人材開発・組織実装事業

CONCENT DESIGN DOJO

コンセントが組織とともに取り組む
“道場型”デザイン人材開発・組織実装

デザインの力で
自走する
組織になる、
その時まで。

VUCAの時代と呼ばれる今。個人はもちろん、組織にデザインを取り入れる必要性があらゆる場面で提唱され、多くの企業でデザイン活用の取り組みが進んでいます。

しかし「デザインの知識や人材が不足している」「組織としてデザイン習得に取り組んでもなかなか定着しない」など、デザイン導入・推進に高いハードルを感じている組織は多いでしょう。事実、デザインの習得法に“特効薬”のようなひとつの解はありません。組織の特性によって、必要なプロセスやアプローチは異なるはずだからです。

コンセントはこれまで、企業や事業部単位でのデザイン研修・人材開発・組織実装といった取り組みを数多く実践してきました。昨今の社会動向を受けてデザイン導入・活用支援に対する企業からの相談が増え、そのニーズはますます高まっていると感じています。

そこでコンセントでは、これまでの支援実績で培ったノウハウを整理・再構成し、支援体制を強化して、デザイン導入・推進に課題をもつ企業に向けたデザイン人材の開発・組織への実装を支援するサービス「CONCENT DESIGN DOJO」の提供を開始します。

創業から50年以上、デザインの現場の最前線を走り続ける私たちの生きた知見を、一人ひとりが身につけ自らの手で実践できるようになるその時まで。開発・実装の過程に寄り添い、幾度ものリフレクションを交えながら一番近くで伴走します。

取り組みを通して、企業が目指す組織力向上、事業・サービスの開発改善力の強化に貢献できれば幸いです。

こんな課題は
ありませんか?

- 人事部長「デザインの必要性はわかるが、何から手をつければよいかわからない」- 事業開発責任者「デザインの手法を取り入れたいが、実践のための知識が不足している」- DX推進リーダー「推進チーム内にデザインの必要性を認識してもらいたい」- 開発担当者「デザインを実践できる人材を組織の中で開発したい」

CONCENT DESIGN DOJOは、そんな皆さんの課題に寄り添い、
デザイン導入に向けて組織とともに同じゴールを目指します。

CONCENT DESIGN DOJO

コンセントが企業に向けて提供する、
組織課題の解決を目指してともに取り組むデザイン人材開発・組織実装サービスの総称です。
キーワードを知って「理解したつもり」にならない、アウトプットを重視した学びのプログラムを提供します。
名称の「DOJO(道場)」はこの基本思想を込めたものです。
実践で試行錯誤しながら得た学びは、ビジネスでデザインを活用する上で実用的なスキルとなるだけでなく、
必要なデザイン態度や発想力を備えることにつながります。

1.アウトプット重視の学び

「まずはやってみる」ことを基本に受講者自らが試行錯誤しながら学ぶことで、
思考力と発想力が身につく学び体験を提供します。

  • 演習中心

    基本を押さえたらすぐ実践する

    実施するプログラムは、座学より演習に重きを置いて構成します。デザインの基本原則や型を、自らの手を動かしながら体得する。この過程で、深い理解と納得を得ながら確かな基礎を身につけていきます。

  • 試行錯誤

    自ら答えに辿り着く体力を養う

    演習では、現場での実践に近い形式で課題に取り組みます。用意された答えを当てるのではなく、状況に応じて最適なデザインのアプローチを自ら模索する。受講者の自発性を高めると同時に、個人の創造性を発揮させます。

  • 組織実装

    各組織に適した
    デザインの型を導く

    過程を観察しながら、その組織だからこそ必要なデザインスキル、人材像、制度、文化を築き上げます。組織としてのデザイン導入・推進におけるビジョンをもった上で、具体的な施策を取り入れ、繰り返しながら組織の実装に取り組みます。

2.人と組織がともに成長

個人と組織の2つの視点で経過を捉えながら
大きく3つのSTEPで人材開発・組織実装プロセスのサイクルを回します。

  • ヒアリングやワークを通じて組織や人材開発の課題を特定。その上で人材開発観点でのゴール・組織実装を見据えたゴールなど、中長期的かつ段階的なロードマップを策定し、活動内容をプランニングします。

  • 座学や演習、ワークショップなどさまざまな形式を織り混ぜながら、プランに沿ったプログラムを実施します。組織内コミュニケーションを行う推進担当者のフォローアップも行います。

  • 体得状況の効果測定を行い、次のアクションを検討します。受講者のスキル向上や行動変容の経過を見つつ、人材開発プランのアップデートから、組織実装に向けた啓発・制度導入など、ステップアップしながらサイクルを回していきます。

POINT

目指すゴールや成果を可視化

コンセントで独自開発した「人材開発キャンバス」や「技術マトリクス」などのツールを活用し、組織や人材開発の現状を可視化。課題や目的に即したゴールとプランを策定します。

