VRの魅力を印象的に伝え、体験を促すコミュニケーション
2024年5月8日(水)〜10日(金)の3日間、東京ビッグサイトにて開催された「第1回 観光DX・マーケティングEXPO」(主催:RX Japan 株式会社)に、コンセントはVR(仮想現実)映像ソリューションの体験ブースを出展。
観光地の魅力を遠隔体験できる「POVツーリズム」と「コスモバルーン」の2つのソリューションを展示し、ブースデザインとプロモーション映像制作を行いました。
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[ プロジェクトのポイント ]
- VRの魅力を端的に訴えるキャッチコピー
- 遠目にも目立つインパクトあるメインビジュアル
- VR体験への興味を喚起するプロモーション映像
プロジェクトの背景
「観光DX・マーケティングEXPO」は、誘客や施設運営に課題をもつ観光事業者を対象にした展示会です。
コンセントは自治体や観光事業者を対象に、VRを活用した誘客支援の提案や商材開発を行っています。しかし、VRの存在は知っているものの、実際に体験したことがない事業者が多く、普及にはハードルがあります。そこで、未体験者を中心とした幅広い層にVR体験の機会を創出すべく出展を決めました。
問題解決までのアプローチ
VRはゴーグルを介してでないと、「没入感」や「臨場感」といったコンテンツの真価が伝わらず、実際に体験しないと魅力を理解されづらいことが難点です。また、展示会場ではブースに来場者を一瞬で惹きつける要素がないと、通り過ぎ去られてしまいます。
そこで、ブースに大きく掲示するキャッチコピーとメインビジュアルを、VRの魅力を端的に表現し、遠目からでも興味を引くことを第一に設計。また、実際にゴーグルをかぶってVRを体験したくなるようなプロモーション映像を制作しました。
ブースの全体像
クリエイティブのポイント
キャッチコピー「VRは本能にぶっ刺さる。」は、今回展示したソリューションがもたらす「VRでのリアルな映像体験を通して、思わず観光地に行きたくなる」という効果を、インパクトをもって訴えかけられる言葉です。VRの特徴である「視覚と聴覚に訴える没入体験」のニュアンスも込めました。
メインビジュアルには「POVツーリズム」のコンテンツ内に登場するザトウクジラを、リアルな質感を生かして実寸大で配置。さらに「本能に刺さる」という言葉を、目の中に飛び込んでくるような鮮やかなカラーの装飾文字で配置することで、会場でも一際存在感を放つブースとなりました。
「POVツーリズム」は、観光をテーマにしたVRコンテンツを、海中・地上・上空などさまざまな視点を瞬時に切り替えながら体験できるソリューション。奄美大島で撮影したホエールウォッチングなどを疑似体験できる
最終的なキービジュアル
ブースで流すプロモーション映像は、VRを体験する登場人物の気持ちの変化をわかりやすく伝える構成にすることで、「VRは本能にぶっ刺さる。」の世界観を凝縮。
部屋で旅行の意思決定に悩む主人公が、VRで観光地を遠隔体験した結果、気がつくと眼前には美しい海が……というファンタジー仕立てのストーリーです。VRで得られる没入感や感動を描き、ブースでのVR体験への期待感を醸成する映像に仕上げました。
ブースには3日間で800名以上が来訪し、「VR初体験の同行メンバーも多くおり、想像以上のリアル且つ楽しい世界に驚きました」「あんなにも綺麗な映像で没入できるなんて、VRの可能性が広がると強く実感しました」などの感想が得られました。
[ プロジェクト概要 ]
クライアント名 | 株式会社コンセント |
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[ 関連リンク ]
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