プラットフォームの魅力を
情報や体験として短期間でカタチにする
日本ユニシス株式会社様(以下、日本ユニシス)が展開予定である価値交換プラットフォームサービス「doreca(ドレカ)」。IT・エレクトロニクス分野の国際展示会「CEATEC 2019」において紹介されたサービスです。本プロジェクトでは、その展示や商談で活用されるコンテンツをデザインしました。
- モバイルアプリ
- ドキュメント・スライド
- 販促ツール
- ブランディング支援
- 事業開発支援
- UXコンサルティング
- クリエイティブ開発
[ プロジェクトのポイント ]
- 短期間でアウトプットするプロジェクトと体制の設計
- 必要情報を短時間で編集するコンテンツデザイン
- 体感する「気持ちよさ」を追求するUXデザイン
プロジェクトの背景
「doreca」は、給与支払いや複数電子マネーの相互交換機能を提供するなど、“キャッシュレス”をつなぐ電子マネープラットフォームとして構想されたサービスです。日本ユニシス社内で説明資料が作成され、複数の企業との提携交渉も進んでいましたが、広く社会一般の生活者にも「理解でき」「魅力を感じられる」資料には仕上がっていない状況でした。このプラットフォーム構想自体が、まだ市場にない考え方であるため、そのスキームの理解に時間がかかることと、その魅力が体感的に感じづらい点が課題として挙がりました。また、ご担当者の中で、dorecaの「電子マネー交換をスマホ上でできる体験」を魅力として伝えたい意向がありました。その体験を、ユーザーに直感的に気持ちよく感じてもらえるものにすることも大きな課題でした。
問題解決までのアプローチ
ご依頼から展示会の開催まで日がなかったため、短期間で「説明資料」と「スマホのUXデザイン」を完成できるプロセスと体制をご提案しました。具体的には、説明資料で伝えるべき情報の精査/魅力訴求のポイント、スマホ操作が気持ちよく感じるUXの基本シナリオや情報設計など、決めるべき要素を2回のワークショップで消化できるプログラムを作成。まずは仮説をカタチにする点を重視しました。最終的に、説明資料はコンセプトインプレッションシート(CIS)と呼ばれるサービス紹介ツールとして、スマホのUXデザインはアプリのモックアップとして納品しました。前者をコンテンツデザイナーが担当、後者をUXディレクターとUIデザイナーが担当し、両者をサービスデザイナーが統括する体制にて実行しました。
クリエイティブのポイント
「doreca」は、複数の企業が関与するプラットフォームだったため、どの企業の視点から見ても違和感なく魅力が伝わる表現を目指しました。また、どのような利用者を想定したプラットフォームとして認知させるか、ブランドイメージに配慮して全体の情報を設計しています。UXデザインは電子マネー交換の利便性を訴求するだけでなく、「使っていて気持ちいい」「気持ちいいから使ってしまう」といった体感を提供できるように、インタラクションを精査しました。
※日本ユニシス株式会社は2022年4月1日にBIPROGY株式会社へ商号変更しています。
[ プロジェクト概要 ]
クライアント名 | 日本ユニシス株式会社 様 |
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