アフターコロナのマーケティングを推進する
デジタル人材育成プログラム
コロナ禍の現在、業務のデジタル化が急速に進んでいます。このような社会状況に対応し、三菱電機株式会社様(以下、三菱電機)では、新たな価値創出と競争力強化に寄与するデジタル人材を組織的に育成するための社内研修プログラム「デジタルマーケターキャンプ」の運営を開始しました。コンセントはプログラムの構想、コンテンツ開発、プラットフォーム構築・運営を支援しています。
*2022年8月より「WEBMASTER CAMP」から「デジタルマーケターキャンプ」へとリニューアルしました。
- ウェブサイト・サービス
- 映像
- デジタルマーケティング支援
- メディア・コンテンツ開発
- クリエイティブ開発
[ プロジェクトのポイント ]
- 現場の課題抽出、先進事例分析を通じて策定した、組織による持続的な学習支援計画の立案
- プロトタイピングと検証の繰り返しによる、現場ニーズに合ったコンテンツの作成
- 現場に寄り添い、行動変容を促すためのクリエイティブ
プロジェクトの背景
三菱電機のマーケティング活動におけるウェブサイト活用の重要性は、年々向上しています。それに伴い業務の複雑化も進む中、ウェブ担当者のスキル・知識に個人差があることが問題でした。原因を探索したところ、スキル・知識習得に対する組織からの支援に偏りがあり、学習が属人化していることが課題として現れました。そこで「デジタル人材の育成と組織的な支援」をミッションとした研修プログラム開発プロジェクトがスタートしました。
問題解決までのアプローチ
プロジェクトは「構想フェーズ」「構築フェーズ」の2段階で実施しました。
構想フェーズでは三菱電機社内の国内・国外、BtoB・BtoC のウェブサイト運営に関わるキーパーソンに対してインタビュー調査を実施。ウェブ担当者業務の把握と、実務における課題抽出を行いました。併せて、グローバル企業のデジタル教育プログラム事例を調査し、効果的な学習プロセスを分析。その結果、ウェブ担当者に対して持続的な学習支援を行うための組織体、プログラムを通じてどのようにスキル・知識を習得するかを描いたカリキュラム案とUXシナリオ、実行のためのロードマップを策定しました。
構築フェーズでは構想に基づいて、デジタルマーケティングやウェブサイト構築の知見が豊富なメンバーによる学習コンテンツの企画・制作を実施。コンテンツは素案の段階でプロトタイピングし、想定ユーザーに近い三菱電機従業員に対して利用してもらうという検証を繰り返すことで、現場のニーズに合った利用しやすい研修プログラム「デジタルマーケターキャンプ」を完成することができました。
クリエイティブのポイント
研修プログラムのメインは動画学習コンテンツですが、継続的に学習していただくための多角的なコンテンツを用意しました。学習内容の実践を支援するワークシート、三菱電機社内のベストプラクティス紹介記事、ウェブ担当者として抑えておきたいトレンド紹介記事、業務の中で困ったことを相談するQ&Aコーナーなどです。デジタルマーケターキャンプを単に動画学習する場所ではなく、三菱電機のウェブサイト運営に関するさまざまな知見が集約された場所として位置付け、構築しました。
初級・中級・上級に分かれた学習動画
動画で学習した内容を実際に業務で活かすためのワークシート
三菱電機社内の製品サイト制作事例をインタビューを交えて紹介する記事と、ウェブ担当者が業務に役立てることのできるトレンドを紹介する記事。
クリエイティブも「親しみやすく、やる気が出る」をコンセプトに、現場に寄り添い行動変容を促せるよう設計しています。
動画学習を全て完了した受講者に贈呈される認定証、シール、トートバッグのセット
[ プロジェクト概要 ]
クライアント名 | 三菱電機株式会社 様 |
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URL | 非公開 |
公開日/発行日 | 2021/01(リニューアル版公開日:2022/08) |
[ 関連リンク ]
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