人材開発キャンバス
技術マトリクス

※各ツールの詳細は、本ページよりダウンロードいただけるサービス説明資料でご覧いただけます。

支援例

CASE.1

プロジェクトチーム内で
UXデザインへの理解度に
バラつきがあるため、
基礎知識レベルを揃え、
チーム内での共通言語をつくりたい。

課題

提案・実施内容

  • ● 実プロジェクトに対するUXデザイン観点でのレビュー
  • ● UXデザイン体験ワークショップ
    • ● UXデザイン概論(1時間)
    • ● UXデザイン体験ワーク(3時間)

対象

企画職・ディレクター職(25名)

期間

約3ヵ月

CASE.2

自社サービス開発に
顧客視点や体験を起点に考える
サービスデザインの手法を
取り入れたい。

課題

提案・実施内容

  • ● サービスデザイン実践ワークショップ
    • ● サービスデザイン概論講義 & デザインリサーチ講義(1日目)
    • ● リサーチツールの講義・テーマ設定・リサーチ設計(2日目)
    • ● 観察&インタビュー(3・4日目)
    • ● 観察ログの分析とアイディエーション(5日目)

対象

自社サービス開発担当者のうち希望者(20名)

期間

約4ヵ月

CASE.3

インハウスデザインチームの
プロジェクトリードスキルを強化したい。
同時に、組織内でデザイン人材を
開発する体制を構築したい。

課題

提案・実施内容

  • ● 実プロジェクトにコンセントメンバーが参画
    • ● 業務システム改修支援(3ヵ月)
    • ● 新規事業のブランド構築支援(2ヵ月)
    • ● サービスサイト開発支援(1.5ヵ月)
  • ● デザインチームのミッション・バリューの定義

対象

インハウスデザインチーム(8名)

期間

3ヵ月毎に契約更新

※ 過去に実施したプロジェクトを元にした支援の一例です。
実際のサービス提供時は、各企業の状況や課題に応じオーダーメイドのプランを提案します。
※ 各支援例詳細は、本ページよりダウンロードいただけるサービス説明資料でご覧いただけます。

3.最新のデザインアプローチが学べる

コンセントのデザイナーが培ってきた豊富なナレッジや
最新のデザインアプローチをさまざまな切り口から共有します。

  • デザイン組織
  • UX/UIデザイン
  • DX/デザイン思考
  • サービスデザイン
  • ビジョンデザイン
  • コンテンツデザイン
  • コミュニケーションデザイン
  • ウェブエンジニアリング
  • ウェブアクセシビリティ
  • ウェブガバナンス
  • インクルーシブデザイン
  • ブランディング

コンセントデザインスクールに
ついて

CONCENT Design SCHOOL

コンセントが運営する一般の方に向けたデザインスクール。CONCENT DESIGN DOJOで扱うテーマの一例として、気軽にご参加ください。

デザイン研修や人材開発の支援事例

CONCENT DESIGN DOJO

当サービス導入を検討される方は、
お問い合わせください。

Design by Peopleを
社会実装する

株式会社コンセント 代表取締役/インフォメーションアーキテクト
長谷川 敦士

今デザインは、サービスデザイン・デザイン思考・UX/UIデザイン・グラフィックデザイン・コミュニケーションデザインと、幅広く社会で活用されています。

コンセントでは過去20年にわたって「Design with People」つまり、企業と伴走しながらデザインプロジェクトを推進してきました。そしてここ10年ほどは、個別のプロジェクトの中で、事業部や組織にデザインのアプローチをインストールする「Design by People」を実践しています。

「Design by People」とは、デザイン研究者のリズ・サンダース氏が提唱するもので「人々によるデザイン」を意味しています。つまり、デザインが一般的なスキル・態度・ナレッジになるということです。

この「Design by People」が当たり前となる時代に向けて、これまでのコンセントのノウハウを整理・再構築し、人材開発や組織への実装を目指す企業向けサービスとして提供を開始するのが「CONCENT DESIGN DOJO」です。

組織へのサービスデザイン教育、デザイン思考導入といったものから、組織内でのリスキリング支援といったものまでを扱う「CONCENT DESIGN DOJO」では、まず目指すゴールを設定し、プログラム内容を設計、実施、そして修了後にその振り返りと検証を行います。

「理解したつもり」にならない、アウトプットを重視したプログラムが特徴で、スキルのみならず「デザイン態度」や「デザイナーの発想」といったところまで学ぶことができます。

また、2024年時点なら例えばシステミックデザインアプローチやOOUI(オブジェクト指向UI)アプローチ、デザインスプリントなど、コンセントで実践している最新のデザインアプローチを体得することができます。

組織でのデザインの実装・実践に「CONCENT DESIGN DOJO」を活用してください。