NTTデータ   ビジョンデザイニングワークショップ開発

「答えのない課題」を
解決する人材を育成する

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ様(以下、NTTデータ)では、情報技術によって日本社会を支える大規模な社会インフラを構築しています。現在の社会は、VUCA(Volatility変動性、Uncertainty不確実性、Complexity複雑性、Ambiguity曖昧性をあわせた造語)と呼ばれる予測可能性が非常に低い社会です。このような環境下において、情報技術を活用して豊かな生活を実現するために、長期的な視点で人材育成プログラムの構築を行っています。本プロジェクトではその一環として、社会課題をとらえ、ユーザーの視点から未来社会のビジョンを描くことを実践的に体験する「ビジョンデザイニングワークショップ」を開発しました。コンセントは、ワークショッププログラムデザイン、ファシリテーションを担当しました。

  • 映像
  • トレーニング・研修
  • デザイン思考組織化支援

[ プロジェクトのポイント ]

  • ワークショップ形式での実践的、短期的な学びを支援
  • ビジョンデザインのプロセス、人間中心設計(HCD)のマインドセットを啓発するプログラムデザイン
  • ワークにて得たビジョンデザイン推進のポイントを社内に還元
ワークショップの様子(1点目/全9点)
ワークショップの様子(2点目/全9点)
ワークショップの様子(3点目/全9点)
ワークショップの様子(4点目/全9点)
ワークショップの様子(5点目/全9点)
ワークショップの様子(6点目/全9点)
ワークショップの様子(7点目/全9点)
ワークショップの様子(8点目/全9点)
ワークショップの様子(9点目/全9点)

プロジェクトの背景

現代の予測可能性が非常に低い社会環境下において、情報技術を活用して豊かな生活を実現するためには、社会的な視点から「どのような未来社会を実現すべきか」というビジョンをもち、サービスデザインやデザイン思考、人間中心設計(HCD)といったデザインアプローチを活用してユーザーの求める価値を理解し、ビジネスを構築することが求められています。本プロジェクトでは、このようなビジョンデザインやデザインアプローチの組織的実践に向けて、短時間のワークショップにて「答えのない課題」に取り組むためのプロセスやマインドセットを獲得できるプログラムデザインが求められました。

問題解決までのアプローチ

必要な学習効果が得られるようワークショップのプログラムデザインを行いました。プログラムデザインにあたっては、受講者がどのような方で、組織は何を学びとして設定しているのか、など受講者というユーザーを取り巻く環境を理解したうえで、プログラムを設計しました。

クリエイティブのポイント

プログラムは、大きく「Visioning」「User Research」「Prototyping」の3つのフェーズに分け実施しました。まず「Visioning」では、さまざまな社会環境のデータや、参加者個々人の想いを集め、1つの来たるべき社会像をイメージし、取り組むべき課題を特定しました。次の「User Research」では、ユーザーインタビューを通して、生活者一人ひとりの価値観や環境に対して理解を深めます。最後の「Prototyping」では、具体的なサービスアイデアやユーザーエクスペリエンスを構想し、利用者視点でのストーリーをプロトタイピングしました。ワークショップの特徴を活かして主体的な学びを促進するために、事前課題の設定やワークの進行をスムーズにするための各種ワークシートなども含め開発を行いました。また、規模が大きい組織に対してプログラム自体の認知を向上させるため、ワークショップの目的、意義を伝えるための動画コンテンツ作成も合わせて支援しました。


[ プロジェクト概要 ]

クライアント名 エヌ・ティ・ティ・データ株式会社 様

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