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コンセントで企画・クリエイティブ開発を担当した、放送大学学園様の2026年度4月入学生募集プロモーションが開始されました

大人の女性と男性が横を向いている画像。「あなたの学びを、思う存分。」という言葉が添えられている。

2025.12.2

コンセントで企画とクリエイティブ開発を担当させていただいた、文部科学省・総務省所管の通信制大学・大学院の放送大学学園様（以下、放送大学）による2026年度4月入学生募集プロモーションの一環となるコンセプトムービーが、2025年11月27日（木）より放送大学のウェブサイトおよび公式YouTubeチェンネルにて公開されました。

忙しく、変化の早い今の時代。オンライン動画や学習サービスの広がりで、「学び始める」こと自体は手軽になりました。その一方で、もっと深く学びたい、真剣に向き合いたいという人も確実に増えています。社会に出てからこそ、「もう一度しっかり学び直したい」「自分の世界を広げたい」と心の奥に抱え続けている。けれど、仕事や生活の中でそれを叶えるのは、決して簡単ではありません。

こうした背景を受け、放送大学は誰にでも開かれた学びの場として、一人ひとりの挑戦を支えてきました。その想いを込めて「あなたの学びを、思う存分。」というテーマで放送大学のプロモーションを前年2024年に続きコンセントで支援させていただきました。プロモーション全体のマーケティング戦略策定および、コンセプトムービーと特設ウェブサイト、ポスターのクリエイティブディレクションとアートディレクションを担当しています。

イラストレーター・赤さんの繊細なタッチで、多様な背景や想いをもつ登場人物たちを表現。彼らの姿を通して「My Lifelong Learning ― ある学生のストーリー」として、学びに向き合い、乗り越えていく等身大の物語を切り取りました。

放送大学ならではの、誰もが学びやすい仕組みと環境を活かしながら、すべての“学びたい人”の背中を、軽やかに力強く押すクリエイティブにしています。

大人の女性が学んでいる画像、大人の女性が微笑んでいる画像、大人の女性が学んでいる画像

制作に込めた思い

よく「内発的動機が大事だ」と言われますよね。でも、よく考えると、100%純粋な内発的動機なんて、ほとんど存在しないのかもしれません。私たちはいつも、環境や誰かの言葉、偶然の出来事に影響を受けながら動いている。それが、むしろ普通なのだと思うのです。最初は気が進まなかったのに、やってみたら夢中になっていた。苦手だと思っていたことが、いつの間にか自分の特技になっていた。そんな経験は、きっと誰にでもあるはずです。だからこそ、きれいな物語じゃなくても、不器用でも自分らしく学びに向き合う姿にこそ、人の温度や人間味が宿るのだと思います。今回は、そんな等身大の歩みをクリエイティブに込めることを目指しました。「学びに、思う存分。」そんな時間があっても、いいのです。

（株式会社コンセントクリエイティブディレクター中條隆彰）

プロモーション概要

■イラストレータープロフィール ※敬称略

aka｜赤

イラストレーター・グラフィックデザイナー
2018年に多摩美術⼤学グラフィックデザイン学科卒業。書籍、広告などを中⼼にイラストレーションを提供。展覧会も多数開催・作品を出展している。

■コンセプトムービー

〈ムービーの見どころ〉

学びに向き合う気持ちを切り取った、2つのストーリームービーを制作
日常に潜む学びの兆しをすくい上げ、心を動かす構成
夢中になる瞬間を、イラストレーションと音楽でドラマティックに表現

〈ムービーURL〉

■放送大学入学生募集特設ウェブサイト

URL：https://www.ouj.ac.jp/lp/lp261/

LPでは、卒業生5名のストーリーを掲載し、言葉の選び方から、読むリズムや改行の位置まで調整し、語り手のトーンが伝わるよう構成しました。ビジュアル面では赤さんのイラストと穏やかなグラデーションを基調とし、わずかな質感を加えることで、人の声のリアルさや温かみを表現しました。さらに、学部・授業形態・費用といった大学の情報は把握しやすいよう整理し、迷わず読み進められるように仕上げました。

■ポスターグラフィックイメージ

〈B2縦ポスター2種類〉
放送大学での学びに出会ったことで過去の自分から解放され一歩前に進むことができた人物に焦点を当てるため、人物イラストレーションを中心に添えました。「学びたい」という芯の強さが伝わるよう、眼差しや表情を印象的に表現しています。また、背景のグラデーションには学ぶ人々の内から溢れる気持ちや、学んだ先にある希望や期待を込めています。