住商セメント   コーポレートロゴ/タグライン制作

社員の想いを汲み上げ共創
社会の中で光る企業の魅力を形にする

2018年に創立30周年を迎えた国内セメント関連分野の専門商社、住商セメント株式会社様(以下、住商セメント)のコーポレートロゴおよびタグライン制作をコンセントが担当しました。社員の方々が共通のビジョンをもって未来を築けるよう社内の生の声を紡ぎ、ロゴやタグラインをはじめ、各成果物(ポスター、パワーポイント資料、モーションロゴ、名刺、封筒)を展開しています。

  • クリエイティブ開発
  • 社内報/インナーコミュニケーションツール

[ プロジェクトのポイント ]

  • 社員と共創するためのワークショップ型ヒアリングの実施
  • 企業の歴史を守りながら、新しい未来を予感させるステートメント、ロゴの設計
  • 議論や話題を可視化し、ニュアンスまで繊細に伝えるグラフィックレコーディング

提示された課題

会社の創立30周年を機に自社のコーポレートロゴ、タグラインの制作を検討されていた住商セメント。親会社である住友商事のもつ理念を守りながら、住商セメントとしての未来をどのように社員に示していくかがポイントとなっていました。

問題解決までのアプローチ

本プロジェクトでは、ロゴデザインをいきなり提案するのではなく、プロジェクトの進め方から提案を行いました。まず、プロジェクトにおける社員の一体感を大切にするために、プロジェクト名を「SCCみらいプロジェクト」と名付けることを提案。そして、ロゴなど各種のアウトプットには社員の方々のもつ会社への潜在的な想いを反映しながら、社員ひとりひとりが納得のいく物をつくり上げることを目指しました。
物事の決定に至った経緯や意見は、グラフィックレコーディングの手法を用いて可視化し、社内メルマガなどを通して社員向けに発行し周知しました。本プロジェクトに関わる人はもちろん、情報に触れる人を徐々に増やし、「社員自身で結果を選ぶ」という過程をつくることで社内への浸透を図っています。

多くの社員が参加したワークショップ型のヒアリングでは、会社について社員がもっている現在・過去・未来を通した想いのエッセンスを、トークテーマを変えながら、段階を経て抽出。セメントという商材を扱い、土木建築の現場に近い自分たちの仕事は、どのように表現したら「輝いている」と実感できるか、その働き方の見せ方について深く掘り下げました。ヒアリングにはグラフィックレコーディングを取り入れ、親しみやすい絵入りの手書きログを作成しました。

ワークショップの様子。社員ひとりひとりの言葉から、キーコンセプトを抽出していく

議論のニュアンスや会の空気感を伝えるグラフィックレコーディング

建物の基礎をつくるセメントと、建物が生まれる社会の接点に「はじまり」というキーワードを見出し、新しい時代、新しい社会の「はじまり」を担っているのが住商セメントであるという、社会にとって重要な存在感をステートメントで表現しました。ステートメント制作においては、実際の現場や仕事から離れたイメージにならないよう、新しい姿と守るべきものを意識した言葉選びを心がけました。

ロゴは、「支える・土台・安定」を意味する台形と、「未来への広がり・右肩上がり」を意味する台形の2つのエレメントで構成し、台形の重なっている中央部分を透けた配色にすることで「透明性」「誠実」「信頼」を表現。形と配色で企業の姿勢や未来を示しました。

決定したタグラインとステートメント、ロゴ

社内お披露目会用に、プロジェクト全体を説明するためのパワーポイントやポスターなど、さまざまな方面で浸透しやすくするためのツール制作を提案。また、お披露目会と新卒採用説明会に使用できるモーションロゴ2パターンも合わせて制作し、それぞれ納品しています。

クリエイティブのポイント

ロゴのもつストーリーを語る部分であるタグラインおよびステートメントは、言葉の響きはよくてもどこの会社にも当てはまりそうなものは避け、住友商事グループの一員である誇りをもち、住商セメントならではの輝きとは何かを丁寧に掘り下げ、ロゴに先行して制作を行いました。

ロゴの検討段階で、社員の意見を取り上げ、末長くさまざまなシーンでの使用に耐えられるシンプルな図柄でデザインしました。住商セメントならではの特徴をしっかりと反映し、「名刺を出したときに社員自身がそのストーリーを語ることができるロゴ」として納品しています。

たくさんのバリエーションを並べ、その場でコメントを募り、より想いの強いものを候補として絞り込みました

[ プロジェクト概要 ]

クライアント名 住商セメント株式会社 様
公開日/発行日 2019年3月1日

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