ベルフェイス   bellFace ユーザーガイド コンテンツ開発

手にした瞬間から体験が始まるデザイン

国内No.1のオンライン営業システム「bellFace」を開発・提供するベルフェイス株式会社様(以下、ベルフェイス)が新規契約企業向けに発送するユーザーガイド一式を制作しました。ウェブサイトや営業資料等に散在していた情報を整理し、マネージャー(監督者)用/ユーザー用の2誌に再編集。実際にユーザーが冊子を手に取った際の機微まで考慮してデザインで表現しました。

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[ プロジェクトのポイント ]

  • ユーザー視点に立った、サービスのメリットを分かりやすく伝える編集
  • コンテンツだけでなく、コミュニケーション/プロダクト上の最適解を提案
  • スキルアップを目指すセールスパーソンに好感を持たれる、体験を重視した親しみのあるデザイン
9枚中1枚目。“bellFaceユーザーガイド「bellGuide」活用責任者向け冊子の表紙。青い背景に、旗を持つ男性のイラストが掲載されている。
9枚中2枚目。“bellFaceユーザーガイド「bellGuide」活用責任者向け冊子の見開き。見出し「導入から成功までのロードマップ」。フェーズごとに達成したい項目が紹介されている。
9枚中3枚目。“bellFaceユーザーガイド「bellGuide」活用責任者向け冊子の見開き。見出し「メンバーと一緒に始める」。イラストを多く交えながら、「ロールモデルを決める」「お客様のメリットを伝える」「スターの活動を共有する」という内容を説明している。
9枚中4枚目。“bellFaceユーザーガイド「bellGuide」活用責任者向け冊子の見開き。見出し「標準化する」。イラストを多く交えながら、「メンバーの商談を確認する」「メンバーの商談をフィードバックする」「商談の勝ちパターンを型化する」という内容を説明している。
9枚中5枚目。“bellFaceユーザーガイド「bellGuide」ユーザー向け冊子の表紙。オレンジの背景に、オンライン商談をする女性のイラストが掲載されている。
9枚中6枚目。“bellFaceユーザーガイド「bellGuide」ユーザー向け冊子の見開き。見出し「アポを取る」。イラストを多く交えながら、「お客様のメリットを理解する」「お客様に説明する」「前日にフォローメールを送る」という内容を説明している。
9枚中7枚目。“bellFaceユーザーガイド「bellGuide」ユーザー向け冊子の見開き。見出し「接続する」。イラストを多く交えながら、「電話を使って1対1で接続する」「複数のお客様とネットで接続する」「ご挨拶とアイスブレイクへ」という内容を説明している。
9枚中8枚目。“bellFaceユーザーガイド「bellGuide」ユーザー向け冊子の見開き。多く寄せられる質問とその回答を一覧にした内容が掲載されている。
9枚中9枚目。“ガイドの冊子とともに届けられる手書きの挨拶状。コーポレートカラーを使用したデザインになっている。

プロジェクトの背景

これまでウェブサイトや営業資料等などに掲載していたさまざまなTIPSを、システム導入から利用まで体系的に理解できるユーザーガイドとして冊子で展開することを検討していたベルフェイス。本件ではオンライン営業システム「bellFace」を使いこなせるようになるだけでなく、自身のスキルアップにつながることを“体感”できる表現について模索しました。

問題解決までのアプローチ

はじめに、既存の営業資料やスライド資料を読み込み、サービスフローの全体像を捉えて構造化しました。オンライン営業というサービスの特性上、「マネージャー/監督者」と「実際に現場でシステムを使用するユーザー」ではやるべきこと、考える視点は当然異なります。それらを明確に伝えるため、それぞれの立場からシステムを把握できる2種類の冊子を制作することにしました。

エクセルのスクリーンショット: ユーザー/管理者各ターゲットごとのユーザーシナリオ

セミナーや営業資料などさまざまなソースから情報を収集し、ユーザー/管理者各ターゲットごとのユーザーシナリオに合わせてコンテンツを設計した。

プロトタイプ制作段階では、冊子を手に取るという体験とデザイン自体に感じる親しみやすさ、愛着とのバランスを考慮しながら、“感情の動き”について多方向から検証。 デザイン提案の際はイメージがしやすいよう、冊子、手紙、封筒など多様なバリエーションをもって提示し、制作データの他に実際に手に取って組み合わせを楽しみながら選べる実寸サンプルをお送りしました。

写真:ユーザーガイドのプロトタイプ(1)
写真:ユーザーガイドのプロトタイプ(2)

完成度の高い具体的なデザインを提示することで認識がズレることなく細部まで共有できる。

本冊子は直感的な理解に結びつく表現を意識し、イラストレーションを効果的に使用しました。システムに初めて触れる新規顧客に対するユーザビリティ向上のみを目指すのではなく、サービスに対する愛着度の向上も目指し、親近感のあるカジュアルなデザインで展開。アナログなコミュニケーションならではの“手にした時の温度感”には特にこだわり、体験を通して「ベルフェイス」という企業に温かい印象を感じてもらえるよう制作しました。

写真:冊子や封筒のセット

手書きの挨拶状も同梱。受け手との距離感や、冊子や封筒がセットになった際のバランスを考えてデザインした。

クリエイティブのポイント

プロジェクトの初期段階でコミュニケーションとプロダクトの最適解を提案

新たなオフラインコミュニケーション施策であったため、コンテンツ精査や緻密なスケジュール管理等、スムーズなプロジェクト進行のための工夫を心がけました。冊子の構成については「アポを取る/接続する/商談する……」とユーザーの業務フローに沿った明快な切り口にすることで、解像度の高いクリエイティブをプロジェクト初期から提案しています。

写真:アイコン化されたイラスト

業務フローを「直感的に」伝えるイラスト

紙面ではわかりやすさ、伝わりやすさを第一に、明快かつ親近感あるイラストで表現。言葉だけではイメージしづらい項目も、アイコン化されたイラストを見ることで理解に繋がるようデザインしています。

画像

ベルフェイス社のコーポレートカラーを基調にしたダイナミックなカラーリング。

写真:ユーザーガイド(1)
写真:ユーザーガイド(2)

サイズ・判型も内容の理解のしやすさを考慮して最適化(B5・横位置)。


写真:ユーザーガイド(3)

2冊を「包む」パッケージを提案。手にしたときのインパクトにもこだわりを感じられるよう工夫した。

[ プロジェクト概要 ]

クライアント名 ベルフェイス株式会社 様
公開日/発行日 2020/07

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