劇的な非日常を体験する
V Rコンテンツをデザイン
映画「ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜」とタイアップした、VRコンテンツを制作しました。構成からシナリオライティング、音声収録、撮影、編集までを担当しています。本コンテンツは、auブランドを展開するKDDI株式会社様のスマートフォンユーザー向けサービス「auスマートパスプレミアム」会員向けに配信しております。(2022年3月31日まで)
- 映像
- メディア・コンテンツ開発
- クリエイティブ開発
[ プロジェクトのポイント ]
- 映画の内容とリンクし、心に残るコンテンツとなるよう構成
- 構成・撮影・ディレクション・編集の一連のフローを担当
プロジェクトの背景
本コンテンツは長野五輪スキージャンプ競技の舞台裏を題材とした映画「ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜」のプロモーションとしてご相談をいただきました。映画の世界観を補填する内容にとどまらず、スキージャンプを体験できるコンテンツとして単体でも成立し、「auスマートパスプレミアム」会員向けに「auスマートパス」アプリ内で楽しんでいただけることを目指して制作しました。
問題解決までのアプローチ
映画のテーマにも通底する「記録に残らない記憶」を叙情的に描くため、ただ単に「スキージャンプ体験をする」にとどまらない、ドラマティックな映像を制作することを意識しました。より臨場感をもたせるため、映像効果の編集を提案し、実際に長野五輪スキージャンプ代表であった原田雅彦氏にも取材を行っています。
クリエイティブのポイント
映画でも重要なファクターとなる猛吹雪の中でのジャンプシーン。その体験がクライマックスとなるように、映像を構成していきました。
スキージャンプという非日常的な体験、さらに映画ともリンクするストーリー、それらに没入できるように冒頭でグッと心をつかみ、視聴者の心情を盛り上げることを意識してコピーとシナリオを執筆しました。
体験の主軸となるジャンプシーンは、映画の撮影と同様にドローンを用いて迫力ある映像を収録しています。また、撮影時には晴天であった場面を映像効果にて補整し、映画内、ひいては長野五輪当時を思い起こさせる情景を表現しました。
映像に、よりドラマティックな質感をもたせられるよう、芯がある声質であること、読み上げる際に重厚感をつくり出せることを重視し、ネームバリューのある声優を起用し、ディレクションを行いました。堂々としたナレーションが、力強く、映像の世界へ視聴者を誘います。
晴天で撮影した補正前の情景。
補正後の情景。映画内、長野五輪当時を思い起こさせる。
ドローン撮影をモニターで確認する様子。
上空から見たジャンプ台。
[ プロジェクト概要 ]
クライアント名 | KDDI株式会社 様 |
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公開日/発行日 | 2021/6/18 |
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