IA Summit 09 & IxDA interaction 09 Redux Tokyo イベントレポート


4月17日に開催された、IAAJ主催の「IA Summit 09 & IxDA interaction 09 Redux Tokyo」に参加しました。毎年恒例のサミット報告会も今年で4回目です。予想以上に多くの方から参加表明があったため、会場を、例年使用しているコンセントのオフィスから代々木のTKP代々木ビジネスセンターに移して、いつもより規模を拡大して行いまた。最終的には50名弱の参加がありました。



コンセントは後援をしており、私は受付や会場準備などスタッフとして参加しました。2月にカナダで開催されたIxDA interaction 09の報告会も同時に行ったため二部構成での進行でした。

第一部では、コンセントの圓城寺からIxDA interaction 09の報告を、第二部では、IA Summit 09についてネットイヤーグループ株式会社の坂本さんと、コンセントの長谷川、河内の3人が気になったセッションを紹介する形で進めていきました。個人的に特に気になったのは下記2つのトピックスです。

IA, UX界隈での日本の立ち位置

  • IA サミット参加者はアジア圏の方が少ない
  • 日本のIAに興味を持たれている、何らかの形で日本から情報発信したい

IA, UXという業界でも自分たちが何者かのアピールが重要になってきている

  • IAとIAコミュニティの存在意義は?
  • コミュニティの活性化
  • ビジネスの中でのIA
  • IAの価値はROI
  • モチベーション管理
  • 名前さえ知られていなかったら、世界を変えることなんてできない
  • IA,UXという閉じた世界から飛び出そう

日本でも、IAという範囲を超えて、Web制作に携わる人々のコミュニティや自分たちの価値をどうアピールするかなど、同様の悩みを抱えている方も多いかと思います。私自身、社外でWebSig24/7という業界団体のモデレータをしているため非常に興味深いトピックでした。

質疑応答では、「ファセット」という耳慣れない単語について、日本語でどう表現すべきかという議論になりました。特にIA,UXに関する用語は、日本語に置き換えるのが難しい概念が多いと感じているのですが、この辺りに日本のIAコミュニティを広げていく足掛かりがあるような気がしています。

最後に、5 minutes madness in TokyoとしてHCD-Netの金山様より、UPA日本支部についてご紹介いただきました。

懇親会はコンセントのサロンに場所を移して、30人弱の方にご参加いただきました。こちらでは報告会では語りきれなかった議論の続きや、新しい人の交流もあり、大いに賑わいました。報告会でお話のあったUPAへ参加を希望される方もいらっしゃったようです。初参加の方も多く、地方からご参加いただいた方もいらっしゃいましたが、積極的な交流や意見交換が行われていました。

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