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赤羽太郎の編集協力書籍『Design a Better Business』刊行のお知らせ

コンセントのDesign Leadership部門所属のサービスデザイナー赤羽太郎が編集協力した書籍『Design a Better Business:ビジネスイノベーション実践のためのツール、スキル、マインドセット』が、2020年11月17日に株式会社ビー・エヌ・エヌ新社より刊行されます。

本書は、書籍『ビジネスモデル・ジェネレーション』のプロデューサーのパトリック・ファン・デル・ピール氏が著者の一人を務めた、世界14カ国で翻訳されたベストセラーの日本語版です。

不確実性と変化の時代、そこから生まれたチャンスを利用し、よりよいビジネスをデザインするため、「ツールとスキルとマインドセット」を提供することを目的に、31人のデザイン思考の実践者と実践的リーダーの個人的なストーリーや経験が詰め込まれ、ダウンロード可能な21の戦略的ツール、48のケーススタディ等が視覚的な訴求たっぷりに紹介されています。

さらに日本語版オリジナルコンテンツとして、「NECのデザイン思考」フレームワーク創出の取り組みを紹介したNECによる寄稿が収録されています。

これまでも多数のサービスデザインやUXデザイン関連書籍の翻訳や監訳を務めてきたコンセントの赤羽は編集に協力。

よりよいビジネスをデザインし続けるための実践的なガイドとなる1冊です。

赤羽からの本書おすすめポイント

本書は、どこからでも読める&使い方がわかりやすく、すぐ試せるのが魅力。それと、ビジネスモデルキャンバスやバリュー・プロポジションキャンバスなどのメジャーなフレームワークについても、実際に使ってみたときに躓くところや現場で感じていた課題感などに関する記述で頷くところが多く、以前やってみたけど上手くいかなかった…といった人たちにもぜひご一読いただきたいです。
また、日本語版だけの特典としてこのフレームワークを数年前から取り入れているNECさんのリアルなケーススタディが載っており、現場での試行錯誤が反映された読みごたえのあるコンテンツになっています。

(株式会社コンセント シニアサービスデザイナー 赤羽 太郎)


2021年2月4日追記:
本書の刊行を記念したオンラインイベント「ビジネスの成長・発展に向けてデザインをどう活かすか」を、2021年3月11日(木)に開催いたします。ビジネスにデザインアプローチを導入してきた実践者が集い、その経験や課題、解決までの道のりを語り合うイベントです。ぜひご参加ください。

《書籍情報》

『Design a Better Business:ビジネスイノベーション実践のためのツール、スキル、マインドセット』

表紙画像
  • ■著者:パトリック・ファン・デル・ピール、 ジャスティン・ロキッツ、 リサ・ケイ・ソロモン
  • ■翻訳:神月謙一
  • ■監修:NEC
  • ■デザイン:中山正成(APRIL FOOL Inc.)
  • ■編集協力:赤羽太郎(Concent, Inc.)
  • ■出版社:株式会社ビー・エヌ・エヌ新社
  • ■仕様:B5判変型、288ページ
  • ■ISBN:978-4-8025-1191-9
  • ■発売日:2020年11月17日
  • ■定価:本体3,200円+税

『Design a Better Business:ビジネスイノベーション実践のためのツール、スキル、マインドセット』のご購入(株式会社ビー・エヌ・エヌ新社のオフィシャルサイトへリンクします)

プロフィール

赤羽 太郎(AKABANE Taro)

株式会社コンセント Design Leadership部門所属 シニアサービスデザイナー

赤羽太郎のプロフィール写真

国際基督教大学教養学部人文科学科卒。
デザインアプローチでの新規サービス事業開発や顧客体験の改善、またそれを生み出す組織やプロセスをつくるデザインコンサルティングに従事。サービスデザインの国際団体Service Design Networkの日本事務局責任者、およびアジア地域の支部統括メンバーを務める。共訳書に『サービスデザイン – ユーザーエクスペリエンスから事業戦略をデザインする』『デザイニング・フォー・サービス』『SF映画で学ぶインターフェースデザイン』、編集協力に『This is Service Design Doing』などがある。
専修大学 非常勤講師。HCD-Net認定人間中心設計専門家。

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