三菱商事従業員組合   従業員組合活動の社内広報支援

画像:プレゼンテーション資料の一部

もっと気付かれるための施策
クリエイティブ面から活動の浸透をサポート

三菱商事従業員組合様(以下、三菱商事従業員組合)の年次活動における社内広報支援を行いました。スローガン・ロゴや広報誌のデザインのほか、タイムリーな社内情報発信のためのニュースペーパーテンプレートやダイレクトメール(DM)、マスコットキャラクターの制作など、さまざまな面から組合活動の社内浸透をサポートしています。

  • ドキュメント・スライド
  • VI・CI
  • 広報ツール
  • ブランディング支援
  • クリエイティブ開発

[ プロジェクトのポイント ]

  • スローガン・ロゴなど年次コンセプト策定から伴走
  • 「目を引く」「統一感のある」広報ツールで従業員組合の認知を高める
  • ダイレクトメールやマスコットキャラクターの制作など、派生的な課題に対して解決施策を提案

プロジェクトの背景

三菱商事従業員組合は、1970年の創立以来「三菱商事をいかに良くしていくか」の考えを労使間で共有し、さまざまな人事関連施策において、従業員組合の意見を採り入れた活動を推進している組織です。4人の専従メンバーのほか、各部門や支社などに設置した12支部から選出された代議員が中心となり、多様な取り組みが行われています。

長い歴史のある従業員組合活動の主体となる専従メンバーは、「もっと組合活動を社内に浸透させたい」という思いを抱えていました。より社内に広まる効果的な発信をするために外部からの支援を検討する中で、広報発信施策の専門的知見があるコンセントにご相談いただきました。2021年度以降2ヵ年に渡り、広報ツールのクリエイティブを中心とした活動支援を行っています。

問題解決までのアプローチ

主な年間施策とコンセントの支援

従業員組合の年次活動に合わせてスローガン・ロゴの方針策定支援、認知施策の提案、各種ツールの制作を行いました。

年間スケジュールの図。9月にスローガンロゴの決定、10月にDMの発行とマスコット制作、11月にニュースペーパーテンプレートの作成を行なっている。また、10月、1月、5月、8月に広報誌を発行。

スローガン・ロゴの制作

従業員組合では、毎年期初にその時々の状況を反映したスローガンとロゴを作成し、それに則って一年間の活動を行っています。そのため、まずは専従メンバーの考えたスローガンに対して意見を出し合いブラッシュアップするところからプロジェクトをスタート。スローガン決定後、ロゴのコンセプトの擦り合わせを経てロゴデザインを制作しました。

ロゴのデザインアイデアを共有しているオンラインボードのキャプチャ
ロゴマークの案と、実際の投票の様子

「参加型」を大切にしているため、ロゴはパターン案を組合員の皆さまに提示し、投票形式で決定。


広報誌のデザイン

年4回発行する広報誌の制作では、従業員組合が発信を計画している情報に基づいて企画のアイデア出しを一緒に行い、ロゴのデザインをベースに年間を通したデザインテーマやキーカラーを定めます。

広報誌の誌面一覧。

これまでに発行した広報誌の一部。ロゴマークに使われている赤・黄・青をキーカラーにして統一感を出している。

誌面内で使われているイラストレーション。施策のイメージや、組合員の似顔絵など。

毎号の特集に合わせてイラストを作成し、より直感的に伝わる記事に。(イラストレーター:左上からyua、阿部伸二、木村 耕太郎)

構成案はオンラインの共有ボードを用いた打ち合わせの場で、議論内容を「見える形」にしながら両者で作成。誌面デザインにおいても、イメージを完全に固め切る前のラフな状態で案を共有しながら、方針から丁寧に擦り合わせることでアイデアを完成形に近づけていきました。


ニュースペーパーテンプレートの作成

従業員組合からは広報誌のほかにも、コンスタントに発行しているニュースペーパーが存在します。その年度のロゴや広報誌とデザインの方向性を統一することで、「従業員組合の発行物」という認知形成を目指しました。ニュースをタイムリーに届けられるよう、組合側で操作できるパワーポイントのデザインテンプレートとして作成しています。

テンプレートの一覧。

多様な発信内容に対応できるよう、レイアウト、カラーのバリエーションを複数設けている。


社内DMの制作

従来は印刷物として配布していた広報誌がPDF配信に変わった際に、形式が変わっても引き続き読んでもらうための施策として、配信を知らせる社内配布用DMを提案・制作しました。

カード型のDM。ロゴマークと二次元コードが記載されている。

二次元コードから広報誌PDFに遷移できる仕組み


マスコットキャラクターの制作

専従メンバーで検討していたアイデア・原案をもとに、組合活動の案内役としてさまざまな場面に登場して活躍するマスコットキャラクターも制作しました。

マスコットキャラクターの全体像と、実際に活用されている写真。

マスコットなど立体物のキャラクターは、撮影してコンテンツのイメージ強化に利用したり、もち出して話題の種としたり、活用用途が豊富。(ぬいぐるみ制作:大嶺かすみ)

[ プロジェクト概要 ]

クライアント名 三菱商事従業員組合 様

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