NTTデータ   一生、住みたい日本プロジェクト

自動運転があたりまえの未来の姿から
あるべき社会インフラを描く

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ様(以下、NTTデータ)では、情報技術によって日本社会を支える大規模な社会インフラを構築しています。2017年度に実施した本プロジェクトでは、技術革新と実用化が急速に進む「自動運転」技術の活用を推進するために、どのような社会インフラを構築すべきかをバックキャスト思考で検討し策定したサービスコンセプトをステークホルダーとの対話に活用してきました。コンセントは、ビジョンデザインやサービスコンセプト策定を行うためのプロジェクトプランニングおよびファシリテーション、サービスコンセプトの立案、プロトタイピングを担当しました。

  • ドキュメント・スライド
  • 事業開発支援
  • クリエイティブ開発

[ プロジェクトのポイント ]

  • バックキャスト思考で今後実現すべきサービスコンセプトおよび必要な情報インフラのコンセプトを策定
  • サービスデザイナー、コピーライター、イラストレーターなどを含むクリエイティブチームによるビジョン策定を実施
  • ビジョンプロトタイピングによる事業推進支援
成果物のイメージ(1点目/全5点)
成果物のイメージ(2点目/全5点)
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成果物のイメージ(5点目/全5点)

プロジェクトの背景

大規模なデジタルシステムを構築しているNTTデータは、生活者にとっての豊かな社会を実現するための社会インフラのコンセプト構築を目指しています。しかし、急速な技術革新と事業化が進む中では、将来的に必要とされる社会インフラを現在の視点から予測することは難しい状況にありました。そのため、自動運転技術が実用化される未来社会を想定し、ユーザー中心の視点で期待される価値から具体的なサービスコンセプトを策定した上で、それらを支える社会インフラのコンセプトを策定する必要がありました。

問題解決までのアプローチ

まず、未来社会で自動運転技術に関わるステークホルダーがどのような人々なのかを予測し、未来のユーザー像を描きました。そして、ユーザーの抱える課題を抽出し、将来的に可能性のあるサービスコンセプトのアイデアをワークショップ形式で策定しました。

その結果得られたアイデアの分析を通して、将来的な社会ビジョンを構築し、実際にユーザーにとってどのようなサービスに価値があるのか、具体的にはどのようなサービスが構築できるのかを検討しました。プロジェクト名の「一生、住みたい日本」は、技術活用によって、一人ひとりの生活者が「いま、ここ」をいつまでも愛することができる社会にしたい、というワークの結果生まれたテーマから名付けられました。プロジェクトでは最終的に、そのような社会を実現するサービスおよび社会インフラのコンセプトを策定し、プロトタイピングを行いました。

未来の社会で実現が想定されるサービスを、ストーリーボードとして利用者の視点から語ることでプロトタイピングした

クリエイティブのポイント

自動運転のある未来は、まだ確定したものではないため、コンセプトを体現するクリエイティブはこれらをもとに発展的な議論が行えるものが理想的です。そのため、本プロジェクトの社会インフラのコンセプトは、「生活者の一人称視点でサービスコンセプトを語るストーリー」として制作しました。あくまでもユーザー中心の視点から、どのような「価値」が提供できうるかという可能性にフォーカスを当てて、実現の方法には検討の余地を残しています。また、このストーリーは、ビジョンを「伝える」ためのコミュニケーションツールとして、クライアント、サービスデザイナー、コピーライター、イラストレーターによるクリエイティブチームにて制作しました。

[ プロジェクト概要 ]

クライアント名 エヌ・ティ・ティ・データ株式会社 様

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