厚生労働省   NEXT ENGINEERING – IoT×デザイン思考ワークショップ

画像:NXT ENGINEERINGのタイトルロゴ

誰もが自由に活用できるデザイン思考と
ビジョンデザインの教育プログラムを開発

市場環境の急速で劇的な変化にともない、労働人材に求められる能力もまた大きく変化しています。時代に即した人材になるための学びのニーズに応えるため、厚生労働省の教育訓練プログラム開発事業を受託し、IoTとデザイン思考を学ぶための教育プログラム「NEXT ENGINEERING」を開発しました。

  • 事業開発支援
  • 組織開発支援

[ プロジェクトのポイント ]

  • 有識者による検討委員会を組成し、専門家視点の定量・定性調査をもとにプログラムを開発
  • 専用のツールキット開発、コンセントの知見にもとづきデザイン思考をよりスムーズにインプットできる習得プロセスに
  • 今後、プログラムの内容を一般公開し、社会に向け“デザイン思考を学べる機会”を提供予定
画像(5枚中1枚目):ワークショップのDay1の様子。出力されたヒントカードを介しての議論。
画像(5枚中2枚目):ワークショップのDay1の様子。レゴブロックを使ったプロトタイプの作成。
画像(5枚中3枚目):ワークショップのDay2の様子。ホワイドボードに付箋を張り出し、インタビューのシナリオを検討する。
画像(5枚中4枚目):ワークショップのDay3の様子。アイデアシートを活用して思考を整理する。
画像(5枚中5枚目):ワークショップのDay3の様子。2人の女性がアクティングアウト(開発する製品やサービスを使用するシーンを演じ、製品を利用する流れを確認して気付きを得るなどし、振り返りに生かすための手法)をしている。

プロジェクトの背景

現代の不確実性の高い市場環境では、新しい価値を生み出すための能力を身につけることが労働人材に求められ始めています。 「デザイン思考」や「IoT技術活用」はその能力の一つです。
本プロジェクトではこれらを身につけるための教育プログラムを、各種調査や有識者との検討会を通じて開発することが求められました。

問題解決までのアプローチ

まず、IoTの導入を推進している企業に対してアンケートを実施し、デザイン思考やIoT技術活用に関してどのような課題があるのかを調査しました。
つぎに、民間企業や大学などでデザイン教育やIoTの事業開発に携わっている方にヒアリングを行い、教育プログラム開発に関するさまざまな知見を得ました。
その後、プログラム内容や教育事業のあり方について有識者との検討を経て、教育プログラムを開発。試験的に講座を開き、参加者からのフィードバックをもとにさらなるプログラムの改善を行いました。

クリエイティブのポイント

本プロジェクトで開発したデザイン思考×IoT教育プログラムの特徴を、簡単にご紹介します。

現代では市場環境が複雑化し、事業を通してどのような価値を提供すればよいかが自明ではなくなっています。
このような環境においては、目指すべき未来を見据えた上で状況の変化に応じて柔軟に考え方を変えていくスキルが必要になるため、事業開発を行う一人ひとりに「長期的・社会的にどのような価値を創出していくか」のビジョンをもつことが求められます。

今回の教育プログラムでは、始めに『ビジョンデザインツールキット』を用い、未来に向かいどのような価値を創造していくべきかを考えるビジョンデザインのワークをチーム単位で行います。
このツールキットは、参加者の視座を高め、ワークという体験を通してビジョンを構築できるようにすることを意図して制作しました。
また、当プログラムはダブルダイヤモンドプロセスを下敷きとして、リサーチ・課題定義・アイディエーション・プロトタイピングを行います。

スライド:タイトル「本プログラムとデザイン思考プロセスの対応」。Day1からDay5までのプロセスを表す図。構想から志向、発見(Discover)、定義(Define)、展開(Develop)、提供(Deliver)へと進行する様子。

そこにコンセントのデザイン思考の実践経験から得られた知見を加え、できる限り早期にラフな状態でプロトタイプを作成したり、ロールプレイを取り入れて事業者視点で参加者同士がアイデアの改善点について意見交換をしたりするワークを取り入れることで、アイデア検討と具現化のフェーズを行き来しながらアイデアの質を高めていけるようなプログラムを目指しました。

本プロジェクトは、最終的にプログラムを一般に公開し、さまざまな組織で自由に使えるようにすることを目指しています。そのためプログラム内容をできる限り構造化し、数時間単位のユニットとして切り出せるようにしています。目的別にワークに必要な時間や必要なキーアクティビティを示したり、プログラムの運営方法やワークの解説などをまとめた『ファシリテーションガイド』を作成するなど、具体的なハウツーを資料に記載することで、より組織内で導入しやすくなるような工夫をしました。

「ファシリテーションガイド」の表紙。

本プロジェクトの成果物は、2020年の夏頃を目処に厚生労働省のWebサイト上でどなたでも利用できるプログラムとして公開される予定です。
また、コンセントとしても当プログラムを活用したワークショップの開催を今後予定しています。
新型コロナウイルスの影響を受け、開発したプログラムのオンライン化も現在進めておりますので、受講にご関心をお寄せいただけましたらこちらまでお問い合わせください。

[ プロジェクト概要 ]

クライアント名 厚生労働省様
URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/program_development.html

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