新規サービスのコンセプトを具現化し、
ビジネスの浸透を支援
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ様(以下、NTTデータ)が地方自治体の交通課題を解決するために立ち上げた新規サービス「SiFFT-TDM®(シフト・ティディエム)」のサービスローンチにあたり、サービスコンセプトの紹介映像を制作しました。
- 映像
- ブランディング支援
- メディア・コンテンツ開発
- クリエイティブ開発
[ プロジェクトのポイント ]
- アニメーション映像で実際の利用シーンを表現
- 具体例で視聴者に「自分ごと化」を促す構成
- 先進性と親しみやすさのバランスに配慮した演出
プロジェクトの背景
「SiFFT-TDM®」は国・自治体が提供している統計データや地域の移動に関する様々なデータを用いて、地域の交通課題を可視化し、最適な施策を導き出すことを可能とする新サービスです。
交通課題を抱える地方自治体に対し、サービスの有効性について、短時間で理解を深めていただくために映像の作成を検討していました。
問題解決までのアプローチ
初めにNTTデータのサービス担当者へのヒアリングを重ね、実際の営業の仕方などの活用シーンをイメージし、本映像の役割を定義しました。サービスの詳細説明は省略し、「サービス導入によりどんな未来が期待できるか」の訴求を中心とした、サービスコンセプトを把握してもらうためのドアオープンのツールとして位置付けました。
さらにコンセプトへの理解を深めてもらうためには、視聴者が共感でき、興味をもってもらえる「フック」となるシーンを設定することが重要と考えました。NTTデータの営業担当者が地方自治体の方々に伺ったリアルな悩みに基づいた交通課題の具体例のシーンを入れることで、視聴した地方自治体の方がコンセプトに対して納得して、自分ごと化できることを狙いました。
クリエイティブのポイント
「SiFFT-TDM®」は「交通需要マネジメント」というITを活用する先進的なサービスではあるものの、そこに暮らす人々のさまざまなデータによって成長する、いわば地域と共に成長するサービスです。そうした親近感を抱いてもらうため、イラストアニメーションによる演出や、「SiFFT-TDM®」というサービスそのものが、人格をもつキャラクターとして主体的に語ることで、親しみやすい印象を強調しました。
このようにイラストアニメーションで愛着を感じてもらう一方で、構成や効果音では先進性を意識した表現にするなど、ビジュアルや音声、構成、コピーなどの各要素でバランスを取った映像作品を制作しました。
街の至る所で交通問題が発生していることを表現するため、奥行きを感じられるアイソメトリック(2.5次元)なアニメーションを使用。バス停にバスがなかなか来ない様子などが分かりやすく描かれている。
※「SiFFT-TDM®」 は、株式会社 NTT データの登録商標です。
[ プロジェクト概要 ]
クライアント名 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ 様 |
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URL | |
公開日/発行日 | 2022/07/06 |
[ 関連リンク ]
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