション・バリューの定義

対象

インハウスデザインチーム(8名)

※ 過去に実施したプロジェクトを元にした支援の一例です。
実際のサービス提供時は、各企業の状況や課題に応じオーダーメイドのプランを提案します。
※ 各支援例詳細は、本ページよりダウンロードいただけるサービス説明資料でご覧いただけます。

提供できるナレッジ

コンセントのデザイナーが培ってきた豊富なナレッジや
最新のデザインアプローチをさまざまな切り口から共有します。

  • デザイン組織
  • UX/UIデザイン
  • DX/デザイン思考
  • サービスデザイン
  • ビジョンデザイン
  • コンテンツデザイン
  • コミュニケーションデザイン
  • ウェブエンジニアリング
  • ウェブアクセシビリティ
  • ウェブガバナンス
  • インクルーシブデザイン
  • ブランディング

コンセントデザインスクールに
ついて

CONCENT Design SCHOOL

コンセントが運営する一般の方に向けたデザインスクール。CONCENT DESIGN DOJOで扱うテーマの一例として、気軽にご参加ください。

CONCENT DESIGN DOJO

当サービスにご関心のある方は、
お気軽にお問い合わせください。

Design by Peopleを
社会実装する

株式会社コンセント 代表取締役/インフォメーションアーキテクト
長谷川 敦士

今デザインは、サービスデザイン・デザイン思考・UX/UIデザイン・グラフィックデザイン・コミュニケーションデザインと、幅広く社会で活用されています。

コンセントでは過去20年にわたって「Design with People」つまり、企業と伴走しながらデザインプロジェクトを推進してきました。そしてここ10年ほどは、個別のプロジェクトの中で、事業部や組織にデザインのアプローチをインストールする「Design by People」を実践しています。

「Design by People」とは、デザイン研究者のリズ・サンダース氏が提唱するもので「人々によるデザイン」を意味しています。つまり、デザインが一般的なスキル・態度・ナレッジになるということです。

この「Design by People」が当たり前となる時代に向けて、これまでのコンセントのノウハウを整理・再構築し、人材開発や組織への実装を目指す企業向けサービスとして提供を開始するのが「CONCENT DESIGN DOJO」です。

組織へのサービスデザイン教育、デザイン思考導入といったものから、組織内でのリスキリング支援といったものまでを扱う「CONCENT DESIGN DOJO」では、まず目指すゴールを設定し、プログラム内容を設計、実施、そして修了後にその振り返りと検証を行います。

「理解したつもり」にならない、アウトプットを重視したプログラムが特徴で、スキルのみならず「デザイン態度」や「デザイナーの発想」といったところまで学ぶことができます。

また、2024年時点なら例えばシステミックデザインアプローチやOOUI(オブジェクト指向UI)アプローチ、デザインスプリントなど、コンセントで実践している最新のデザインアプローチを体得することができます。

組織でのデザインの実装・実践に「CONCENT DESIGN DOJO」を活用してください。