ベクノス×渡邊課 feat. Maison book girl
ライブエンタメの新しいVR体験の開発
ベクノス株式会社様(以下、ベクノス)からご相談をいただき、自由に視点が移動できるVR映像の企画・演出・撮影・編集をコンセントの渡邊課が担当しました。コロナ禍の影響により、リアルイベントに代わるオンラインイベントの形が模索されている中、デジタルでデリバリーができる新しいエンタメの体験を目指しました。
- 映像
- メディア・コンテンツ開発
- クリエイティブ開発
[ プロジェクトのポイント ]
- VR映像体験において、カメラを切り替える必然性を感じる体験の開発
- 空間をまるごと記録するVR 映像の効果を最大化する、キャスティング、パフォーマンス企画と演出プラン
- リアルなライブ体験を超え、未体験ゾーンへ。ユーザーの好奇心をくすぐるVR映像制作
プロジェクトの背景
多視点切り替えのできる実験的なVR映像を制作できないかとベクノスから相談を受けたことをきっかけに、ベクノスと渡邊課のコラボVRの企画を進めました。渡邊課は常々、映像の視聴を含めた一連のユーザー体験を最適な形で提供することを意識した映像制作を行っています。今回制作するVRによって新しいライブVRのかたち、新しいライブパフォーマンスのあり方を創り出すことを目指し、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)での視聴を前提とした動画の企画開発をおこないました。
問題解決までのアプローチ
企画を考えるにあたり、「誰もまだ体験したことのない新しいライブの形」を創り出すことを目指しました。企画の要でもある「視点を変える⾏為」に、視聴者が喜びや楽しさを見出すための仕掛けづくりを出演アーティストや振付師と議論し、今回の企画にあわせた独自の振付けをアレンジ。空間演出では、照明技師と打ち合わせの上、臨場感を与えるために効果的なライティングをディレクションしました。また、それらの演出の効果を存分に活かすため、入念なカメラテストを行いました。
クリエイティブのポイント
エンタメ業界のVR制作を牽引してきた渡邊課の豊富な経験値を活かし、映像を通した一連の体験の満足度を意識した仕上がりになっています。
一般的に、デモ動画は CG など技術自体を伝えることに重きを置かれることが多いのですが、本作は映像作品としてアーティストの魅力を引き出す演出の中で、技術の高さ・新しさを伝えることが出来るよう完成度にもこだわっています。
そのため、”見る側”の目線に立って、イベントにおいてアーティストが「どう見られているのか」、視聴者は「どういう視点で見たいのか」を考察し、どうすればその視聴ニーズに応えられるのかアーティストとプロジェクトメンバーとで徹底的にアイディアを出し合いました。
リハーサルや本番においては、撮影した映像を即時プロトタイピングし、その場にいるメンバー全員でチェック、議論、テイクを重ね、現場で試行錯誤を繰り返しながらブラッシュアップしていきました。
リアルのライブや従来のオンライン配信ライブにはない、VRならではのおもしろさを感じられるライブVR映像を制作しました。
[ プロジェクト概要 ]
クライアント名 | ベクノス株式会社 様 |
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